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    段落

    yomotaka5

    DOODLEひと段落して消防士になったアロとルクと近所の子供 1

    遡らずに一気に読みたいとのことでこちらにも投函
    せっかくだから甘ったるいおまけも添えて
    エリントンのエレメンタリースクール生、ジャックは悩んでいた。
    学校の課題にて「目標にしたい働く大人」が教師から提示されていたが、いかんせん父は海外出張。
    来週までに仕上げてこい。父の帰宅を待っていては1日で取材と作文を書き込むと言う苦行を強いられることになるうえ、いまいち将来像としてピンとこない。
    むしろなぜ目標が既に働くことで大人なんだろう。とちょっと思ったりしながら、ジャックは帰路の真っ最中だった。
    そのため、ちょうどいい人物を探していた時だった。
    刈り上げの頭に、ちょっと寝癖がぴょこりとしているあの頭が、ちょっと遠くに見えた。
    「あっ。ルークじゃん。」
    「ああ、ジャック。学校帰り?」
    「そんなとこ。ルークは今日はコート着てないから、お休み?」
    「まぁね。」
    帰り道、近所の顔馴染みの、警察官の「ルーク」に目が止まった。
    ルークは国際警察にも関わらず、この近辺のひったくりやら盗難など、地域巡査かと言わんばかりの世話焼きをする青年だった。
    昔同じような国家警察の父親がいて、それに憧れて警察官になった。みたいな話もしてくれたことがある。
    いかんせん、大人なのにどこか自分に近しい彼とは、公 4894

    atamaokashii12

    DONE『三百六十五歩分のしあわせを』 下

    ちゃんと終わらすことが出来ました
    上はポイピクにありますので良ければ読んでください〜
    テストがひと段落したら!pixivに色々上げたいんだ!!!うわぁぁぁぁはよ終われテストォォ
    「ーーーん……」

     泣き腫らしたあとの赤い眼が、ぐったりとした心と身体がまた活動を再開する。

     「…やべぇ、今何時だ?」
     そう口の中でぼそぼそ呟く。自分は一体いつから寝て何時間眠りこけてしまったのだろう。
     いつも、自分の体がこうやって起きるタイミングを見計らっているのはどういう仕組みなんだろう、とスバルは思考に靄がかった状態で考えた。疲れた日は何時間も寝てしまったり、逆にいつもより早くに寝てしまった時は真夜中に起きてしまったり。と思ったらあんまり疲れの取れないままいつも通りの時間に起きてしまったりすることもあるから、本当に人間の体はどこまでも不思議で出来てるなぁなどとどうでもいいことを頭の中でぼんやりと考える。

     無駄な想像に思いを巡らせ、スバルは自分が今置かれた状況に整理を付けることを先延ばしにしようとしていたが、目覚めてしまったものは仕方がない。
     泣き疲れて眠ってしまうなんて、本当にこどもみたいだなと思いながら、目をしっかと開け意識を覚醒させた。するとまず天井が視界に入った。華美すぎず格調高く優雅さを持つ装飾で、黒を基調とした幾何学模様に赤いピアノ線みたいな細長い線が映 6918