芹
Kikitaro
TRAINING悪霊に取り憑かれた霊が一時的に両性化(かなり男性寄)、恋心無自覚芹沢さんに除霊してもらう話。だめな方はご注意下さい。
お互い恋愛的な気持ちは(まだ)ない、ご都合主義です。前半緩め、後半は下品になりそう。練習なのもあってセリフ多いです、、 5316
ユキ❄
MEMO◤ 𝐂𝐚𝐥𝐥 𝐨𝐟 𝐂𝐭𝐡𝐮𝐥𝐡𝐮 𝟔𝐭𝐡 ◢月と羊
▍𝐊𝐏𝐂/𝐊𝐏
▸ Selah Artemis / 芹さん
▍𝐏𝐂/𝐏𝐋
▸ Leliel・L・Albion / ユキ
2024/2/9 ▷▶︎▷ 両生還
さとう
DOODLE某劇団の舞台が好きすぎて話をなぞっただけの芹霊パロです。芹霊は付き合っています。
特にハッピーな感じのラストではありません。
間違っちゃったり、気づくのが遅いけど、そこからきっとどうにかできる可能性のある芹沢という男が好きなんだなと描いて思いました。
話はかなり省略したダイジェストになってます。 19
mp111555
MENU12/17発行の芹霊新刊の一話目になります。通販は👇
https://ecs.toranoana.jp/joshi/ec/item/040031123679
ふつうの生活 一話目 1
依頼人の女性は、芹沢が持ってきたお茶に手をつけようとはしなかった。
霊とか相談所に来る相談は霊幻が数年前にテレビ出演で起こした騒動を経てから、七割は肉体的な不調によるもので、三割は本物の心霊相談になっていた。
今回の相談は三割のうちに入るものだと、霊幻は感じていた。根拠はないが、この仕事を長くやっているので大体当たる。
湯呑みからは淹れたばかりのお茶の湯気が浮かび上がる。女性の膝の上に揃えられた手に皺は少なく、ベージュに塗られた爪はきれいに整えられている。落ち着いた焦茶の髪色と地味な化粧に、パンツスーツ姿が、女性の周りに流されない意思の強さと有能さを教えていた。
先に書いてもらったアンケート用紙には名前と電話番号、自由記入欄に年齢と職業と住所、そして相談事があるが、彼女——宝城まり子はすべてを埋めていた。四十三歳、金融業。住所は調味市内になっている。相談事は霊障に丸がついていた。
9031依頼人の女性は、芹沢が持ってきたお茶に手をつけようとはしなかった。
霊とか相談所に来る相談は霊幻が数年前にテレビ出演で起こした騒動を経てから、七割は肉体的な不調によるもので、三割は本物の心霊相談になっていた。
今回の相談は三割のうちに入るものだと、霊幻は感じていた。根拠はないが、この仕事を長くやっているので大体当たる。
湯呑みからは淹れたばかりのお茶の湯気が浮かび上がる。女性の膝の上に揃えられた手に皺は少なく、ベージュに塗られた爪はきれいに整えられている。落ち着いた焦茶の髪色と地味な化粧に、パンツスーツ姿が、女性の周りに流されない意思の強さと有能さを教えていた。
先に書いてもらったアンケート用紙には名前と電話番号、自由記入欄に年齢と職業と住所、そして相談事があるが、彼女——宝城まり子はすべてを埋めていた。四十三歳、金融業。住所は調味市内になっている。相談事は霊障に丸がついていた。
bumilesson
DONE12/17のイベントで無配にした8番出口はエク霊バージョンでしたが今回は芹霊バージョンで。全年齢です。8番出口(芹霊バージョン)※こちらの無配は今話題のゲーム『8番出口』を元にしています。未クリアの方はご注意ください。
(ネタばれを大幅に含みます)
※こちらは芹霊バージョンです
「何だここは…」
目が覚めたら地下鉄の構内のような通路に居た。携帯を取り出しても圏外。出口、の案内に従って歩いてみるがまた元の場所に戻ってくる。モブも捕まらない。一体ここはどこで俺は何故こんな不可解な場所に居るのか理解出来なかった。2回同じ出口から戻ってきたところでようやくこの看板に気付く。
『異変を見逃さないこと』
『異変を感じたら、すぐに引き返すこと』
『異変が見つからなかったら、引き返さないこと』
『8番出口から外に出ること』
つまり俺は無限ループのような地下回廊に閉じ込められたらしい。異変に気付かないまま出口に向かっていたが実際は同じ場所に引き戻されていただけだった。ここを出るには通路の異変に気付くしかない。ここには誰もいない。
3801(ネタばれを大幅に含みます)
※こちらは芹霊バージョンです
「何だここは…」
目が覚めたら地下鉄の構内のような通路に居た。携帯を取り出しても圏外。出口、の案内に従って歩いてみるがまた元の場所に戻ってくる。モブも捕まらない。一体ここはどこで俺は何故こんな不可解な場所に居るのか理解出来なかった。2回同じ出口から戻ってきたところでようやくこの看板に気付く。
『異変を見逃さないこと』
『異変を感じたら、すぐに引き返すこと』
『異変が見つからなかったら、引き返さないこと』
『8番出口から外に出ること』
つまり俺は無限ループのような地下回廊に閉じ込められたらしい。異変に気付かないまま出口に向かっていたが実際は同じ場所に引き戻されていただけだった。ここを出るには通路の異変に気付くしかない。ここには誰もいない。