John
SPUR MEサチマル続きました。サッチ25×マルコ45です。
八分音符は二個並んだら繋がりあえるそうで。
八分音符の子供達 唇同士が触れ合うのが接吻、キスなら確かにそうだった。押し付けられるだけの肌の接触と言うなら、それだけかもしれないが、そうしたくはないと掌はしっかり上着の裾を握り締めていた。
三秒前までは。
八分音符の子供達
「………マルコさん、おれ…おれ、あんたのことが好…、」
「フーッ……、まぁ、そんなところだよい。感情的になって悪かったな」
サッチの指先が確かに摘んでいた上着と共に、覆い被さっていた姿は呆気ないほど簡単に身を引いてしまっていた。それはもう、温度差で風邪を引くのではないかとサッチが寒気を感じる程に。
さっきまで触れていた肌は確かに火傷する位熱かったのが、嘘のようだった。
「……好きだったなら、言ってくれりゃ良かったのに…」
14060三秒前までは。
八分音符の子供達
「………マルコさん、おれ…おれ、あんたのことが好…、」
「フーッ……、まぁ、そんなところだよい。感情的になって悪かったな」
サッチの指先が確かに摘んでいた上着と共に、覆い被さっていた姿は呆気ないほど簡単に身を引いてしまっていた。それはもう、温度差で風邪を引くのではないかとサッチが寒気を感じる程に。
さっきまで触れていた肌は確かに火傷する位熱かったのが、嘘のようだった。
「……好きだったなら、言ってくれりゃ良かったのに…」
limit4696
DOODLE鉉煤鉉つるくんがひたすらすすくんに抱きついてるだけの落書き。
追記 画像差し替え+一枚追加
12/27 一枚追加
01/01 描き終わり描き始め追加
01/09 一枚追加
01/12 二枚追加
01/29 一枚追加(差し替え)
03/05一枚追加 12
John
SPUR MEサチマル続きました。サッチ25×マルコ45なのですが、今回回想シーンのみです。6.5と表記するか悩みましたが、間に入れ込む都合上7になりました。
12月4日ということで、1.2.4番隊隊長達の一幕です。
七つの海の子守唄「……告白、された……、」
その時の衝撃と言ったらない。
マルコは摘んでいたピックの先から危うくオリーブの実を床に転がすところだったし、サッチは泡酒を口に含んだ瞬間だっただけに蛸墨のように吹き出していた。
─── アンタらにしか、絶対に相談できないことがある。
そう頭を下げてきた可愛い弟分の表情がまるで父親に見せるように真剣なものだったから。マルコは予めサッチとどのような話がエースの口から飛び出したとしても受け止め、本人にとって一番良い回答を出来るように数日頭を悩ませていたのである。
「……なんて?」
「だから、こ……告白されたんだよ…、告白ってあれだぞ、罪とかそういうのの告白じゃなくて!!す…好きとか嫌いとかの、そういうのだ…ッ、」
12054その時の衝撃と言ったらない。
マルコは摘んでいたピックの先から危うくオリーブの実を床に転がすところだったし、サッチは泡酒を口に含んだ瞬間だっただけに蛸墨のように吹き出していた。
─── アンタらにしか、絶対に相談できないことがある。
そう頭を下げてきた可愛い弟分の表情がまるで父親に見せるように真剣なものだったから。マルコは予めサッチとどのような話がエースの口から飛び出したとしても受け止め、本人にとって一番良い回答を出来るように数日頭を悩ませていたのである。
「……なんて?」
「だから、こ……告白されたんだよ…、告白ってあれだぞ、罪とかそういうのの告白じゃなくて!!す…好きとか嫌いとかの、そういうのだ…ッ、」
おちゃもち
DONEマクゴナガル先生誕生日絵(2024年10月4日)追悼絵は精神的負荷に耐えられず描けなかったけど、誕生日記念は何かしたかったので……。
マクゴナガル先生の厳格さも優しさもお茶目さも全部好きっ!!!
