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TRAINING大人になったtnkさんがtksmくんの好きな女の子と職場に来た話月島くんと片思い田中「つーきーしーまー、元気に労働してるか」
月島「げっ、田中さん」
田中「げっ、て言ったな」
月島「……アハハ、イッテマセンヨ。」
田中「良いんだな」
月島「は」
田中「いいんだな今日の俺は1人じゃない」
月島「誰を連れてきたんですか。菅原さんとかですか菅原さんならちょっとご遠慮いただきたいんですけど。」
田中「残念、スガさんではないっ」
「こ、こんにちはー。」
月島「な、んで。」
田中「はっはっは、嬉しかろう、嬉しかろう」
月島「いや、ちょっと待ってください。」
「田中さんとそこで会って。なら一緒に月島くんに会いに行こうかって。」
月島「何でそこで会うの」
田中「たまたまだ。」
「たまたまです。でも、お仕事してる月島くんの姿かっこ良いね。」
620月島「げっ、田中さん」
田中「げっ、て言ったな」
月島「……アハハ、イッテマセンヨ。」
田中「良いんだな」
月島「は」
田中「いいんだな今日の俺は1人じゃない」
月島「誰を連れてきたんですか。菅原さんとかですか菅原さんならちょっとご遠慮いただきたいんですけど。」
田中「残念、スガさんではないっ」
「こ、こんにちはー。」
月島「な、んで。」
田中「はっはっは、嬉しかろう、嬉しかろう」
月島「いや、ちょっと待ってください。」
「田中さんとそこで会って。なら一緒に月島くんに会いに行こうかって。」
月島「何でそこで会うの」
田中「たまたまだ。」
「たまたまです。でも、お仕事してる月島くんの姿かっこ良いね。」
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DONE君は僕になりたいって言うけれど、僕は、山口になりたいって思ってる。
山口が好きな君と、君を好きな僕。「山口くんは、"ツッキーはモテるから"って言ってるけど、月島くんが好きになる子って大体山口君を好きだよね。」
月島「山口はカッコいいから。」
「うん、山口くんはかっこいいよね。」
月島「え」
「え」
月島「···いや何でもない。」
「やっぱり、男の子から見てもかっこいいんだね、山口くん。」
月島「そうだね。」
「やっぱ、あふれ出るかっこよさと可愛さは隠しきれないよね。はぁ…なのにどうして自分の魅力に気づかないんだろ。おかしくない」
月島「僕、酔っ払いに絡まれてるすごく嫌なんだけど。」
「山口くんのそばかすになりたい、いや月島くんになりたい。」
月島「意味わからないんだけど。」
「だって、休み時間になれば『ツッキー』って寄ってきてもらえるんだよ。」
603月島「山口はカッコいいから。」
「うん、山口くんはかっこいいよね。」
月島「え」
「え」
月島「···いや何でもない。」
「やっぱり、男の子から見てもかっこいいんだね、山口くん。」
月島「そうだね。」
「やっぱ、あふれ出るかっこよさと可愛さは隠しきれないよね。はぁ…なのにどうして自分の魅力に気づかないんだろ。おかしくない」
月島「僕、酔っ払いに絡まれてるすごく嫌なんだけど。」
「山口くんのそばかすになりたい、いや月島くんになりたい。」
月島「意味わからないんだけど。」
「だって、休み時間になれば『ツッキー』って寄ってきてもらえるんだよ。」
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DONE台風情報に一喜一憂する彼女とキミとボクのお出かけ計画が潰れた日。「··ふっ、百面相」
「いやいやいや、笑うところじゃない。」
