同棲
momomogumoguta
DONE簓と付き合うことになったけど遠距離タルすぎて秒で同棲を迫りはじめる左馬刻サンの簓左馬です!右利き左利き居合い切り 月明かりが僅かに差し込む薄暗い部屋。クッションが硬めのシングルベッド。効きの悪い暖房のカタカタとした無愛想な音に、隣の男が寝返りを打つ衣擦れ音が交じる。
「簓」
呼びかけてみたものの、返事はない。起きたわけではなさそうだ。
普段から体温低めの男は、くっついても湯たんぽにすらならない。それでも、薄いシーツを被るよりは暖かい。左馬刻は自分よりも薄い身体を背中から抱き込み、襟足に鼻先を埋めた。
もぞり、とわずかに振り返る気配。
「……可愛らしいことするやん」
「起きてんのかよ」
「んや起きた。今何時」
「知らね。五時くれぇ?」
簓の腕がサイドテーブルに伸びると、スマホの明かりが左馬刻の瞳孔を刺した。思わず顔を顰める。
3920「簓」
呼びかけてみたものの、返事はない。起きたわけではなさそうだ。
普段から体温低めの男は、くっついても湯たんぽにすらならない。それでも、薄いシーツを被るよりは暖かい。左馬刻は自分よりも薄い身体を背中から抱き込み、襟足に鼻先を埋めた。
もぞり、とわずかに振り返る気配。
「……可愛らしいことするやん」
「起きてんのかよ」
「んや起きた。今何時」
「知らね。五時くれぇ?」
簓の腕がサイドテーブルに伸びると、スマホの明かりが左馬刻の瞳孔を刺した。思わず顔を顰める。
肴飯のポイ箱
DONEワンドロお題「駆け引き•取り引き」
立ち止まって周りを見たら不安になってしまった1人と、立ち止まった先でずっと待っていた1人の話。
※イズオーバー後同棲設定
すっごい…難産でした…でも楽しかった!
よーいどん すっかりと夜の帳が下りたナックルシティの片隅。夕食もシャワーも終わらせたキバナは、リビングでのんびりと読書をしながら膝に顎を乗せてくるフライゴンの頭を撫でて存分にリラックスモードだった。間接照明によって柔らかい明るさに包まれた部屋の中では、他のポケモン達ものんびりと寛いでおり平和の一言だ。ただ、少し引っかかる事があるとすれば同棲している恋人の様子が変だったこと。仕事から帰って来たと思えば夕飯もそこそこに共有してる書斎に引き篭もってしまった。
まあ、何かに集中したい時には同じような事は度々あった。キバナもたまにやる。ただ、今回は表情がいつもより鬼気迫ったというか焦っていたというか。
「…ふりゃ」
撫でる手が止まっていた事にちょっと不満げな声でフライゴンが拗ねる。それに謝るように撫でる動きを再開すると、満足そうに目を細めて擦り寄ってくる。そんな可愛い姿に、今日は甘えただなぁ。なんて思いながらキバナは読書を続ける。
3171まあ、何かに集中したい時には同じような事は度々あった。キバナもたまにやる。ただ、今回は表情がいつもより鬼気迫ったというか焦っていたというか。
「…ふりゃ」
撫でる手が止まっていた事にちょっと不満げな声でフライゴンが拗ねる。それに謝るように撫でる動きを再開すると、満足そうに目を細めて擦り寄ってくる。そんな可愛い姿に、今日は甘えただなぁ。なんて思いながらキバナは読書を続ける。
あわかさ
DONE同棲してるレイオタ 多分レインくんは成人してます※画像の使用、転載、スクショ、加工、トレス、AI利用&学習禁止。Reproducing all or any part of the contents is prohibited.
