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    回復

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    MOURNINGオオカミの獣人🎲×小説家の📚
    警戒心MAX人間絶対〇すマンのオオカミ🎲を拾った📚が献身的に看病した結果、回復した🎲に『俺のモン』『俺のツガイ』認定されて溺愛されるようになる、書きたいところだけ書いたお話です。
    ゆくゆくは🎲が📚への匂いつけ種付けに執心する発情ケモ交尾な展開も書きたい。
    マロくださった方ありがとうございました♡
    狼獣人🎲×小説家📚小生は自分のことを、この世界に数多いる"不幸な人間"の中でも殊更…頭2つ3つ分抜けたぐらいには悲惨な人生を辿っていると、そう思っていたのですが。

    飢えず、住むところにも困らず、暮らしに困窮もせず、健常なこの身体で前に進むことが出来るだけ幸福だと思った方がいいのかもしれません。"人間として生まれたこと"自体が最大の幸福なのかもしれないとも思う。小説の原稿を担当へ提出してきた帰り道、ネタ集めのついでに立ち寄った商店街で思わぬ気づきを得てしまった。

    さて、なぜ小生が唐突に悟りを披露したのかというと……まずは目の前に広がる光景を説明致しましょう。
    端的に言うと、道の中央で、人型の生き物が倒れています。後ろに手錠をかけられ、血まみれになった身体をべったりと地面につけ、虫の呼吸をしています。客を呼び込む威勢の良い掛け声が飛び交う商店街のど真ん中で、ですよ。頭頂部の左右から生えた3角耳、赤黒く染まった薄汚い下穿きから覗く黒ずんだ大きな尻尾。それが人ならざるものであることは一目瞭然だ。
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    住めば都

    DONEあくねこ、ハウレス夢。
    過労で熱を出したハウレスが主様に看病される話。
    なおハウレスは回復したあと、ボスキやアモンから主様に甲斐甲斐しく世話されたことをさんざんからかわれたそうな。

    担当執事をつついてると、いやそのセリフそっくりそのまま返すよ!?って思うことが多くて、この話もそういうアレから生まれました( ˇωˇ )
    きみに捧げる特効薬 今になって思い返して見ると、朝起きたとき、いつもより体が重いような気はしたのだ。けれど、頭が痛いとか咳や鼻汁が出るとか喉が痛むとか、ほかの症状がなかったものだから。少し疲れが溜まっているのだろうと、ハウレスは軽く考えてしまった。
    「おそらくは、過労だね」
     診察していたルカスが真剣な表情で告げるのを聞いて、ハウレスの主人はひどくショックを受けた表情になった。主様がそのように悲しそうなお顔をされる必要はないのにと、ハウレスは思ったけれど、熱があることを自覚してしまった体はやたらと重だるくて、口を開くこともままならなかった。
     ハウレスの異変に気づいてルカスの元へと連れてきたのは、他ならぬ主人だった。
     この日――。ハウレスは寝起きに体のだるさを覚えたものの、大したことではないと断じて普段どおりに仕事に取りかかった。屋敷中の窓を開けて空気を入れ替え、トレーニングをこなし、主人に起床時間を知らせにいった。身支度を済ませた彼女を食堂までエスコートするために手をとって、そこで眉間に皺を寄せ険しい顔になった主人に手首や首筋、額などを触られた。そうして、有無を言わさずここへ連れてこられたのだ。
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