選挙
ハラミ
PROGRESSやっぱりちぇんそまん面白い!!!脊髄剣の元ネタはてらふぉ??胸糞要素が多いのにそれを上回る爽快感疾走感。コマワリもただの四角ばかりなのに画面構成が上手すぎる。 文章を書くのが好きだから一人で喋るラジオも向いているかもしれない。一人でかりむ名場面総選挙しようかな。やめろ。 ヨナ難しすぎるから描きなおしだ。okome_ou
DONE「今日死ぬのは惜しい!」A5/28ページ/400円 /Web再録加筆修正
7/23ファウネロオンリー内 東2ホール チ29a 「49夜」にて頒布予定の新刊サンプルです。
※ネロファウオンリー内東2ホールテ12a「群青の時間窓」様にも委託予定です。
左右不定/カプか不明/明確なカプ描写もないので、ファウネロでもネロファウでもカプなしでもリバでもお好きにお楽しみ下さい!選挙割もあるよ 10
naomy85412
PAST総選挙トップ上位2名にだけに許される…主人公ぱふムニュ(^ u ^)💕💨笑Iku-nyu vampire❤笑
リアルに出てるぬいちゃん達かわいくてちょうどフィットサイズだよなあと…😙💕
今年のランキングも楽しみ☺❤
錦桂すず
DONE幻水総選挙お題小説です。キャロ3人分続きます
その3:ナナミ
3人それぞれの立場から見た関係性が伝わるといいなと思います。
お題はこれで最後ですがおまけがもう1つ続きます
そういえば:ナナミ「そういえば今日誕生日だったね!」
珍しくシュウさんが呼びにきたので何かと思えばわたし達の誕生日をすっかり忘れてるなんて!お祭り大好きなナナミちゃんとしては大失態だ。
私たちの誕生日、それは私たちが『誕生日』を知った日。一緒に過ごす2日間が始まった日。
あの日以来毎年私たちはお互いにお祝いをした。豪華なご飯があったわけではないけど自分たちでできる精一杯の遊びをして楽しんだ。二人が軍に入ってからもこの日だけは何かと理由をつけて帰ってきてくれてた。そんな日だ。
「わーすごい!!!」
執務室の中にはいつもより豪華なご飯とフルーツなどのデザートが綺麗に盛られていた。
「これ3人で食べるの?」
「ハイ・ヨーに何か簡単なものをと言ったら張り切りすぎてしまいまして」
986珍しくシュウさんが呼びにきたので何かと思えばわたし達の誕生日をすっかり忘れてるなんて!お祭り大好きなナナミちゃんとしては大失態だ。
私たちの誕生日、それは私たちが『誕生日』を知った日。一緒に過ごす2日間が始まった日。
あの日以来毎年私たちはお互いにお祝いをした。豪華なご飯があったわけではないけど自分たちでできる精一杯の遊びをして楽しんだ。二人が軍に入ってからもこの日だけは何かと理由をつけて帰ってきてくれてた。そんな日だ。
「わーすごい!!!」
執務室の中にはいつもより豪華なご飯とフルーツなどのデザートが綺麗に盛られていた。
「これ3人で食べるの?」
「ハイ・ヨーに何か簡単なものをと言ったら張り切りすぎてしまいまして」
錦桂すず
DONE幻水総選挙お題小説です。キャロ3人分続きます
その2:ジョウイ
そういえば:ジョウイ「そういえば明日お誕生日ではないですか?」
軍部の会議が終わったあと、クルガンが声をかけてきた。慌ただしさですっかり日にちの感覚がなくなっていたぼくはキョトンとした顔をしていたと思う。その様子見て一瞬間違ったかと思ったクルガンもじわりと日にちの感覚が戻るぼくの顔を見て間違ってなかったことを確信したようだ。その横ではシードが「お、そうなんですか」と言ってニヤリと笑っている。
「ごめん、すっかり日にちの感覚がなくて」
日にちがわからなくなるほど脇目も振らず突き進んできたのかと思うと己のことながら少し呆れてしまう。そしてそんなに時が経ったのかとも。明日がぼくの誕生日ということは今日は彼らの誕生日だ。
初めて誕生日の話をした日、きょとんとした彼らの顔を見て正直しまったと思った。家庭環境が大きく違う彼らを傷つけるようなことはすまいと心に決めていたはずなのに。しかし予想に反して返ってきた声は明るいものだった。「なら誕生日を知った今日を私たちの誕生ににしようよ!ね!」そのナナミの一言でぼくの失敗は記念日に変わった。ナナミの前向きな明るさにぼくたちはいつも助けられてきた。
992軍部の会議が終わったあと、クルガンが声をかけてきた。慌ただしさですっかり日にちの感覚がなくなっていたぼくはキョトンとした顔をしていたと思う。その様子見て一瞬間違ったかと思ったクルガンもじわりと日にちの感覚が戻るぼくの顔を見て間違ってなかったことを確信したようだ。その横ではシードが「お、そうなんですか」と言ってニヤリと笑っている。