haribote_san
DOODLEオンイベ記念のくにちぎその2夏の夜明け前の一幕。多分同棲if。
目が覚めたのはきっと寝苦しさを覚えたせいだった。薄手の掛け布団からタオルケットに、シーツも最近出たばかりの、パッケージに冷感とでかでか書かれたものに替えてはいたが、今日はエアコンをつけずに寝るにはいささか暑い日だったらしい。寝る前にシャワーを浴びたはずの肌は少し汗ばんでいる。タンクトップとパンツを着替えるほどではないけれど、身体は渇きを訴えているので國神はそろりとベッドから抜け出そうとした。
「……朝?」
ベッドの隣から声が聞こえる。起こさないように気をつけたつもりだったが千切も起きてしまったらしい。頭は枕の上にのせたまま國神を見上げる千切の声はまだぼやりとして輪郭が曖昧なようだ。
「すまん、起こしたか」
2284「……朝?」
ベッドの隣から声が聞こえる。起こさないように気をつけたつもりだったが千切も起きてしまったらしい。頭は枕の上にのせたまま國神を見上げる千切の声はまだぼやりとして輪郭が曖昧なようだ。
「すまん、起こしたか」
kaito_sealion
DONEなうろ3日目の展示です。同じく展示のSS(何度~)の2人の同棲後の話
1年記念日に食事の約束をしていたのに仕事が終わらなくて行けなくなった🚬(1年を忘れれていた)とそんな🚬の態度にいつもなら許すのに許せなくて初の大喧嘩をする2人 7
00mori_gohan
DONE2024.3/9〜3/10開催kncgWebオンリー「光も闇もブッ千切る!」用展示漫画です
※少し早いですがkngmくん誕生日漫画です
※同棲設定
※cgrがランジェリー着用しています 苦手な方はご遠慮ください
※ngro前提のroが出てきます
★閲覧用パスワードはピクリエ内お品書きにてご確認願います 3
🐰🐯
DONE【安ピク】現パロ安ピク(ピクてゃ出てないけど)
某2ちゃんの書き込みのパロです。
安原課長の部下なパペくん視点のお話。
安原とピクてゃは同棲してる恋人設定です。
安原課長のお昼ご飯〜喧嘩した次の日編〜僕が配属された部署の課長である安原さんはデキる人だ。
端正な顔立ちだが若干強面で仏頂面の安原さんだが、話してみると意外に軽快な人で部下にも慕われていて、僕達部下からすれば頼れる兄貴分みたいな存在だ。
それに頼もしく人望も厚い上に仕事が出来る人でもある。僕の先輩に当たる人によると安原さんが配属された後業績がうんと上がったという噂もある。
要は安原さんは僕達部下にとって憧れの存在でもあった。
そんな安原さんだが、今日の安原さんはいつもとてんで違った。
出社時から頗る機嫌が悪い。部下の僕達や会社の人に対する態度は至って普段通りなのだがそれ以外の時の機嫌が爆発的に悪いのだ。
デスクに座って部下が提出した書類を確認しているだけなのにその背中から醸し出すオーラは尋常では無く、その書類の作成主であるハピはまるで大目玉を食う直前の子供の様にデスクで縮こまり半泣き状態である。あまりにも可哀想なので昼飯を奢ってやろうと心に決めた僕。
4017端正な顔立ちだが若干強面で仏頂面の安原さんだが、話してみると意外に軽快な人で部下にも慕われていて、僕達部下からすれば頼れる兄貴分みたいな存在だ。
それに頼もしく人望も厚い上に仕事が出来る人でもある。僕の先輩に当たる人によると安原さんが配属された後業績がうんと上がったという噂もある。
要は安原さんは僕達部下にとって憧れの存在でもあった。
そんな安原さんだが、今日の安原さんはいつもとてんで違った。
出社時から頗る機嫌が悪い。部下の僕達や会社の人に対する態度は至って普段通りなのだがそれ以外の時の機嫌が爆発的に悪いのだ。
デスクに座って部下が提出した書類を確認しているだけなのにその背中から醸し出すオーラは尋常では無く、その書類の作成主であるハピはまるで大目玉を食う直前の子供の様にデスクで縮こまり半泣き状態である。あまりにも可哀想なので昼飯を奢ってやろうと心に決めた僕。
不二波
PAST【弱り】2023/12/17帝都浪漫で配布したコピ本です。pixivにも全文公開していますが、""ヘキ""の漫画なのでこちらにも全文公開しておきます!現パロ時空で当然のように同棲しているリョイです。風邪をひいてしまった以蔵さんのお話。
タイトルは、インスピレーションをもらった中原中也の詩「別離」の一節からもらいました。
とはいえ、ハッピーイチャラブリョイなのでご安心ください。 8
brbn_119
DONE・同棲サタイサ エロ・イサミが割烹着を着ています!!!!
