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    life

    しんどうゆか

    DONEチェリまほ95話を読んで、夏歌ベストみたいなのを聴いてたら、子供の頃に横須賀の海で、くろあだ出会ってないかなって妄想が走り出したので書いてみました。しんどう(作者)の妄想多分なことを留意の上お読みください。黒沢視点のお話です。イメソンは「secret base〜君がくれたもの〜」とか「LIFE」といったザ・夏歌です。海はいいですね(豊田先生の受け売りですみません)。
    運命という名の魔法 子供の頃、俺は家族と一緒に、地元・横須賀の海へよく出かけて行った。
     ある年の夏に、その海で出会った、黒髪で色白の、憂いを含んだ表情がやけに印象的な男の子のことを、今でもよく覚えている。

     横須賀の港は軍港として有名だから、観光客もたくさん来ていた。その中で、その子は周りの様子を気にすることもなく、食い入るように、ただ海の方を見つめていた。
     邪魔をしてはいけないと思ったけれど、俺はどうしても、彼と話をしてみたいと思った。それで俺は、意を決して彼に話しかけた。
    「軍艦、好きなの?」
    「えっ……? あ……うん。好きだよ。カッコいいからな。……お前も好きなの?」
     突然話しかけられたことに、戸惑いを隠せないようだったけれど、彼は俺の質問に答えてくれた。おまけに彼は、俺に質問をしてくれた。だから俺は「うん、好きだよ」と返事をした。彼は何処となく照れ臭そうにして「そうなんだ」と返した。
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    oxh16439848

    DONE無配として書きましたが、本とは全く関係のない話です。リヴァハンラップ楽しい。
    書いてる本人もちょっとよく分からない内容なので、読まれた方はもっと分からないと思います。
    リヴァハン幸せそうねと、ぼんやり思って貰えたら嬉しい。



    ※NO MUSIC LIFEの人間が書いているので、専門用語などあっているとは限りません。
    【ラッパーとして成功したリヴァイがマーレドームに中学からの幼馴染であるハンジさんを招待する話】





    「えっ、辞める? どうしてさ?!」
    「将来の事を考えて。ここら辺が潮時だ」
    「だ、だって! スカウトが来たって喜んでたじゃないか」
    「所詮弱小レーベルだ。それだけで食っていけるとは思えねえ。いつまでもラップなんてやってらんねえよ」
    「そんな……だって……」

     いつもは饒舌に回るハンジの口が、ハクハクと虚しい開閉を繰り返す。上手く言葉が出てこないのは、リヴァイの言う事もよく分かるからだ。
     大学四年ともなれば、周りは就職活動に勤しむ学生ばかり。やれ内定を貰っただの、これで何十社めの不採用だのと悲喜交々の会話が成される中で、リヴァイが将来を不安に思っても仕方がない。

    「で、でもさ。何方も並行して頑張れば良いんじゃない? 就職活動と、……ラップ。ずっと頑張ってきたじゃないか。リヴァイには才能があるんだから」
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