大人になってからも孤爪くんは孤爪くんで、「台風が来たなら来た、でしょうがないんじゃない」と冷静に言葉を伝えてくる。
それに対して、駄々をこねているのは私だ。
「えー、でもさー」なんていいながならダラダラしている。
それで、私の返答を聞いた孤爪くんが心底うんざりした…ゴミでも見るかのような目を向けてくる。
「…ごめん。もう、大人だもんね。」
そう言うと、孤爪くんは一度視線を床に落としそれからしっかりとこっちを見つめて両手を広げる。
「…はい。」
「え、と…」
「…こう言うときは、ハグしてあげるのがいいってショーヨーが言ってた。…実際、ホントは…オレも〇〇が楽しそうに考えてたお出かけできなくて、ちょっと、ザンネン。」
438「いやいやいや、笑うところじゃない。」
大人になってからも孤爪くんは孤爪くんで、「台風が来たなら来た、でしょうがないんじゃない」と冷静に言葉を伝えてくる。
それに対して、駄々をこねているのは私だ。
「えー、でもさー」なんていいながならダラダラしている。
それで、私の返答を聞いた孤爪くんが心底うんざりした…ゴミでも見るかのような目を向けてくる。
「…ごめん。もう、大人だもんね。」
そう言うと、孤爪くんは一度視線を床に落としそれからしっかりとこっちを見つめて両手を広げる。
「…はい。」
「え、と…」
「…こう言うときは、ハグしてあげるのがいいってショーヨーが言ってた。…実際、ホントは…オレも〇〇が楽しそうに考えてたお出かけできなくて、ちょっと、ザンネン。」
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TRAINING酔っ払い山口によるツッキー。対ツッキーの片思い相手ツッキーのいいところ見つけ。山口「ツッキーのいいところはねぇ、」
「山口くん、酔ってる」
山口「酔ってないよ。」
月島「酔ってるでしょ。」
山口「こんな顔してるけど、本当はちゃんと心配してくれてるところとか、」
「…ほう。」
山口「本当にモテるのに、本人は自分が好きな子しか見えてないところとか?」
「そうなんですか。」
月島「フツーそうでしょ。自分が好かれたい相手以外に好かれても困るだけじゃない」
「異性にそんな好かれたことないからわからないですね。」
山口「笑うと実は可愛いところとか」
「…月島くんあんま笑ってくれないからわからない。」
山口「どうしてこんな、響かないのか。」
「」
月島「そういう人間だから、参ってる。」
「さっきから一体何の話ししてるの」
401「山口くん、酔ってる」
山口「酔ってないよ。」
月島「酔ってるでしょ。」
山口「こんな顔してるけど、本当はちゃんと心配してくれてるところとか、」
「…ほう。」
山口「本当にモテるのに、本人は自分が好きな子しか見えてないところとか?」
「そうなんですか。」
月島「フツーそうでしょ。自分が好かれたい相手以外に好かれても困るだけじゃない」
「異性にそんな好かれたことないからわからないですね。」
山口「笑うと実は可愛いところとか」
「…月島くんあんま笑ってくれないからわからない。」
山口「どうしてこんな、響かないのか。」
「」
月島「そういう人間だから、参ってる。」
「さっきから一体何の話ししてるの」
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DONE秋に旅行で駅から仙台城跡まで歩いたんです。こんなツッキーと彼女さんがいたらいいなって妄想したんです。全篇会話文で失礼します。
ずるい男「ツッキーって仕事の後、城跡まで走ってるってほんと」
月島「ほんとなわけないでしょ。」
「いや、ほんとであれよ。」
月島「僕は日向や影山みたいな体力オバケじゃないから仕事終わりはムリ。しかも暗いでしょ。走るのは休みの日とか。」
