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    greynoneko

    DOODLEイラストと関係ないのですが、進撃ミュージカル行ってきました。組み立てられた舞台装置や生身の演者さんらと、投影された映像を組み合わせた凝った作りになってて、しかも歌うわ踊るわいろんな要素でめちゃくちゃ濃厚な舞台で面白かったです。こんだけ作り込まれてて東京と大阪のみの公演で本当に終わりなんですかね。
    兵長の俳優さんよかったです。いわゆる2.5に抵抗ある人の気持ちがわかるんですけど、実際に見に行くと兵長を目で追ってしまうので仕方ないね。割と粗雑な感じに聞こえるサバサバした話し方が個人的に自分の中の兵長と合致しました。どの役柄もキャスティングはオタクも満足のシンクロ率だったんではないですかね。
    ミュージカル用感想用の絵を描こうと思って描けなくて疲れた…。絵を描いてて疲れてアップする頃に何もかもどうでもよくなる現象はしょっちゅうなのですが、折角のミュージカルの感想が…。

    ケツで語るRPGみたいなゲームの広告がしょっちゅう出てくるんですけど、しょうもないフェチをハイクオリティで追求した潔さと、キャラデザの良さがツボで気になる。それを意識してケツイラストを描きたかったんですけど、描けないまま諦めたかっちゃん。バックショットがかっこいい絵を描きたい欲があるのでまたチャレンジしたい。
    兵長の絵は誕生祭絵のアイデアがなくて唸ってたやつ。兵長こんな顔してないんだよね。生誕祭スノードームの素敵なイラスト描かれてた方いましたね。
    諫山さんのNYインタビューで兵長のサイドストーリーが頭にあるみたいなの読んだんですけど、これなんとかならないですかね。読ましてくれ!!
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    ciff_2

    DONEパロで書いている猫っぽちんとひふみによる番外編の怪談です。
    前半の語りはモブの女性で、後半の語りは猫っぽちんです。

    3Dビッグネコチャンの広告、わが家の屋根にもつけたいです。
    守り神 乾いた音が路地裏に響きわたる。私は握りしめていた大事なものを取り落としてしまった。いま、なにかいた。すぐに周囲の様子を窺ったけれど、怯えるまなざしは宵闇を彷徨うばかりだった。でも、気のせいじゃない。いまもどこかにいて、私をじっと見ている。まるで針の雨を浴びているようだった。痛いほど鋭利なそれは私をその場に縫い留め、ほんのわずかでも動くことを許さなかった。私にできるのは、震える手を握り締めて息を殺すことだけだった。でも、探さなくちゃ。私はもう一度、眸を動かして身のまわりを確認した。薄汚れた建物の壁。転がった空のビールケース。ゴミの溢れる使い古されたポリバケツ。新聞紙と雑誌の束。濡れてぺしゃんこになった段ボール。外れて傾いた雨樋。潰れた自転車。どこにもいない。どこにもいないけれど、絶対にいる。だけど、私が落としたものはどこにもない。どうしても必要だったのに。私の思いの全てだったのに。思わず噛みしめた唇の端が切れた。それにしても暗い。表通りから溶けだしたネオンの光は逃げ水だ。私まで届いてはくれない。いつまで経っても夜目が利かないのも変だ。路地裏に降る宵闇が、私と外界を断つヴェールになっているみたいだ。さっきからずっと室外機の音がやけに耳についてうるさい。苛立ちが募っていく。私はつい舌打ちしながらねめつけた。室外機は埃まみれのがらくた同然の状態で、配管が外れていた。それならばこの音は一体なんだろう。だんだん大きくなっている。嵐の前触れかもしれない。なんだか海鳴りに似ている気がするから。身構えた私の視界の端で、ふいになにかがにびいろに光った。やっと見つけた。私の思いを直接届けてくれる大事なもの。私は駆け出した。ああよかった。どうにか退勤時間には間に合いそうだ。しかし伸ばした手がナイフに届く寸前、私の目のまえに大きな月がふたつ昇った。海鳴りが獣の唸り声に変わる。ナイフよりも鋭い牙が剥き出しになる。見上げても正体が分からないほど大きなばけもがそこにいた。
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    (*ΦωΦ*)

    DOODLEキョンシーコス一星を見て思いついたものその1。アレオリ時空的にスポンサー契約やらなんやらで広告塔的な役割ある=グッズとか販売してそうという安易な思いつきその1
    ハロウィンフェスとキョンシー ハロウィンフェスとは名ばかりに、制服として支給されたと思しいパーティーグッズをつけた店員と僕たちを除けば、ショッピングモールの中で仮装している人というのはほとんどいない。

    「まあ、そうですよね……まだ昼に近い夕方だし、それにハロウィンは何日も先なんですから」

     一星くんは指先まで覆い尽くす袖をだらんと垂らす。膝上丈のズボンから露出した脚を少しでも隠そうとしているかのようにも見える。秋に向けて肌を隠す服装へと移ろいゆく季節的に、待ちきれずに浮かれきっているようにしか思えない服装に、目を引くのも仕方ないことだろう。
     それもそのはず、少し気が早いと一笑するには、ハロウィンに合わせて売り出されるグッズの撮影用衣装は手が込みすぎていた。僕は吸血鬼、一星くんはキョンシー。良くできていたものだから撮影が終われば用済みというのはもったいない気がして、撮影終わりそのままの格好で外に出てきたが、衣装を貰ってハロウィン当日に着るべきだったかと少しばかり悔やまれる。
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