ごめん、セリヌンティウスが待ってるから「退席ゲームぅ？」

　春宮の眉がひそめられ、盛大にしわが刻まれる放課後。
　本日は晴天なり、嘘だ。もう暦は三月になったにもかかわらずいまだに冬の寒さはどこにも去ってくれてはおらず、午後から雪の予報が出ている始末である。霙も振って足場も悪い。帰りのHRには担任から今日は用事が特になければ部活も基本的には休み、なるべく早く帰るようにとお達しが出たほどである。

　春休みに入る前に行われる校内ライブで披露する楽曲は調整もおおむね済み、後はもう詰めるのみの段階まで来ているが、今日は伊佐がmixしてきた音源の確認日だった。歌うのがメインではなくおもに音源に口出しする日ではあるが、これはこれで重要な役割がある。事前に動画で宣伝しておけばおくほど、当日の集客率も伸びるというものだ。

《reaching for another》by kusemono（Glitchgoat）第一第二章织哥
第一章
一切尘埃落定之后，哥哥跟大哥提出的请求不是工作，而是安眠药。
哥知道真相之后一直没能好好睡觉，黑眼圈更重了，大哥就说你确定不让我打你一顿效果会更好吗？哥就跟他说想要安眠药，自己实在是太难受了，根本睡不着，然后大哥就给他弄来了一些黑市上的药。哥哥的奖金已经没了，他没有钱。大哥就说我虽然不是搞慈善的，但是我也不是无情的人，你先吃药吧，之后我们再来制定还款计划。说以后如果有什么工作上的需求就叫哥来做。
每天哥都来找他拿药，大哥不敢一次性给太多，每次只给一次的用量，就怕哥哥想不开自杀，大哥看到哥哥那样其实还挺自责的。
某天哥哥过来拿药，大哥就给他安排了工作，就是把一些文件送出去。大哥看他面色铁青，觉得他可能没有好好吃东西，但是黑眼圈消下去了一些，睡眠可能好了，大哥就给他一点零花钱“拿去买东西吃”。（感觉已经成为糖爹了呢）