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    R-15

    sheep_lumei

    DOODLE狭い場所に二人で入っているサン星で、サンポがちょっと勃っちゃったりしてる話 ⚠️R-15くらいの描写というか、サンポが煩悩に悩まされているのでね……
    以前相互さんに差し入れしたものです~
    台詞と展開の原案:もさん(@ momori0055) おまけIF部分は私の捏造
    不可抗力「おや、あれは」

    鉱区の外れを歩いていた時、前方に見つけた後ろ姿にもしやと思ったサンポが声をかけると、見間違える筈もない灰色の髪をした少女は紛れもなく星本人であった。

    「星さん? こんな所で何を……」
    「っ!?」

    別に足音を消していた訳でもないというのに、サンポが近付く気配に気付いていなかったらしい星は大袈裟なくらいに肩を跳ねさせる。その拍子に星の足が傍にあった木箱にあたり、誰かが捨てたらしいコーラの空き缶がカーン! と落ちた。

    「!?」
    「おい、誰かいるのか!?」

    「来て!」

    まずい、と星が蒼褪めてサンポの腕を掴む。なるほど何かに集中しているとは思っていたが、張り込み中だったのか。それは些か申し訳ない事をした、とサンポがわざとらしく眉を下げた事にすら気付かないまま星は駆け出す。角を曲がった所でドンッと突き飛ばされた事に抗議する暇もなく、気付けばぎゅうぎゅうと押し込まれたサンポは星の下敷きになる形で狭いゴミ箱の中に入っていた。
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