Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    夜光

    gerkej1006_cp

    DONE八月お題「貝殻」で参加させていただきます。
    夏だ海だ連隊戦だ!夜光貝だ!からの夜光貝と言えば螺鈿細工の材料の一つという連想の元書かせていただきました。調べたら製作キットマジであるらしい。ちょっと欲sゲフンゲフン。
    螺鈿 夏の連隊戦が行われている真っただ中、本丸総出で夜光貝集めに駆り出されていた為に中々二振りで過ごす時間が取れずにいた。だが、本日ようやくお互いの出陣予定がなくゆっくり過ごせる時間が取れた。いつも以上に浮かれた気分で大般若の部屋を訪ねた。
    「大般若、はいっても?」
    「構わないさ。あぁ、でも少し待ってもらえるかな。」
     そう言って部屋に迎え入れてくれた大般若の手にはキラリと光る見慣れぬものがあった。
    「それは?」
    「あぁ、これかい?美しいだろう。万屋街で見つけてね、口説き落として迎え入れたんだ。中々に骨が折れたよ。」
     ほら、と見せてくれたのはフクロウの親子を模した螺鈿細工のブローチであった。キラキラと光を反射して輝くそれは確かに美しいもので大般若が気に入るのも良く分かる。愛おしそうな目で「また後でな。」とブローチを箱に仕舞う姿に何故だか胸がもやもやとしたものに覆われる感覚を覚えた。無意識にしかめっ面をしていたのか大般若に眉間を指で押さえられた。
    2411

    Nekohige1205

    DONEホクロに嫉妬する夜光。やこしんのスケベです!夜光が遅くまでかかった仕事を終わらせ、帰宅すると真珠が夕食を作って待っていてくれた。おかえりと笑顔で迎えてくれる真珠を見るたび、社会に揉まれ疲れ切った夜光は同棲の実感がわき、癒されるのだ。

    「そういえば、夜光知ってた?俺さ、耳の後ろにホクロあるんだって」
    「右耳の後ろだろ、なんで?」
    「知ってたの!?いや、今日ね。スターレスでホクロ探し大会してさー……」

    真珠が作ってくれた夕食を口に運びながら真珠の話に耳を傾ける。夜光が遅い時には先に食べるように言っているため、真珠はもう食べた後だ。何を変な遊びをしているのか。夜光は真珠が話している間に食べ終わり手を合わせる。

    「ごちそうさまでした」
    「あ、片付けはおれがするよ。えっと、夜光はお風呂に入ってきたら?」

    少し顔を赤くしながら真珠はそういった。あぁ、なるほど。真珠なりの誘いなのだろう。耳元で「じゃあ、ベッドで待ってろよ」といえば真珠は慌てて耳を押さえて口をパクパクとさせた。


    自分の熱を真珠から抜くと、真珠は先程までの熱をどうにか逃そうと呼吸をした。夜光も息を整えながら前回したときに痕をつけた箇所をなぞると、まだ快感を拾う真珠の体 1905