魔法使いの約束
柚月@ydk452
DONEカイン×晶♂SS憧れと後悔「はぁっ!」
ほんの少し早く目が覚め、朝食に向かうまで散歩しようかなと中庭へ足を向けた晶は、ふと立ち止まった。勢いよく何かを振り下ろす音と、気迫の込められた声は、早朝の寒さなどものともせずに繰り返される。
(この声は…カイン?)
中央の国の騎士として、そして賢者の魔法使いとして、晶の手を真っ先に取った男。
立ち去るのも忍びなく、声のする方へと足を向けると、予想通り、カインが居た。
(うわぁ、これはモテる…)
薄着のランニングシャツのような物を着ていて寒々しく感じるはずなのに、肌を伝う汗がそれを否定する。晶は剣術のことは、からきしだ。けれども彼の動きが、剣を向ける先が、立ち姿全てが、晶の目を引きつけて止まない。
6687ほんの少し早く目が覚め、朝食に向かうまで散歩しようかなと中庭へ足を向けた晶は、ふと立ち止まった。勢いよく何かを振り下ろす音と、気迫の込められた声は、早朝の寒さなどものともせずに繰り返される。
(この声は…カイン?)
中央の国の騎士として、そして賢者の魔法使いとして、晶の手を真っ先に取った男。
立ち去るのも忍びなく、声のする方へと足を向けると、予想通り、カインが居た。
(うわぁ、これはモテる…)
薄着のランニングシャツのような物を着ていて寒々しく感じるはずなのに、肌を伝う汗がそれを否定する。晶は剣術のことは、からきしだ。けれども彼の動きが、剣を向ける先が、立ち姿全てが、晶の目を引きつけて止まない。
べきばき
MEMOメリクリ!出轟の約束「魔法使いの約束」のクリスマス衣装を着てもろた出轟です
それぞれデクくんは2021年のミチル、轟くんは2021年のミスラちゃんから
選出基準は似合いそうなやつ
これを参考になんか…いい感じのクリスマス衣装を作り…メリっとる出轟を描きたかったです
柚月@ydk452
DONEミス晶♂短編3周年ログストネタ。こんな感じで駆けっこが始まったのかもしれない。
あなたに届ける物語貴方に届ける物語
「じゃじゃん!今日は魔法を使わずに!」
「駆けっこ対決して賢者ちゃんに物語をお届け〜!」
スノウとホワイトの朗らかな声が、食堂に響く。突如始まった提案に、ある者は怪訝な表情を浮かべ、ある者は淡々と聞き流す。
良くも悪くも変わらない、今となっては魔法舎の日常だ。
「駆けっこ対決ですか?魔法を使わずに?」
「南の国では、よくクラスの人達と遊んだりしたんですけど…。」
リケとミチルの返答に、良くぞ聞いてくれましたとばかりに双子は目を輝かせた。
「それじゃそれ!我らは魔法使いであるが故に、魔法を使えば大抵の事は片がつく。」
「もちろん魔法舎での訓練や依頼をこなしている皆は、当初に比べれば魔法力も協調性も育っておるじゃろう。」
2247「じゃじゃん!今日は魔法を使わずに!」
「駆けっこ対決して賢者ちゃんに物語をお届け〜!」
スノウとホワイトの朗らかな声が、食堂に響く。突如始まった提案に、ある者は怪訝な表情を浮かべ、ある者は淡々と聞き流す。
良くも悪くも変わらない、今となっては魔法舎の日常だ。
「駆けっこ対決ですか?魔法を使わずに?」
「南の国では、よくクラスの人達と遊んだりしたんですけど…。」
リケとミチルの返答に、良くぞ聞いてくれましたとばかりに双子は目を輝かせた。
「それじゃそれ!我らは魔法使いであるが故に、魔法を使えば大抵の事は片がつく。」
「もちろん魔法舎での訓練や依頼をこなしている皆は、当初に比べれば魔法力も協調性も育っておるじゃろう。」
柚月@ydk452
DONEネロ晶♂短編毒を盛られた晶くんが、ネロの手料理しか食べられなくなる話
その身と心を満たすのはその身と心を満たすのは
「お、賢者さん。今日はパーティーだっけ?」
「ネロ、こんにちは。はい、これから西の国に向かう予定です。」
キッチンに顔を覗かせた晶は、少し畏まったような衣装を身に纏っていた。けれども堅苦しいと言うわけでもなく、清潔感と上品さが程よく合わさったスーツスタイル。センスの良いクロエのお陰だろう。
「じゃあ今日は、豪華な食事が期待できるわけだな。感想、聞かせてくれ。」
「もちろんです。ちなみに今日は、夜ご飯はなんの予定なんですか?」
「んー、北の魔法使い達が帰って来るからなぁ。肉料理を中心に、まぁたくさん作れるやつにしないと。」
「ふふ、やっぱりフライドチキンですかね。」
「…だよなぁ。今から仕込むかね。」
6987「お、賢者さん。今日はパーティーだっけ?」
「ネロ、こんにちは。はい、これから西の国に向かう予定です。」
キッチンに顔を覗かせた晶は、少し畏まったような衣装を身に纏っていた。けれども堅苦しいと言うわけでもなく、清潔感と上品さが程よく合わさったスーツスタイル。センスの良いクロエのお陰だろう。