「走ってるの」
月島「走ってるけど、何そのポーズ」
「走ってる月島くん尊いポーズ。」
月島「意味不明。」
「今度見に行ってもいい」
月島「見世物じゃないし、すごい顔して走ってるから無理。」
「え、なにそれかわいい。」
月島「は」
「すごい顔して走ってるから無理って言ってる月島くんが可愛い。」
月島「····君も一緒に走るならいいよ。」
「行きます」
【そして、休みの日】
「ゼェッゼェッ…こんなっ、きついなんて知らない。」
591月島「ほんとなわけないでしょ。」
「いや、ほんとであれよ。」
月島「僕は日向や影山みたいな体力オバケじゃないから仕事終わりはムリ。しかも暗いでしょ。走るのは休みの日とか。」
「走ってるの」
月島「走ってるけど、何そのポーズ」
「走ってる月島くん尊いポーズ。」
月島「意味不明。」
「今度見に行ってもいい」
月島「見世物じゃないし、すごい顔して走ってるから無理。」
「え、なにそれかわいい。」
月島「は」
「すごい顔して走ってるから無理って言ってる月島くんが可愛い。」
月島「····君も一緒に走るならいいよ。」
「行きます」
【そして、休みの日】
「ゼェッゼェッ…こんなっ、きついなんて知らない。」
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TRAINING仙台でびっくりするくらいエスカレーターでは歩かないでくださいの表示があったので。月島くんとバレーボール「仙台の人ってエスカレーター歩く人いないね。」
月島「エスカレーターが自動で運んでくれるのに、歩くとか無駄な労力使う人がいるの」
「私は未だに月島くんがバレーボールをやっていることに驚きを隠せないよ。」
月島「僕も、なんで大人になった今でもバレーボールを続けてる自分が今でも理解できない。」
「嘘でしょ。」
月島「ホント。でも、結局バレーボールの気持ちいい瞬間を知ってしまったんだと思う。」
「へぇー。」
月島「何」
「いやぁ、いい顔するなぁと思って。」
月島「バカにしてるの」
「滅相もない。ただ、バレーボールのこと楽しそうに話す月島くんはすてきだなぁと思っただけです。」
月島「···あっそ。そりゃあドーモ。」
312月島「エスカレーターが自動で運んでくれるのに、歩くとか無駄な労力使う人がいるの」
「私は未だに月島くんがバレーボールをやっていることに驚きを隠せないよ。」
月島「僕も、なんで大人になった今でもバレーボールを続けてる自分が今でも理解できない。」
「嘘でしょ。」
月島「ホント。でも、結局バレーボールの気持ちいい瞬間を知ってしまったんだと思う。」
「へぇー。」
月島「何」
「いやぁ、いい顔するなぁと思って。」
月島「バカにしてるの」
「滅相もない。ただ、バレーボールのこと楽しそうに話す月島くんはすてきだなぁと思っただけです。」
月島「···あっそ。そりゃあドーモ。」
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MEMO #819プラス #HQプラス アツム宮家のお隣のお姉さんが幼稚園年長さんの時に生まれた宮双子(https://x.gd/pMHlJ)シリーズのイラスト。
夢主の顔があります。
主にメモ程度のラフやらくがき。
このお話用に描いた訳ではないけれど、この世界にいてもいいな〜と思った絵も一緒にまとめてます。
絵がたまったらここに追加したり差し替えたりしたいと思います。 13
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MOURNING大人ツッキーの目の前に現れた想い人。はたらくツッキー出勤しようと、博物館の前の道を歩いていると博物館の前に一つの小さな背中が見えた。