・隊長のキャラ崩壊、イサ三溺愛注意
・料理を作っているのはイサミですが、隊長の料理が上手いという激ヤバ公式設定は生きています
・♡喘ぎ、ローションガーゼ的な要素あり
18↑?(yes/no) 3036
Sachi
DOODLE同棲鯉月月島は🎏ピが自分の為に💴使うのは全然気にした事がないけれど
月島自身へ💴使おうとするとどーしても一言言いたくなってしまうん
じゃないかと思っている。
ただし誕生日やクリスマスなどの贈り物は素直に受け取る様にしている🎁
せとらえる
DONE診断メーカーででたお題「花なんか別に好きじゃなかった」で始まり「貴方があんまり嬉しそうに笑うからついつられてしまった」で終わります
30代くらいで同棲してるダイユキ🎷🎹
※2023.6.24に書いた話です
幸福ー花なんか別に好きじゃなかった
かと言って別に嫌いという訳でもなく、可もなく不可もなく
お祝いには定番で、手軽で、案外みんな喜んでくれるし、こちらの気持ちも込められる……
それくらいの認識で贈ってきたように思う
ただ、ここ数年は少し違ってきているけれど
それも、特定の相手にだけだけれど
「はい」
「ん?」
ただいまを告げたそのあしで、キッチンで珈琲をおとしていた雪祈へ花を渡す
紫のラナンキュラスを1輪
「おかえり。……これなに?」
「ラナンキュラス」
「ふーん。…今回は随分かわいらしいのな。」
ほぼおとし終わった珈琲を放置して、花瓶花瓶〜と棚を探し始める雪祈
テーブルにのっていたマグカップに珈琲を注ぎおわる頃には、細いガラスの1輪差しに入ったラナンキュラスは食卓テーブルへ飾られていた
483かと言って別に嫌いという訳でもなく、可もなく不可もなく
お祝いには定番で、手軽で、案外みんな喜んでくれるし、こちらの気持ちも込められる……
それくらいの認識で贈ってきたように思う
ただ、ここ数年は少し違ってきているけれど
それも、特定の相手にだけだけれど
「はい」
「ん?」
ただいまを告げたそのあしで、キッチンで珈琲をおとしていた雪祈へ花を渡す
紫のラナンキュラスを1輪
「おかえり。……これなに?」
「ラナンキュラス」
「ふーん。…今回は随分かわいらしいのな。」
ほぼおとし終わった珈琲を放置して、花瓶花瓶〜と棚を探し始める雪祈
テーブルにのっていたマグカップに珈琲を注ぎおわる頃には、細いガラスの1輪差しに入ったラナンキュラスは食卓テーブルへ飾られていた
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MEMO同棲わり妄想💜💚洗濯機の回る音で朝起きたら桔梗が横にいなくて、寝ぼけ眼のまま洗面所に行ったら自分のパーカー着てる桔梗が洗濯機回しててあまりにも穏やかな朝に無言で後ろから近づいて抱きしめてはあーってめちゃくちゃでっかいため息つく的場 になんでもない顔で「起きたか、朝ごはんにパンケーキ焼けてるぞ」って返して頭撫でて欲しい
彼パーカーしても背丈全然変わらないから普通に着こなすけど、それが桔梗のいいところです
シャツとかタートルネックとかのイメージが大きいけど、一緒に過ごすようになって(桔梗は機能性がいい服であれば割と何でもいいと思うので)たまにパーカーとか着るようになって趣味影響されてたらいいなって
というネタをずっと書くか書かないかってやってる
336彼パーカーしても背丈全然変わらないから普通に着こなすけど、それが桔梗のいいところです
シャツとかタートルネックとかのイメージが大きいけど、一緒に過ごすようになって(桔梗は機能性がいい服であれば割と何でもいいと思うので)たまにパーカーとか着るようになって趣味影響されてたらいいなって
というネタをずっと書くか書かないかってやってる
123equal6
DONE現パロ。弊社現パロあそりゅが同棲する前のお話。
体調不良ネタが大好きなワイvs公式で健康優良児 ファイッ
勝ちました。
アが家に来た後、龍ちゃんが「ずっと家に居てくれればいいのに」とか
言ってしまうせいでそれから気が気でないというかソワソワが止まらないア。
もちろん龍ちゃんは自分でそんなこと言ったのは忘れます。
のちの同棲への伏線であった。 2
ふゆふゆ
DONE私の書いている中⛰️◻️藤の🌟🎈シリーズの主軸の話。同棲を始めるまでの話、ここから次は🐈️と🐕️をお迎えする話になります。
支部にはエロも含めて全編投げますが、こちらで大まかな話は分かると思います。
その前にリプ欄に繋がってるお話を読んで貰った方が分かりやすいです。
君と一緒に暮らそうアラームの音で白藤が起きる、アラームを止める前に中山も起きて、白藤に微笑む。それに白藤も微笑み返す。
「はよ、類。」
「うん、おはよ、司くん。」
名前を呼ばれて、肩に手を回されて、リップ音。頬にされたそれにクスクスと笑い白藤も中山の頬に返す。
「口は歯磨き後、だろ?」