おちゃもち
DONE2024年8月25日は三国恋戦記魁7周年!の記念絵&インテでサークル参加する予定だった時のサクカ(台風で参加できなかった…)本巴が好きだし、本巴に出会えたからこそ色々創作したり企画したりしたから私の中で想い入れの強い二人。
奉先は、魁で最初にクリアしたキャラかつ魁はこういう作品!ってのを思い知ったルートだっただけに彼もまた想い入れが強い笑 2
みかづき
DOODLE二次創作注意ろふまお四神のなぐり書き。推敲していないので多少の誤字脱字は許してください。
hptrやrfmo、krnwとか出てきますが私はまだ新規のため互いの距離感や関係を掴めていないところがあります。お手柔らかに。
未完成なのでまた続き増えると思います。
青龍の苦悩―――月明かり、自室の窓にもたれかかっている一人の少年。見た目は少年だが、実際は軽く500年は生きており、四神の一柱、「青龍」剣持刀也である。
そんな彼は、まるで誰かにアピールでもするかのようにぐでっと普段めったに崩れない姿勢を崩して恨めしいくらいに光り輝く月を眺めている。毎度毎度しっかり仕事をこなしている月の女神に罪はない。
しばらくそうした後、ふいに彼の口が動いた。
「.....はあ〜〜〜〜〜〜。」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
気づくとそんなため息が出ていた。ああ、疲れているんだと自覚するとともに襲ってくる眠気と疲労。今だけは自分にいつもの10倍の重力がかかっているのではないかと疲れであまり動かない頭でぼんやりと考えていた。
1863そんな彼は、まるで誰かにアピールでもするかのようにぐでっと普段めったに崩れない姿勢を崩して恨めしいくらいに光り輝く月を眺めている。毎度毎度しっかり仕事をこなしている月の女神に罪はない。
しばらくそうした後、ふいに彼の口が動いた。
「.....はあ〜〜〜〜〜〜。」
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気づくとそんなため息が出ていた。ああ、疲れているんだと自覚するとともに襲ってくる眠気と疲労。今だけは自分にいつもの10倍の重力がかかっているのではないかと疲れであまり動かない頭でぼんやりと考えていた。
John
SPUR MEサチマル続きました。サッチ25×マルコ45
歌を忘れたカナリアと
願いを叶えられない青い鳥
降れ、六花 歌を忘れたカナリアと、ひとりぼっちの青い鳥
降れ、六花
実に長い沈黙だった。
肯定はなかったが、否定の言葉もなかったのがサッチの憶測を静かに決定付けていく。
マルコが不意に立ち上がったかと思えば、机の引き出しを開けた様だった。視線で追うことは出来ずに、情けないことながら脱力を一度してしまった身体は振り返ってまで視線を動かすのも億劫で、サッチは両方の掌を顔に押し当てて背もたれに頭を預け天井を仰ぐのが精一杯であった。
最初から、違和感を感じてはいたが非現実的なことは思い浮かべもしなかった。せいぜい、知り合いと顔がそんなに似ていたのかと見当をぼんやり付ける程度で。あとは、ただの推測に過ぎなかった。
12158降れ、六花
実に長い沈黙だった。
肯定はなかったが、否定の言葉もなかったのがサッチの憶測を静かに決定付けていく。
マルコが不意に立ち上がったかと思えば、机の引き出しを開けた様だった。視線で追うことは出来ずに、情けないことながら脱力を一度してしまった身体は振り返ってまで視線を動かすのも億劫で、サッチは両方の掌を顔に押し当てて背もたれに頭を預け天井を仰ぐのが精一杯であった。
最初から、違和感を感じてはいたが非現実的なことは思い浮かべもしなかった。せいぜい、知り合いと顔がそんなに似ていたのかと見当をぼんやり付ける程度で。あとは、ただの推測に過ぎなかった。
あかぎ(利便事屋のすがた)
DONE実は1年前に線画を描いたものの、描く機会を逃していたのがようやく完成。ちなみに背景には自分で撮った千秋公園の入り口付近にある紅葉の写真を加工(画質アップ+背景ぼかし)しています。2枚目はPNG加工前、3枚目は線画です 3John
SPUR MEサチマル続きました、若干シャンマル?シャン→→マル風味なのでタグ付けしましたがこの作品はサチマルです。サッチ25×マルコ45(予定)
Q.シャンクスは当て馬なんですか?
A.シャンクスがマルコを欲しいのは本当ですが、あくまで欲しいものの中のひとつです。特別ではありますが、特別と唯一とはどうやら違うようです。
五指を伸ばして、その先に「よっと……、協力に感謝する。変に暴れないでいてくれたおかげで運びやすかった」
「もがっ……!!ぜぇ、はぁ……っぜ…、ひ、人の口と鼻塞いでおいて…、あ、あんな、速さで……、か、海賊……!!」
「あはは、"海賊"か。面白いこと言うんだな。別に攫ったわけじゃないだろう?ここには、元々顔を出すつもりだったんだ……、」
広々とした、小高い丘だった。
色とりどりの花が美しく咲いていた。鳥が歌い、蝶々が戯れるあまりに美しい草原に、二つの墓石が並んでいた。そして、それらを取り込む様に無数の───主人を失ったカトラスや剣の類が無言で鎮座していた。
「ここは……」
「何だ、マルコは連れてきてくれなかったのか?」
下ろしたきり暫く噎せて込んだいたものの、すっかり立ち尽くすサッチを脇目に何処に隠し持っていたのか。取り出した酒瓶の蓋を、盃と共に取り出したシャンクスに、慌ててサッチは歩み寄る。
11075「もがっ……!!ぜぇ、はぁ……っぜ…、ひ、人の口と鼻塞いでおいて…、あ、あんな、速さで……、か、海賊……!!」
「あはは、"海賊"か。面白いこと言うんだな。別に攫ったわけじゃないだろう?ここには、元々顔を出すつもりだったんだ……、」
広々とした、小高い丘だった。
色とりどりの花が美しく咲いていた。鳥が歌い、蝶々が戯れるあまりに美しい草原に、二つの墓石が並んでいた。そして、それらを取り込む様に無数の───主人を失ったカトラスや剣の類が無言で鎮座していた。
「ここは……」
「何だ、マルコは連れてきてくれなかったのか?」
下ろしたきり暫く噎せて込んだいたものの、すっかり立ち尽くすサッチを脇目に何処に隠し持っていたのか。取り出した酒瓶の蓋を、盃と共に取り出したシャンクスに、慌ててサッチは歩み寄る。