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    みやこ

    DOODLE栞作りがマイブームの妹に「これ真田くんにあげてね」と栞をたくされた幸村くん、真田が自分の育てた花を手元に置いてくれたら嬉しいな……と思って栞の裏面に花を押す(作者である妹にはちゃんと許可とった)。それを素知らぬ顔で「妹から」と手渡すと、幸村くんの予想に反して真田はすぐ花に気づいてくれて、それが嬉しくてどきどきしちゃうんだ、可愛いね〜。
    というのを説明できなくて書きました。
    ビオラ・スミレ科スミレ属「最近、妹が栞をつくるのにハマってて、弦一郎くんにも……って」
     きらめくシールと色鉛筆のイラストで彩られた紙片を幸村から差し出され、ややひるむ。可愛いが、可愛すぎる。リボンが黒なのは幸いだった。
     受け取って、なんとはなしに裏返してみるとそちらは無地で、ただ端の方にひそやかに花が押されていた。水ににじんだ絵の具のようにじんわりした淡い黄色と薄紫の花びらに見覚えがある。
    「お前の花だな」
     驚いたように幸村がぱちぱちと瞬きをし、それにあわせて長いまつ毛が揺れた。
    「知ってたの」
    「名前までは知らん。だがお前の庭で見た」
    「そっか」
     噛みしめるように幸村は言って、それからにこりと笑った。
    「ビオラ。ビオラだよ!」
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    MOURNING切原が真田→柳の制裁を止めた理由についてだらだら考えている独り言

    原作の意図の考察じゃなくて、自分が納得できるつじつまの合った説明が欲しいなとおもって考えたもの。思いのほか長くなった。乱文。
    切原が真田→柳の制裁を止めた理由についてだらだら考えている独り言切原は、衝動的に本能のままに動く人だと思うと、切原が止めた理由を考えること自体ナンセンスな気がするが、それでもいろんな解釈やコメントを見ると自分の考えも言語化したいなあ、と思ってしまう。カギとなるポイントは①切原は制裁の意味を理解しているのか②切原は何を「根に持」っているのかの2点なのではないかと思っている。以下、自分の考えをつらつら述べていくが、これは原作の意図を読み取ろうとするものではなく、開示されている情報をもとにつじつまの合う説明を考えるものである。自分が二次創作をするときのためのものなので、自分の趣味趣向がもりもりである。

    ではまず、①から。
    切原は、きちんと制裁の意味を理解していると私は考えている。関立S2敗北後、「俺を殴っ(てください)」と自分から制裁を求めているのを見ると、真田からの制裁の意味をきちんと理解しているようにみえる。(草試合の時点でも、反論や「なんでなんすか」みたいな態度ではない。新テニ同士討ち柳の棄権時の反応などを見るに、切原はわからないことはわからないといい、わかるものは不満な表情をしながらも受け入れるタイプだと私は思っている。)仮に日頃の殴ったり殴られたりを、根に持っているとしても、制裁が関わる場面で、そのうっ憤を晴らすというのは考え難いのでは…。
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