hrpt+次男達次男や三男をピート、ピーティと呼び出して幾月か経った頃ハリーに「ピート、ピート」ってめちゃめちゃに呼ばれてよしよしされてる長男
「あのね、はりー。それはもう僕じゃないよ」
と咎めてみるも
「俺にとってはずっと可愛いピートだよ」
って項にキスを落とされては何も言えなくなる長男
次男が見ているのに気づいているけど、あえて長男を「ピート」って可愛がってる
「僕も兄さんのことピートって呼びたい」
ってその夜、拗ねてみせるのに
「何言ってるの」
って笑われて「早く寝なさい、ピート」なんて頭を優しく撫でられるものだからそれ以上言えなくて机に突っ伏してしまう次男

「ぴーと」って普通に呼んでるだけなのに「それで僕を呼ばないで」ってとばっちり受けるでいんはりーもいる

ショーン秘話　これは、復讐ではない。言うなれば、自殺だ。
　死者の迷宮、その案内人の数歩前でショーンは心の中で呟いた。あの日、彼の全てを奪った死者の迷宮は、未だに冒険者たちを飲み込んだままそこに鎮座している。
　…仲間が心臓を穿たれ、アンデッドにさせられたあの日。ショーンは傷つき倒れ、一瞬にして肉が腐っていく仲間を背に、本能的にその場から駆け出した。幸いして、いや不幸だったか、彼は癒し手であった。敵から逃げ延びるには、十分の距離を保っていたのだ。
　彼は仲間を見捨てようだとか、自分だけが助かろうと思っただとか、そんな理性的な考えを持っていたわけではない。ただただ、死の恐怖から逃げ果せたのだ。足を動かす間、なにも見えなかったしなにも聞こえなかった。ただ感じるのは、迫ってくる死の恐怖のみであった。