「え、なんでいるの。」
「あ、月島くん。」
その背中が知っている人のそれだと気づくくらい近づくと声をかけた。
振り向いた彼女の顔には満面の笑みが広がっていて嬉しげに僕の名前を呼ぶ。
「あの、田中サンに聞いて。」
「田中さん」
「仙台市博物館の前に月島くんと山口くんのパネルがあるって。で、あわよくば月島くんに会えればいいなと思って。」
どうして彼女が田中さんを知っているのか、という疑問は置いておいて目の前に彼女がいるのはさすがに、照れるというか、なんというか。
「…ほんとに、なんでいるの」
「えっと、お休みだから…」
「せっかくの休みに僕のパネル見に来たの」
729「え、なんでいるの。」
「あ、月島くん。」
その背中が知っている人のそれだと気づくくらい近づくと声をかけた。
振り向いた彼女の顔には満面の笑みが広がっていて嬉しげに僕の名前を呼ぶ。
「あの、田中サンに聞いて。」
「田中さん」
「仙台市博物館の前に月島くんと山口くんのパネルがあるって。で、あわよくば月島くんに会えればいいなと思って。」
どうして彼女が田中さんを知っているのか、という疑問は置いておいて目の前に彼女がいるのはさすがに、照れるというか、なんというか。
「…ほんとに、なんでいるの」
「えっと、お休みだから…」
「せっかくの休みに僕のパネル見に来たの」
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DONE雨の日と819男子hnt/kgym/sgwr/tksm/kr雨の日と819男子日向「傘差すのは当然です。雨に濡れると風引くかもしれないです。」
なんて、ものすごい真顔で言ってくる。
「だから、一緒に入っていくのです。」
出だしはしっかりしてるな〜、と思った女の子だけど、続きの言葉がぎこちなくて、おやっとなる。
「おやっ」と、なって固まってると「早く入るのです」ってぐいぐい傘を差し出してくる日向くんに申し訳ないと思いつつも傘に入ると最初の内はぎこちなく動いている日向くん。
けど、徐々に冷静になってきて車道側を歩いていた🌸ちゃんに気づいて、「こっち歩いてくんない」って車から離れた方に誘導する。
「どうしたの」って訊くと「そっちだと水跳ねるし、単純におれが傘を差しにくい、です。」って言う男前ぶりを発揮する。
1632なんて、ものすごい真顔で言ってくる。
「だから、一緒に入っていくのです。」
出だしはしっかりしてるな〜、と思った女の子だけど、続きの言葉がぎこちなくて、おやっとなる。
「おやっ」と、なって固まってると「早く入るのです」ってぐいぐい傘を差し出してくる日向くんに申し訳ないと思いつつも傘に入ると最初の内はぎこちなく動いている日向くん。
けど、徐々に冷静になってきて車道側を歩いていた🌸ちゃんに気づいて、「こっち歩いてくんない」って車から離れた方に誘導する。
「どうしたの」って訊くと「そっちだと水跳ねるし、単純におれが傘を差しにくい、です。」って言う男前ぶりを発揮する。
ume03giyu
MOURNING⚠夢になりますので、苦手な人は読まないでね。スナリンタロウ夢
#819プラス #HQプラス
続くかもしれないし、続かないかもしれない。
🌸=女の子
女の子とスナリンタロウは付き合って1年ほど経ちます。
同棲はまだしてない設定で、それぞれ一人暮らし設定としております。 916
takusan_suki_y
DOODLE #819プラス #HQプラス寝ぼけて送ったボイスメッセージ(寝てる時の唸り声)が喘ぎ声に聞こえた彼【五色】→https://x.com/takusan_suki_y/status/1805893805171982842?s=46
のおまけです
名無しさん
