ミズキ
Souko_KYOM
MOURNINGBLUEさん作『不思議の世界の冒険譚』シリーズの三次創作、ファンアートまとめ10です。3月はミズキさん月間ってことで(ミズキさん月間???)毎日一枚描きました。元作品URL(https://www.pixiv.net/novel/series/1411362) 32
Souko_KYOM
MOURNINGBLUEさん作『不思議の世界の冒険譚』シリーズの三次創作、ファンアートのまとめ9ですなんか他の人も描いてたのにミズキさんばっかりになってしまったから開き直ってミズキさんばかり詰めた
元作品URL(https://www.pixiv.net/novel/series/1411362) 13
jil85045373
MEMOめんたいこのお礼に書いたみずきゅです。山を追われ、人間社会の6畳1間の安アパートで暮らしています。現代で生活してるみずきゅ(蛟九)神々の住まう美しき御山。
そう呼ばれたのも今は昔の話。
人間たちの森林開発により山は削られ、多くの神々や妖怪たちが住処を奪われ、その姿を隠してしまった。
それは、山で悠々自適に暮らしてきた「九尾の狐」たる俺も同じ。
あの日、山の主として人間たちに怒り狂う「蛟」を無理やり背負って山を下り、今では人間に化けて六畳一間の安アパートで暮らしているのであった。
「つっかれた」
玄関の扉を閉めた瞬間、俺はスーツを弛めて抑えていた尾と耳を出す。
人間の今の服は窮屈で仕方がない。まったく、なんだってこんな西洋かぶれの格好をしなくてはいけないのか。
冷蔵庫からビール瓶を取り出し、牙で王冠を食い千切るとそのまま一気に煽る。
労働に疲弊した体に、人間用の淡い酒精が染み渡る。すぐに飲み干してしまった瓶を放り、次の瓶を取り出した。
2568そう呼ばれたのも今は昔の話。
人間たちの森林開発により山は削られ、多くの神々や妖怪たちが住処を奪われ、その姿を隠してしまった。
それは、山で悠々自適に暮らしてきた「九尾の狐」たる俺も同じ。
あの日、山の主として人間たちに怒り狂う「蛟」を無理やり背負って山を下り、今では人間に化けて六畳一間の安アパートで暮らしているのであった。
「つっかれた」
玄関の扉を閉めた瞬間、俺はスーツを弛めて抑えていた尾と耳を出す。
人間の今の服は窮屈で仕方がない。まったく、なんだってこんな西洋かぶれの格好をしなくてはいけないのか。
冷蔵庫からビール瓶を取り出し、牙で王冠を食い千切るとそのまま一気に煽る。
労働に疲弊した体に、人間用の淡い酒精が染み渡る。すぐに飲み干してしまった瓶を放り、次の瓶を取り出した。
jil85045373
MEMOみずきゅヤクザのフォロワーに、スケブのお礼に書いたものです。今更冬眠ネタ……です。
なんか、
春は「山笑う」
夏は「山滴る」
秋は「山装う」
冬は「山眠る」
と言うらしくて、綺麗だなと思って使いました。
山眠り、笑うまで(蛟九)九尾は霜を踏み鳴らしながら、眠りはじめた山の頂に向かっていた。
少し早い粉雪が肩にかかるのを払い、白い息を吐きながら、九尾はひたすらに足を進める。
ザクリザクリと地面を踏みしめながら、人の手が入っていない木立の間を縫って行けば、やがて冷たく翠色に澄んだ、山頂の火口湖が見えた。
その湖の中央に、美しい男が浮いていた。
その光景はまるでひとつの切り取られた芸術品のようでもあった。
男は目を閉じ、眠っているようでも死んでいるようでもあった。
否、腰から下に伸びる鱗なければ、死人にしか見えなかったであろう。
「蛟」
そう呼びかけると、男はゆっくりと瞼を開き、顔を倒してその翡翠の目に九尾を映した。
その口元が綻んだかと思うと、湖が小波を起こし、男の体がふわりと宙に舞う。
1482少し早い粉雪が肩にかかるのを払い、白い息を吐きながら、九尾はひたすらに足を進める。
ザクリザクリと地面を踏みしめながら、人の手が入っていない木立の間を縫って行けば、やがて冷たく翠色に澄んだ、山頂の火口湖が見えた。
その湖の中央に、美しい男が浮いていた。
その光景はまるでひとつの切り取られた芸術品のようでもあった。
男は目を閉じ、眠っているようでも死んでいるようでもあった。
否、腰から下に伸びる鱗なければ、死人にしか見えなかったであろう。
「蛟」
そう呼びかけると、男はゆっくりと瞼を開き、顔を倒してその翡翠の目に九尾を映した。
その口元が綻んだかと思うと、湖が小波を起こし、男の体がふわりと宙に舞う。
逢河 奏
DONE過去妄想第二弾。千束がミズキを喫茶リコリコ一緒にやろ!って口説く話です。千束視点。ミズ←ちさ、な感じ。ミズちさはいいぞ!※千束13歳、ミズキ23歳くらいの妄想設定でお送りしております。(リコリコ何年やってるかは本編で出てなかったよね……?) 3322
逢河 奏
DONEもう過去話は妄想するしかないと思いました。DA情報部時代のミズキと、電波塔の英雄になった後の千束が初めて出会う話。ミズキ視点。19歳と9歳くらいのイメージです。10歳差、良い。ミズちさ、如何ですか……?
【リコリコ】ミズキが千束に出会う話 あの子に初めて会ったのは、冬の終わりのやたら寒い日だった。
いつもの如く馬車馬のように扱き使われ、疲れ果てていた。寮に戻るのも怠いし、手近なところで休憩したい、と思い、秘密の場所に体を潜り込ませる。どことも説明し難いのだが、部屋と部屋の間のデッドスペースで、機器の排熱のおかげか、廊下なのにその狭い空間は温かいのだ。滅多に人の通らない奥まった場所なので、冬場のいいサボり場となっていた。
しゃがんで壁に寄り掛かり、目を閉じて落ち着いていると、不意に。
「おねーさん大丈夫?」
幼く、少しばかり舌っ足らずな少女の声がすぐ傍でして跳び上がった。情報部の区画で聞いていい声ではなかったから。
「な、なんでこんなとこに!?」
2942いつもの如く馬車馬のように扱き使われ、疲れ果てていた。寮に戻るのも怠いし、手近なところで休憩したい、と思い、秘密の場所に体を潜り込ませる。どことも説明し難いのだが、部屋と部屋の間のデッドスペースで、機器の排熱のおかげか、廊下なのにその狭い空間は温かいのだ。滅多に人の通らない奥まった場所なので、冬場のいいサボり場となっていた。
しゃがんで壁に寄り掛かり、目を閉じて落ち着いていると、不意に。
「おねーさん大丈夫?」
幼く、少しばかり舌っ足らずな少女の声がすぐ傍でして跳び上がった。情報部の区画で聞いていい声ではなかったから。
「な、なんでこんなとこに!?」
akvobirdoj1142
DOODLEドクターの好きなとこ16:職場にスフィンクス像あるとこどれだけこの要素を擦るのかと思われるだろうが、私は研究所にスフィンクス像のあることを一生妄想し続けていきたいと思います
木像ぽいよね!ギザの大スフィンクスは発注した時には埋もれているので想像で彫ってもらったんだろうな〜
デスクに座ると目の前にドーンと鎮座まします、王宮の守り神たるスフィンクス
一青窈のハナミズキの歌詞みたいな気持ちになる…