「じゃあ今日は、豪華な食事が期待できるわけだな。感想、聞かせてくれ。」
「もちろんです。ちなみに今日は、夜ご飯はなんの予定なんですか?」
「んー、北の魔法使い達が帰って来るからなぁ。肉料理を中心に、まぁたくさん作れるやつにしないと。」
「ふふ、やっぱりフライドチキンですかね。」
「…だよなぁ。今から仕込むかね。」
柚月@ydk452
DONEミス晶♂短編ミスラが晶くんにマナ石を食べさせる話
冷たい温度冷たい温度
「今晩は、眠れそうな気がします。」
夕食後、談話室で晶の膝を枕に、ソファでごろりと寝そべっていたミスラが呟く。晶がその柔らかな髪を梳く度に、目を細める彼はまるで猫のようだ。
今この部屋には、二人しかいない。そのせいかいつもより静けさを感じるが、不思議と気まずさはなかった。もう短くもない時間を共に過ごしているお陰だと、そう思いたい。
晶はミスラの言葉に、視線を賢者の書から動かす。
「それは良かったです。もう部屋に戻りましょうか?」
「俺は別に、ここでも良いですけど。」
「駄目ですよ。ちゃんとお風呂に入って、着替えて寝た方が、絶対気持ちが良いです。」
「面倒だな…。」
魔法一つで、体を綺麗にすることも、着替えることも容易いが、今はそうした気分じゃないらしい。うだうだと晶の膝の上でごねる彼だったが、ようやく身を起こす。
1972「今晩は、眠れそうな気がします。」
夕食後、談話室で晶の膝を枕に、ソファでごろりと寝そべっていたミスラが呟く。晶がその柔らかな髪を梳く度に、目を細める彼はまるで猫のようだ。
今この部屋には、二人しかいない。そのせいかいつもより静けさを感じるが、不思議と気まずさはなかった。もう短くもない時間を共に過ごしているお陰だと、そう思いたい。
晶はミスラの言葉に、視線を賢者の書から動かす。
「それは良かったです。もう部屋に戻りましょうか?」
「俺は別に、ここでも良いですけど。」
「駄目ですよ。ちゃんとお風呂に入って、着替えて寝た方が、絶対気持ちが良いです。」
「面倒だな…。」
魔法一つで、体を綺麗にすることも、着替えることも容易いが、今はそうした気分じゃないらしい。うだうだと晶の膝の上でごねる彼だったが、ようやく身を起こす。
r_daphnia
DONEちびまほ!2(2022年11月5日22時〜6日21時50分)開催用の展示物です。同じバスを利用する高校生カインと小学生オーエンの現パロになる予定でしたが、カイオエはスパイスでオーエンとクロエ仲良し漫画になりました。 2
HATOJIMA_MEMO
DONEファウストを探し始めた頃のレノックスと、一人の魔法使いの出会いから別れのお話(パスワードはお品書きに記載しています)
魔法使いの約束過去WEBオンリー「月下、我らの歩みなり」開催おめでとうございます!
過客 それは、ネロに頼まれた買い出しの最中の事だった。
自分の買い物ついでに誰かの分を買ってくるのはいつもの事だが、ネロの頼むものはひいては魔法舎の皆の食事に直結してくる。結果なかなかのボリュームになったそれは晶一人では物理的に荷が重く、偶々通りがかったレノックスと共に向かう流れになった。
晶だけでは持ちきれなかった荷を抱え、遅れる事なく歩んでくれていたレノックス。そんな彼が、ふと雑踏の中で歩みを止めた。
はっと何かに気付いて、それを探すように周囲を見回す。
「レノックス? どうかしましたか?」
「……いえ、すみません。少し……」
そこで言葉を切って、戻りましょうと続けた彼に「はいそうですか」と頷ける晶ではなかった。少なくとも、僅かに落胆の色が見えた彼を放って買い出しに戻れる程太い神経はしていない。
14239自分の買い物ついでに誰かの分を買ってくるのはいつもの事だが、ネロの頼むものはひいては魔法舎の皆の食事に直結してくる。結果なかなかのボリュームになったそれは晶一人では物理的に荷が重く、偶々通りがかったレノックスと共に向かう流れになった。
晶だけでは持ちきれなかった荷を抱え、遅れる事なく歩んでくれていたレノックス。そんな彼が、ふと雑踏の中で歩みを止めた。
はっと何かに気付いて、それを探すように周囲を見回す。
「レノックス? どうかしましたか?」
「……いえ、すみません。少し……」
そこで言葉を切って、戻りましょうと続けた彼に「はいそうですか」と頷ける晶ではなかった。少なくとも、僅かに落胆の色が見えた彼を放って買い出しに戻れる程太い神経はしていない。
pipapen
DOODLEアラバ以外の舞台でのやたさんスケッチとか落書きとか①,②陰陽師/大天狗
③ハムレット/ハムレット
④,⑤魔法使いの約束/ファウスト
⑥,⑦NARUTO/薬師カブト やたバウアー 7