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    しのぶ

    yukamaromarron

    MOURNINGNTRもの読みたくて、噂のAIに書いてもらったよ!
    「恋人らしいことさえ何一つ満足にしてあげられないけど。」ってとこまで自分で書いて、あとはAIに書いてもらってたらNTRじゃなくて現代に転生した…!?アオちゃんは男の子になった…
    勝手に村田さん出てきたり、消した文章にはしのぶさん出てきたりしたし、蝶屋敷も把握している模様でAIすごい!
    でも伏線回収とかはできなさそう。一貫性はあんまない。
    AIに書いてもらった伊アオ雨粒が激しく地面を打つ。ざあざあ響く音がこの長屋を分厚く覆って、世界に2人きりでいるように思えた。

    「ちゃんと、あいしてるから、おまえを俺のものにしていいか。」

    そう、つぶやいた伊之助さんの目は追い詰められたように所在なげで、それでいて激しい情熱がチラチラと燻っているように見えた。

    「アオイ…」

    差し出された手のひらが頬を撫で、指先がするりと髪を絡めとる。
    うっとりするような色っぽい仕草で、伊之助さんの顔が近づいた。

    私はずっと、見たこともない愛のことを、ふんわりしていてあたたかい、甘いお菓子のようだと思っていた。
    いま、この身に降り注ごうとしてるものは果たしてそれと同意だろうか?

    「私、人のものですよ?それでも?」
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    いずみのかな

    DONEパトレイバー。健全シリアス。一つの季節の終わりと、次の季節への眼差し。あるいは「友情というのは魂の結び付きである」。キン肉マン流に言い直すと「友情とは魂の結婚である」。
    後藤さんとしのぶさんの話ですが、ごとしのではありません。繰り返しますがごとしのではないので、ご注意ください。
    秋の気配、夏の終わり 入道雲が海の向こうからもこもこと沸いて来て、街を覆い尽くし雨をひとしきり降らせてから、一層の蒸し暑さを残して去っていく日々が続き、朝は蝉、夕方は雷でやかましかった夏も、気付けはもうその後姿を見せるようになっている。
     積乱雲の変わりに鱗雲やいわし雲が空を覆う日が少しずつ多くなり、吹き抜ける風は南から北に変わりつつある。ぎらぎらと輝きながら潮の香りをこれでもかと撒き散らしていた海も心なしか力無く見える、というのは単に見た人の心境の表れでしかないといえるが。
     隊長室の窓からは、草刈に精を出す隊員たちのにぎやかな話し声が聞こえてくる。ここ一週間は出動がかかることもなく、二課全体が落ち着いた雰囲気に包まれていた。牧歌的だねえ、と後藤は煙草をくわえながら思う。しのぶがいないことをいいことに、自席でのんびりと煙草の煙を吐き出しながらぼんやりと天井を見ていると、またうっすらとヤニに染まり始めた天井板が見えて、取り替えてまだ一年経っていないのに、と思わず苦笑してしまった。
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