DONEXに上げたものです。ささっと書いたので、まずこちらに投稿させていただきます。
女避けの為に付き合っていると勘違いした話。スナと付き合って数ヶ月。それなりに恋人らしい事もしてきたから彼は私のことが好きで付き合ったんだと思ってたけど、どうやら私はただの女避けらしい。
バレー強豪校の稲荷崎に推薦で愛知から来たという彼は、その容姿も相まってたちまち人気者になっていた。クラスは違えど、同学年や先輩問わず女の子から言い寄られてる噂をよく聞いていたし、その現場を目撃する日も多々あった。かくいう私もスナくんの事が気になる女子のひとりだったわけだけど。
周りの華やかな女の子達みたいにスナくんに話しかける勇気もないから遠くからそっと眺めるだけ。
自分の意気地なさ故に接点を作れないで居る癖に、可愛い女の子達に嫉妬したりして、これは甘酸っぱいどころか塩っぱい青春になりそうだなぁ、と思っていた。
4321バレー強豪校の稲荷崎に推薦で愛知から来たという彼は、その容姿も相まってたちまち人気者になっていた。クラスは違えど、同学年や先輩問わず女の子から言い寄られてる噂をよく聞いていたし、その現場を目撃する日も多々あった。かくいう私もスナくんの事が気になる女子のひとりだったわけだけど。
周りの華やかな女の子達みたいにスナくんに話しかける勇気もないから遠くからそっと眺めるだけ。
自分の意気地なさ故に接点を作れないで居る癖に、可愛い女の子達に嫉妬したりして、これは甘酸っぱいどころか塩っぱい青春になりそうだなぁ、と思っていた。
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MEMOまた空から降ってきたネタの冒頭を書き殴りました。オサムに元恋人がいるし、夢主にもかつて恋人がいたという設定。
今はなりをひそめてますがクソシリアスクソ重設定になる可能性がなきにしもあらず。
(仮)二年以上、あと十分 薄く目を開いた。カーテンから差し込む光が眩しくて顔を背ける。
朝特有の部屋の籠った空気が嫌で、早々に起き上がって窓を開けた。入り込む空気が肌を撫でて、鼻から肺を通って目が冴える。窓の外は、どこまでも突き抜けていくような青があった。
窓枠に左手で頬杖をつく。触れた左頬は、昨日恋人に打たれたところだった。いや、もう元恋人と言うべきだろう。
「ホンマに言うんやなあ。『仕事と私どっちが大事なん』って」
他人事のように呟くが、それは紛れもなく自分が言われたセリフである。自分では大事にしていたつもりだったのだが、元恋人を満足させられなかったらしい。
「いやでも、だからって浮気はないやろ……」
「寂しかったから」と泣いた元恋人。問い詰めたら逆ギレをされて、挙句の果てには頬を平手打ちされて、散々だった。捨て台詞は「別れる!」の絶叫。こっちが言いたい。
3056朝特有の部屋の籠った空気が嫌で、早々に起き上がって窓を開けた。入り込む空気が肌を撫でて、鼻から肺を通って目が冴える。窓の外は、どこまでも突き抜けていくような青があった。
窓枠に左手で頬杖をつく。触れた左頬は、昨日恋人に打たれたところだった。いや、もう元恋人と言うべきだろう。
「ホンマに言うんやなあ。『仕事と私どっちが大事なん』って」
他人事のように呟くが、それは紛れもなく自分が言われたセリフである。自分では大事にしていたつもりだったのだが、元恋人を満足させられなかったらしい。
「いやでも、だからって浮気はないやろ……」
「寂しかったから」と泣いた元恋人。問い詰めたら逆ギレをされて、挙句の果てには頬を平手打ちされて、散々だった。捨て台詞は「別れる!」の絶叫。こっちが言いたい。
名無しさん
DONEXに投稿したオサム夢です。その言葉の続きを聞けなかった話。.
