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    なし

    hujino_05

    DOODLE七と五が食べてるだけの七五未満はなし
    たべるときは その日、七海は名前以外は何も知らぬ街にいた。出張である。さっさと任務を終えたはいいが、迎えの車がくるまで時間もある上、昼すぎという時間を一度確認してしまうと腹が減ってしかたがない。とにもかくにも腹を満たさなくては。七海は店を探しに街をうろつきだした。
     今日の任務はそこまで激しいものではなかった。スーツもほとんど汚れていないし、ジャケットとスラックスを軽くはたけば眉間の皺の深さとネクタイの派手な柄以外に気になることはないサラリーマンのできあがりである。ただし、生まれつきの鮮やかな金髪やサングラス越しの瞳の色などは目立つとも言え、時折うっとりとした視線や感嘆の吐息がもれることもあるが、七海はそういったものに一切気がついていなかった。なにせ今の七海とって重要なのは昼食である。はらがへっているのである。人々の視線を切るように大股で歩き、人々の吐息をものともせず視線をめぐらせていると、ふと、大通りに面したビルの一階に入っている店が目に入った。目立つ場所にあるわりに看板はちいさくひかえめで、外観はむき出しのコンクリートに細長い板が数枚はられている、シンプルでありながらこだわりが見えるものだ。大きな窓ガラスから見える店内はあたたかい明かりと立派な木目のテーブルが目立ち、奥に見えるカウンターを見るあたり、コーヒーがメインのカフェであることが分かる。カウンターの背面の壁にそなえつけられた板を渡しただけの棚にびっしりと置かれたコーヒー豆を眺め、ここにしよう、と七海は思った。
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    masu_oekaki8810

    DONE「どっちもしていいでしょ?2」展示のための書き下ろしSS。
    ギリギリ全年齢/エッチさ皆無/山なしオチなし

    【注意書き】
    ◆律が回想の中で出てきて二人の性生活に関与します。
    ◆律が「ボトムを担当するのはその人の男性性を失わせるリスクがあるのでは」と危惧してますが、兄への憧憬がジェンダー観を強化し歪めてるだけで、偏見だと私は思います。
    ◆セックスの話ですが直接描写はないのでR-15くらいかな…と
    おしり開発レポート(仮)「師匠、おかえりなさい」
    同棲して半年になるモブが珍しく玄関までドタドタと出迎えてくれた。と、思ったら
    チュッ。
    「こら、俺がうがい手洗いしてからにしろ」
    「僕もまたするからいいでしょ」
    と言いながらまた唇をついばむようにして可愛いキスを浴びせてくる。
    「ししょう……準備してあるから、その…」
    「若いなー、モブくんは。いいけど先に飯食わせてくれ」

    モブと付き合い始めて同衾するようになった時、弟子の童貞を捨てさせてやりたいという師匠心(そこに「モブの童貞は絶対に俺がもらう」という気持ちも含まれてたのは否定しないが。)と、身体に負担が少ないほうが良かろうという考えから、最初は俺がボトムを担当していた。
    だが最近になってモブが自分もボトムをやりたいと言い出した。
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    ナンナル

    CAN’T MAKE銀楼の聖女

    急に思い付いたから、とりあえず書いてみた。やつを一話分だけ書き切りました。
    ※セーフと言い張る。直接表現ないから、セーフと言い張る。
    ※🎈君ほぼ居ません。
    ※モブと☆くんの描写有り(性的な事は特になし)
    ※突然始まり、突然終わります。

    この後モブに迫られ🎈君が助けに来るハピエンで終わると思う( ˇωˇ )
    銀楼の聖女『類っ、ダメだ、待ってくれっ、嫌だ、やッ…』

    赤い瞳も、その首元に付いた赤い痕も、全て夢なら良いと思った。
    掴まれた腕の痛みに顔を顰めて、縋る様に声を上げる。甘い匂いで体の力が全く入らず、抵抗もままならない状態でベンチに押し倒された。オレの知っている類とは違う、優しさの欠片もない怖い顔が近付き、乱暴に唇が塞がれる。髪を隠す頭巾が床に落ちて、髪を結わえていたリボンが解かれた。

    『っ、ん…ふ、……んんっ…』

    キスのせいで、声が出せない。震える手で類の胸元を必死に叩くも、止まる気配がなくて戸惑った。するりと服の裾から手が差し入れられ、長い爪が布を裂く。視界の隅に、避けた布が床へ落ちていく様が映る。漸くキスから解放され、慌てて息を吸い込んだ。苦しかった肺に酸素を一気に流し込んだせいで咳き込むオレを横目に、類がオレの体へ視線を向ける。裂いた服の隙間から晒された肌に、類の表情が更に険しくなるのが見えた。
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