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    ルゥ

    imk_toru

    DOODLE「海賊に襲われない島ァ?」
    というヤソの台詞から始まるある冒険のお話。船員がお頭とベックとヤソとルゥとスネとホンしかいない時、ということにしています。
    小説ではなくネタ帳です。随時追加されます。(たぶん)
    島門番🍹が仲間になるよ!の強めの幻覚1.「絢爛豪華なネモンギ島」
    冒険中船の一部を大きく損壊した赤髪海賊団は、直すための資金を調達するため、手がかりを得るべく「職人と商人の島、通称ふたご島」に立ち寄る。この島は縁日も霞むほどのお祭り騒ぎをするとても賑やかな街だった。街の装飾はどれも職人技巧を凝らしており、噴水一つにもお金がかかっているように見える。お金持ちの貴族のための通りもあるようで、随分と繁盛しているようである。シャンクスとルゥが少し変な匂いがすると言って香水をつけた貴族に睨まれるのを咎めつつ、島を各々に楽しむ海賊団。いくらか時間を経て、世にも珍しい「病断つ宝石」がこの街に存在することを知り、これは金になる話だと盛り上がる。一方で、この街には「ルール」があるという話も耳にする。これはルールで決められているので触れないでください、この店に入るにはこうしてください。当初は優しく対応されるも、行く先々の店やゲームで厄介を起こし、ルールを破った一行は金持ちのエリアを追われ、気づけば不思議な裏通りに出る。ベックやホンゴウは金持ちエリアで追ってきた衛兵のいでたちが妙に身だしなみが悪いことや、彼らの腕に蔦の模様があったことが気になっていた。病気ではなさそうだが、刺青なのだろうか?話しながら裏市場を歩く中、ある店で不思議な白い花を見かける一行。綺麗だな、とかその店の女主人に似合いそうだとかもっと食い物見に行こうぜと盛り上がる中、彼らの様子を見て笑っていた女主人が、その花に触れようとしたルゥの手を払い除ける。豹変して怒り、これは特別な商品で高価なものだから触れるな、という。綺麗ではあるがただの花にしか見えないそれに、一行は首を傾げるばかり。とその時、市場の表で乱闘騒ぎが起こる。よく見ると先ほど追ってきた者たちと同じ格好をした衛兵が一般人の男性に暴行を働いているようだ。ベックが間に入り凶行を止めるが、男は興奮状態のまま怒鳴り散らす。やい余所者が止めるんじゃねぇ、この男は約束を違えた。この街の法、俺たちに逆らった。だから死ぬのだ。お前も邪魔をするなら容赦はしないぞ、と。
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