「あいつ、最近太り始めてん」
授業の合間の休み時間。
飲み物を買おうと自動販売機へ向かっていると、廊下の角から聞こえてきた話し声につい足を止めてしまう。
息をひそめて耳を澄ませてみると、それは大好きな彼氏の声だった。
オサムが紡ごうとしている言葉の続きを聞いてしまったら心が壊れてしまうような気がして、気付かれる前に逃げるように教室へ急いだ。
切らした息もそのままに教室の窓際から自動販売機の方へ目を向けてみると、そこにはやはりオサムとスナくんの姿があった。
スナくんの顔は呆れたように見えて、胸が嫌な音を立てて冷や汗が滲む。
…今頃、あの醜い豚をいつ捨ててやろうか、なんて話しているかもしれないと思うと、胸の奥がつきん、と痛んだ。
4111「あいつ、最近太り始めてん」
授業の合間の休み時間。
飲み物を買おうと自動販売機へ向かっていると、廊下の角から聞こえてきた話し声につい足を止めてしまう。
息をひそめて耳を澄ませてみると、それは大好きな彼氏の声だった。
オサムが紡ごうとしている言葉の続きを聞いてしまったら心が壊れてしまうような気がして、気付かれる前に逃げるように教室へ急いだ。
切らした息もそのままに教室の窓際から自動販売機の方へ目を向けてみると、そこにはやはりオサムとスナくんの姿があった。
スナくんの顔は呆れたように見えて、胸が嫌な音を立てて冷や汗が滲む。
…今頃、あの醜い豚をいつ捨ててやろうか、なんて話しているかもしれないと思うと、胸の奥がつきん、と痛んだ。
名無しさん
DONEXに投稿した、クロオと陸上部🌸ちゃんのお話です。泣き顔が忘れられない話。またバーを越えられなかった。
軽々と飛び越えていたはずの目標がいつもより高く感じて、今までどうやって跳んでいたのだろう、と冷や汗が滲む。
「……あ〜、やめやめ。」
滲む焦りを隠さないままその場を離れ、裏庭のベンチに座る。
爽やかな風が吹き通るこの場所であれば、少し気分を変えられるだろうと思っていたのに。
梅雨のじっとりとした空気が肌にまとわりついて、余計に気分を鬱々とさせる。
背もたれに寄りかかりながら、もやもやする気持ちを吐き出すように声を出した時。
体育館のある方角から「おつかれ〜」という声が聞こえて目を向けると、にやにやと笑みを浮かべた長身の男がそこに居た。
「おやおやお嬢さん、サボりですかぁ〜?」
「クロオ………はぁ……」
3789軽々と飛び越えていたはずの目標がいつもより高く感じて、今までどうやって跳んでいたのだろう、と冷や汗が滲む。
「……あ〜、やめやめ。」
滲む焦りを隠さないままその場を離れ、裏庭のベンチに座る。
爽やかな風が吹き通るこの場所であれば、少し気分を変えられるだろうと思っていたのに。
梅雨のじっとりとした空気が肌にまとわりついて、余計に気分を鬱々とさせる。
背もたれに寄りかかりながら、もやもやする気持ちを吐き出すように声を出した時。
体育館のある方角から「おつかれ〜」という声が聞こえて目を向けると、にやにやと笑みを浮かべた長身の男がそこに居た。
「おやおやお嬢さん、サボりですかぁ〜?」
「クロオ………はぁ……」
名無しさん
DONEXに投稿したツキシマ夢です。ツキシマ君の彼女最近オープンしたカフェはショートケーキが美味しいらしい、という噂を聞いて、早速彼氏のケイ君を誘ってみた。
ショートケーキか好きな彼に熱弁しながらも、頭の中では(人多そうだし嫌って言いそうだなぁ…)と思っていたけれど、そんな私の悩みも他所に「別にいいけど」とぶっきらぼうに言ったケイ君の顔は少しだけ嬉しそうで。
やっぱり好きなものとなると違うんだなぁ、と笑みがこぼれる。
次のオフの日ね、と約束をして迎えたデートの日。
開店したばかりのカフェには行列が出来ていて、あ、これはダメなやつかな…とケイ君の顔を窺えば、やはり少し嫌そうな顔をしていた。
「ケイ君…、また別の日にしよ?人多いし」
「なんで。前から楽しみにしてたんでしょ。別に1時間くらい並ぶわけじゃないんだし良いよ。ほら行くよ」