「ごめん、すっかり日にちの感覚がなくて」
日にちがわからなくなるほど脇目も振らず突き進んできたのかと思うと己のことながら少し呆れてしまう。そしてそんなに時が経ったのかとも。明日がぼくの誕生日ということは今日は彼らの誕生日だ。
初めて誕生日の話をした日、きょとんとした彼らの顔を見て正直しまったと思った。家庭環境が大きく違う彼らを傷つけるようなことはすまいと心に決めていたはずなのに。しかし予想に反して返ってきた声は明るいものだった。「なら誕生日を知った今日を私たちの誕生ににしようよ!ね!」そのナナミの一言でぼくの失敗は記念日に変わった。ナナミの前向きな明るさにぼくたちはいつも助けられてきた。
錦桂すず
DONE幻水総選挙お題小説です。キャロ3人分続きます
その1:2主
そういえば:2主「そういえば、今日ぼくとナナミの誕生日だ」
高く積まれた書類を処理しながら書かれた日付に目を留め呟く。それまで一度も止まることなく動いていたシュウさんの手が初めてピタリと止まった。
「もっと早く言ってくださればよいものを」
「ここ最近バタバタしててすっかり忘れちゃってた。ナナミも話してないみたいだしね」
穏やかに流れていたぼくたちの時間はここ最近はずっと慌ただしいものだった。そしてずっと側にいた、今はずっと遠くにいる友の顔を思い出す。
「ぼくたち誕生日っていうものを知らなかったんだ」
目の前の書類に判を押しながらポツリと呟く。ただの独り言で特に聞いて欲しかったわけではないけどシュウさんの動きが少し緩やかになったのを感じたのでそのまま言葉を続けることにした。
991高く積まれた書類を処理しながら書かれた日付に目を留め呟く。それまで一度も止まることなく動いていたシュウさんの手が初めてピタリと止まった。
「もっと早く言ってくださればよいものを」
「ここ最近バタバタしててすっかり忘れちゃってた。ナナミも話してないみたいだしね」
穏やかに流れていたぼくたちの時間はここ最近はずっと慌ただしいものだった。そしてずっと側にいた、今はずっと遠くにいる友の顔を思い出す。
「ぼくたち誕生日っていうものを知らなかったんだ」
目の前の書類に判を押しながらポツリと呟く。ただの独り言で特に聞いて欲しかったわけではないけどシュウさんの動きが少し緩やかになったのを感じたのでそのまま言葉を続けることにした。
onsen
DONEクラファ仲良しクラファの3人が無人島で遭難する夢を見る話です。
夢オチです(超重要)。
元ネタは中の人ラジオの選挙演説です。
「最終的に食料にされると思った…」「生き延びるのは大切だからな」のやりとりが元ネタのシーンがあります(夢ですが)。なんでも許せる方向けで自己責任でお願いします。
初出 2022/5/6 支部
ひとりぼっちの夢の話と、僕らみんなのほんとの話 --これは、夢の話。
「ねえ、鋭心先輩」
ぼやけた視界に見えるのは、鋭心先輩の赤い髪。もう、手も足も動かない。ここは南の島のはずなのに、多分きっとひどく寒くて、お腹が空いて、赤黒くなった脚が痛い。声だけはしっかり出た。
「なんだ、秀」
ぎゅっと手を握ってくれたけれど、それを握り返すことができない。それができたらきっと、助かる気がするのに。これはもう、助かることのできない世界なんだなとわかった。
鋭心先輩とふたり、無人島にいた。百々人先輩は東京にいる。ふたりで協力して生き延びようと誓った。
俺はこの島に超能力を持ってきた。魚を獲り、木を切り倒し、知識を寄せ合って食べられる植物を集め、雨風を凌げる小屋を建てた。よくわからない海洋生物も食べた。頭部の発熱器官は鍋を温めるのに使えた。俺たちなら当然生き延びられると励ましあった。だけど。
12938「ねえ、鋭心先輩」
ぼやけた視界に見えるのは、鋭心先輩の赤い髪。もう、手も足も動かない。ここは南の島のはずなのに、多分きっとひどく寒くて、お腹が空いて、赤黒くなった脚が痛い。声だけはしっかり出た。
「なんだ、秀」
ぎゅっと手を握ってくれたけれど、それを握り返すことができない。それができたらきっと、助かる気がするのに。これはもう、助かることのできない世界なんだなとわかった。
鋭心先輩とふたり、無人島にいた。百々人先輩は東京にいる。ふたりで協力して生き延びようと誓った。
俺はこの島に超能力を持ってきた。魚を獲り、木を切り倒し、知識を寄せ合って食べられる植物を集め、雨風を凌げる小屋を建てた。よくわからない海洋生物も食べた。頭部の発熱器官は鍋を温めるのに使えた。俺たちなら当然生き延びられると励ましあった。だけど。