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    まーる

    しゃけ

    DONEまぁ………多方面から怒られる小説、はっじまーるよー

    注意!!!
    これは作者の妄想・幻覚・捏造・性癖が大量に詰まった二次創作小説です!色んなところの方々のシリーズや設定を使い、自分勝手に捏造し、語彙力が無いアホが描いた幼稚な小説です!
    忠告はしましたからね?それではいってらっしゃい。
    シックザール 第一章 第一話「日常」「あ。」
    読んでいるミステリー小説の展開にも飽きてふと窓の方を見ると、毛並みの綺麗な黒目の狼が野うさぎを捕らえていた。急所の首を捕らえられたのか、野うさぎはぴくりとも動かなかった。狼は僕の視線に気が付いたのか此方を見た。目が合うと黒曜石のような瞳を少し見開き、そのまま走り去っていった。良いな。僕にはあんな風に走ってみたい。それが出来ないこの体を何度も恨んで憎んで、、、もう今では諦めた。
    「坊っちゃん。紅茶です。、、、何か見えましたか?」
    「狼が、うさぎを捕まえてた。」
    「左様ですか。」
    僕の執事である爺やはそれ以上何も言わずに退出した。そして僕は窓から視線を離して手元にある本にまた集中を始める。一応僕の事を言っておこう。僕の名前は桃瀬××。父さんが軍の最高位に属する人だから結構凄い家柄の一人息子。そんな凄い父さんを持つ僕だけど僕は父さんどころか母さんの姿すら一度も見た事が無い。一番幼い記憶がある時にはもう既にベッドの上だった。爺やは二人とも忙しいからって言ってるけど本当かどうか確かめる事も出来ない。
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