6363ショートケーキか好きな彼に熱弁しながらも、頭の中では(人多そうだし嫌って言いそうだなぁ…)と思っていたけれど、そんな私の悩みも他所に「別にいいけど」とぶっきらぼうに言ったケイ君の顔は少しだけ嬉しそうで。
やっぱり好きなものとなると違うんだなぁ、と笑みがこぼれる。
次のオフの日ね、と約束をして迎えたデートの日。
開店したばかりのカフェには行列が出来ていて、あ、これはダメなやつかな…とケイ君の顔を窺えば、やはり少し嫌そうな顔をしていた。
「ケイ君…、また別の日にしよ?人多いし」
「なんで。前から楽しみにしてたんでしょ。別に1時間くらい並ぶわけじゃないんだし良いよ。ほら行くよ」
名無しさん
DONEXに投稿したアツム夢のお話です。誓いの話。「何イライラしてんねん、いい加減うざいんやけど」
この頃は何も上手くいかない気がしていて、ご飯を作ったり片付けをしたり、いつも通りの行動にもイライラが伴ってしょうがない。
八つ当たりなんて子どもみたいな事はしたくない、やっちゃだめ、と自分では分かっているのに、胸の中で渦巻く苛立ちのぶつけ先が分からなくて泣き出しそうになってしまう。
「ごめん、なんか分かんないけどイライラして…」
「…やとしてもその態度はあかんやろ。俺にぶつけてどないするん、自分の機嫌くらい自分でとれや」
全くもってその通り。アツムの言うことが正しいって分かっているのに、怒りが湧いたり悲しくなったり、感情のコントロールが出来なくなっている理由が分からなくて苦しくなる。
3907この頃は何も上手くいかない気がしていて、ご飯を作ったり片付けをしたり、いつも通りの行動にもイライラが伴ってしょうがない。
八つ当たりなんて子どもみたいな事はしたくない、やっちゃだめ、と自分では分かっているのに、胸の中で渦巻く苛立ちのぶつけ先が分からなくて泣き出しそうになってしまう。
「ごめん、なんか分かんないけどイライラして…」
「…やとしてもその態度はあかんやろ。俺にぶつけてどないするん、自分の機嫌くらい自分でとれや」
全くもってその通り。アツムの言うことが正しいって分かっているのに、怒りが湧いたり悲しくなったり、感情のコントロールが出来なくなっている理由が分からなくて苦しくなる。
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MEMOどうしてもアツム夢を書きたかった。3/30の朝10時。突如電車に乗っていたら、天からネタが降ってきたのでメモ代わりの冒頭部分です。半端なところで終わりますが、そのうち続きますたぶん。いつか書ききりたい夢小説の冒頭注意
・ネームレス
・夢主の自我設定強め(まだ冒頭なのでそこまで強くないですが、話が進むにつれて家族設定とか出てきます)
・メモ代わりなので推敲してません。悪しからず。
・エセ関西弁です
・なんでも許せる人向け
「あかん!!」
宮侑は筆箱の中身を眺めて絶叫した。
「消しゴムがない!!」
筆箱の中身を全部取り出して、空になったそれをひっくり返す。バタバタ振ってみるが小さなカスが落ちてくるだけである。
机の上にはシャーペン二本、シャー芯のケース一個、全然使わないマーカーとボールペン。やはり、消しゴムの姿はない。
侑は必死になって消しゴムを探す。そんな必死な侑を、クラスメイトが面白そうに眺めていた。
「次英単語の小テストやんな」
9916・ネームレス
・夢主の自我設定強め(まだ冒頭なのでそこまで強くないですが、話が進むにつれて家族設定とか出てきます)
・メモ代わりなので推敲してません。悪しからず。
・エセ関西弁です
・なんでも許せる人向け
「あかん!!」
宮侑は筆箱の中身を眺めて絶叫した。
「消しゴムがない!!」
筆箱の中身を全部取り出して、空になったそれをひっくり返す。バタバタ振ってみるが小さなカスが落ちてくるだけである。
机の上にはシャーペン二本、シャー芯のケース一個、全然使わないマーカーとボールペン。やはり、消しゴムの姿はない。
侑は必死になって消しゴムを探す。そんな必死な侑を、クラスメイトが面白そうに眺めていた。
「次英単語の小テストやんな」