「うん。」
顔を覗き込んで来た中山に白藤はこくんと頷く。けどと言った後にこれはいいだろ?と抱き寄せられて、ハグ。それに白藤もうんと笑い、中山の背に腕を回した。
翌日。先に家を出る中山に白藤が弁当を渡す。
「弁当、サンキュ。」
「返すの今週の金曜でいいからね。」
ああと頷いた中山に白藤は行ってらっしゃいと微笑んで、キスをする。行ってくるともう一度白藤にキスをして、玄関を出ていくのに手を振って。
10527「はよ、類。」
「うん、おはよ、司くん。」
名前を呼ばれて、肩に手を回されて、リップ音。頬にされたそれにクスクスと笑い白藤も中山の頬に返す。
「口は歯磨き後、だろ?」
「うん。」
顔を覗き込んで来た中山に白藤はこくんと頷く。けどと言った後にこれはいいだろ?と抱き寄せられて、ハグ。それに白藤もうんと笑い、中山の背に腕を回した。
翌日。先に家を出る中山に白藤が弁当を渡す。
「弁当、サンキュ。」
「返すの今週の金曜でいいからね。」
ああと頷いた中山に白藤は行ってらっしゃいと微笑んで、キスをする。行ってくるともう一度白藤にキスをして、玄関を出ていくのに手を振って。
eikokurobin
PAST轟爆/プロヒ/同棲している2人天体観測 それは新月の夜のこと。暗闇にふわりと淡い金髪を浮かび上がらせた爆豪が、不意に天上を指差しながらテメェはどれくらい星を知っているかと訊いてきた。星座の知識を問われているのだろうか、小学校で習った位の知識しかねぇと返すとじゃあまずはお勉強だと呟き、その次のデートはプラネタリウムで夏の星座についての知識を簡単にレクチャーされた。
『爆豪は星が好きだったのか?』
『まァな、山の天辺から見る星は悪くねぇ』
なるほど、ではこの学習はいつか山登りに連れて行ってくれた時、一緒に星空を楽しむためだろうか。何となくこういう事前学習させるような流れは爆豪らしくない気もするけれど、恋人同士になってこうして隣に立つようになってからはまだ日が浅い。友達だった頃とは少しずつ距離の詰め方も変わっていくのかもしれねえ、そう思うと星空の勉強にも身が入る。
3039『爆豪は星が好きだったのか?』
『まァな、山の天辺から見る星は悪くねぇ』
なるほど、ではこの学習はいつか山登りに連れて行ってくれた時、一緒に星空を楽しむためだろうか。何となくこういう事前学習させるような流れは爆豪らしくない気もするけれど、恋人同士になってこうして隣に立つようになってからはまだ日が浅い。友達だった頃とは少しずつ距離の詰め方も変わっていくのかもしれねえ、そう思うと星空の勉強にも身が入る。
ぺぎ~
DOODLE星明かり3展示付き合ってる(+同棲してる)ゆいれ〜ゆい妄想小ネタ集です
漫画は描けなかったー😭ので短いですがどうぞ、、
⚠️かっこいい朝日奈はいません
⚠️キャラストのネタバレは全く無いですが、逆に読み終わった方の余韻をぶち壊す恐れがあります 7
もちこの本棚📖
DONE2024年2月25日K暁オンリーイベント、開催おめでとうございます🥳
K暁デーネットプリント企画、お題「バレンタインデー」で書かせていただきました。
同棲軸の二人のはなしです🍚
※既にお知らせしていますが、本部様のネップリアンソロに申請させていただいた予約番号は不備があったためすでに削除しています。白黒版、修正したカラー版を登録し直したので、詳細はTwitter(X)をご覧下さい!
ビターな思い出を塗り替えて「KK、いつもありがとう」
お皿の上にちょこんと乗せられたそれは、どうやらチョコレートケーキのようだ。
「あ?……昨日作っていたのは、それだったのか」
昨日の夕方頃、帰宅すると部屋中チョコレートの甘い香りで包まれていて、その残り香が甘ったるくてつい顔を顰めてしまった。その香りの正体が、これだというわけだ。
「甘さ控えめにしたからさ、KKでも食べられると思うよ」
食べてみて苦手なら残してもいいからさ、と暁人は皿をずずいっとオレの前に差し出してくる。残してもいいと言うが、せっかく作ってくれたものを食べないわけにもいかない。とりあえず一口、と控えめにスプーンですくって口へと運ぶ。
「…………美味いな、これ」
1959お皿の上にちょこんと乗せられたそれは、どうやらチョコレートケーキのようだ。
「あ?……昨日作っていたのは、それだったのか」
昨日の夕方頃、帰宅すると部屋中チョコレートの甘い香りで包まれていて、その残り香が甘ったるくてつい顔を顰めてしまった。その香りの正体が、これだというわけだ。
「甘さ控えめにしたからさ、KKでも食べられると思うよ」
食べてみて苦手なら残してもいいからさ、と暁人は皿をずずいっとオレの前に差し出してくる。残してもいいと言うが、せっかく作ってくれたものを食べないわけにもいかない。とりあえず一口、と控えめにスプーンですくって口へと運ぶ。
「…………美味いな、これ」