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    ニュアンス

    ナナシ/ムメイ

    DOODLEアイサガコラボストーリー軸。竜馬達が合流してからの三ヶ月間に竜馬とカーズくんがどうして師弟関係になったか妄想。
    ゲッター組はチェンゲ名義ではあれど全体的に漫画版や東映版のニュアンスが強いと感じたので三つともある程度意識して、こういう感じで描きたかったんじゃないかと埋めています。
    ゲッターコラボ前にこの手の話やってたかもしれないんだけど……。そしたら変えるね……。
    ■ Point of No Return「師匠!」
    「誰が師匠だ!」

    ゲッター線とインベーダーに纏わる異世界からの来訪者を迎えたプロヴァーブ艦内ではここ最近、こんなやり取りが響くようになった。
    ガンガンとまで聞こえてきそうな乱暴な音を立て足早に歩く男の眼光は鋭い。ボロボロのコートに赤い襟巻き、どこか気を立たせた野生動物のような気配がする男。戦場で避けられない残酷な命の選択を躊躇無く行いながら、その痛みまで怒りに変えて戦い続けるような戦士――流竜馬。
    オーストラリアでのインベーダーの一件から、その男を心身ともに強靭な戦士であると見込んでいっそ無邪気にも協力を頼んだ青年がその後ろを追い掛けていた。
    竜馬よりは幾分歳下の様子の、ツンツンと立たせた髪と赤いバンダナが印象的な姿。砂漠のカラッとした、その実燃えるような熱さを含む太陽を思い出させる青年。カーズである。
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    おはつ箱

    DONE土佐組現パロ。
    年齢操作。名前や呼び方余り変えてないです。距離感バグってる土佐組ですが、腐向けではないです。土佐弁はニュアンスで。
    自身が働いていたガソリンスタンドでの記憶を使っている為情報が古いですが、寛大な心でお読み下さいませ…。
    (作中に出てくる恒例行事は実際に行っていた楽しい思い出だったので、3人に体験してもらいました!)(本当に豚汁の屋台があったんですよ!)
    変わらない日々を12月31日
    今年最後の営業日、店は混雑していた。
    毎度の事ながら、どうして皆ギリギリになってまで車を洗うのか?と、肥前は朝からひっきりなしの洗車依頼にウンザリしていた。
    手洗い洗車の他に機械で洗うドライブスルー洗車もあるが、そちらも大行列だ。
    冬休みと言う事もあり、社員・バイトもほぼ総動員で給油、洗車、整備等を捌いている状況だし、陸奥守は朝からピットに入りっぱなしで殆ど顔を見ていない気がする。店長の南海はレジに入ったり備品や洗車機械の洗剤補充、地下タンクの残量を気にしたりと色々な雑務を抱えて忙しそうだった。
    (あ〜…腹減った…寒いし手は荒れるし…
    早く帰りてぇ…)
    ハッキリ言って肥前は疲れていた。いや、肥前だけではない、何故だかガソリンスタンドは12月が忙しく、25日を過ぎると更に忙しい為皆疲れ切っていた。
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