和花🌼
DONE相互様におねだりして描いていただいた漫画に、お話をつけさせていただきました。ぱっつち
ケンカ馴れしてる傷だらけの土方さんと、そんな土方さんよりもさらにケンカ馴れしてる銀八(若い頃はケンカしすぎて白夜叉と呼ばれてた)
【ぱっつち】元悪ガキたちの恋の行方 奥歯を噛み締め、相手の頬に拳を叩き込みながら土方は心中で盛大に舌打ちしていた。
周りを囲んでいるのは五人。これくらいの人数であれば無傷できり抜けられるかと思ったが、後から現れた隠し球のような男の存在で、雲行きが怪しくなってしまった。
土方に因縁をつけてきた男達の背後から、まるで真打登場とばかりに、明らかに手練の男が現れたのだ。しかも、年齢は自分たちより十は上だろう。二十代後半に見える。そいつの拳が何発か顔に入ってしまった。
唇が切れたのか、口内に鉄臭い血の味が広がる。
これで喧嘩は隠せなくなった。
あの担任教師が、今回もまた面倒臭そうな顔で説教を垂れるのを聞かなくてはならなくなった。そのことに対して、眼前の男たちへ八つ当たりでもしたい気分だ。
8083周りを囲んでいるのは五人。これくらいの人数であれば無傷できり抜けられるかと思ったが、後から現れた隠し球のような男の存在で、雲行きが怪しくなってしまった。
土方に因縁をつけてきた男達の背後から、まるで真打登場とばかりに、明らかに手練の男が現れたのだ。しかも、年齢は自分たちより十は上だろう。二十代後半に見える。そいつの拳が何発か顔に入ってしまった。
唇が切れたのか、口内に鉄臭い血の味が広がる。
これで喧嘩は隠せなくなった。
あの担任教師が、今回もまた面倒臭そうな顔で説教を垂れるのを聞かなくてはならなくなった。そのことに対して、眼前の男たちへ八つ当たりでもしたい気分だ。
いるさん
MAIKING超お久しぶりポイピクであたふたして今の時間に…こんばんわ〜♪描いてる漫画の一コマ。
銀tnはぜんぶ描いてるけど、世に出る時はもちっと修正されるから供養…。
銀誕の話なんだけど、冬に突入しちゃうわコレ…。でも描き終えたいし、できたら本にしたくなってきた。エアブーとかで少部数で出そうかな〜と考え中。11月のエアブー申し込んだら途中まで上げるかも(未だ申し込みに手間取り中…)。
tanukimaru18
DONE銀さん誕生日カウントダウン9,8,7,6,5(+銀土の日),4,3,2,1,0!(一枚ずつ増やしていきます)
銀さん誕生日おめでとう!!大好き!!
けんかっぷるシリーズ 11
和花🌼
DONE夏祭りリクエスト六銀ポニ
次の言葉が入っています
花火/人の流れ/穴場/聞こえない/一瞬
夏祭り6(銀ポニ) ——やけにふわふわだな。
それが最初に、目の前にいるこの男を見た時の印象だった。
そんなわけで、俺も多少は驚いたが、俺を見た男の方が俺よりも驚いていた。
「ひ、ひじかた! おい! これ、どういうこと! どういうことだよ!」
男のあまりの剣幕に俺が呆気に取られていると、奥から出てきたメガネをかけた野郎に首根っこを掴まれて引きずられて行った。
「はいはい、銀さん。とりあえず話を聞きましょうね。沖田さん、と……土方さん、でいいのかな。いらっしゃいませ。今日はお客様ってことでいいんですよね」
銀髪の野郎はまだ「なに、呪い?! それとも、タイムスリップ? 土方に何をしたんだよ!」と喚き散らしている。
俺の仲間だと紹介された真選組の奴等よりも、よほど慌て方が凄まじい。俺の名を呼んだということは、おそらく知り合いなんだろう。しかも、これだけ心配しているということは、友人、なのかもしれねぇ。俺に友人なんて呼べるもんができているとは思えなかったが、あんだけ大勢の仲間がいると言われた後だ。仲間以外にも、何かしら交流がある連中もいるんだろ。そこのメガネも、俺の事を知ってるみてぇだしな。
11106それが最初に、目の前にいるこの男を見た時の印象だった。
そんなわけで、俺も多少は驚いたが、俺を見た男の方が俺よりも驚いていた。
「ひ、ひじかた! おい! これ、どういうこと! どういうことだよ!」
男のあまりの剣幕に俺が呆気に取られていると、奥から出てきたメガネをかけた野郎に首根っこを掴まれて引きずられて行った。
「はいはい、銀さん。とりあえず話を聞きましょうね。沖田さん、と……土方さん、でいいのかな。いらっしゃいませ。今日はお客様ってことでいいんですよね」
銀髪の野郎はまだ「なに、呪い?! それとも、タイムスリップ? 土方に何をしたんだよ!」と喚き散らしている。
俺の仲間だと紹介された真選組の奴等よりも、よほど慌て方が凄まじい。俺の名を呼んだということは、おそらく知り合いなんだろう。しかも、これだけ心配しているということは、友人、なのかもしれねぇ。俺に友人なんて呼べるもんができているとは思えなかったが、あんだけ大勢の仲間がいると言われた後だ。仲間以外にも、何かしら交流がある連中もいるんだろ。そこのメガネも、俺の事を知ってるみてぇだしな。
ロク野郎
MEMO大学3年生銀時先輩(バイ)×大学1年生土方くん。(ゲイ)のお話。復縁話になる予定。ハピエンは確定。
でも土方くんの過去がとても可哀想になりそうなので閲覧はご注意を。
あと恒例の尻切れトンボです。サーセンッッッ。 4966
maryu_novel
PASTぽいぴく練習用に、くるっぷに置いてた話を微調整して持ってきました。念の為、年齢確認のご協力をお願いします🔑🙇♀️(18↑?yes/no)
★診断メーカーの結果を元に書きました。
【題】消えない轍
【帯】移り気なあんたを引き留める術を知らない
【書き出し】汗で張りついた黒髪が妙に色っぽくて嫌だった 4
和花🌼
DONE夏祭りワードパレットを使用したリクエスト7 原作
・帰り道
・歩調を落として
・特別
・あっという間
・忘れられない
暑苦しいほど仲良しな二人を楽しんでいただけたら嬉しいです。
夏祭り 7(原作) 夏祭りといえば浴衣を着て、友人や家族、それに恋人なんかと団扇で顔を仰ぎつつ、露店を横目で見ながら、そぞろ歩きするのが醍醐味というものだ。それに花火も加われば、もう言うことはない。
だが、それは祭りに客として参加している場合は、である。
出店の営業を終え、銀時が借りてきたライトバンを運転して依頼主のところに売り上げ金や余った品を届け、やっと三人揃って万事屋の玄関先に辿り着いた時には、神楽はもう半分寝ていたし、新八も玄関の上がり框の段差分も足を上げたくないといった様子で神楽の隣に突っ伏した。そんな二人に「せめて部屋に入んな」と声をかけた銀時の声にも疲れが滲む。暑いなか、ずっと外にいたのだ。それだけでも疲れるというのに、出店していた位置が良かったのか、今日は客が絶え間なく訪れ、目がまわるような忙しさだった。実際のところ、目が回るような感覚になったのは、暑さと疲労のせいだったのだが、そんな事を冷静に考えている暇もなかった。
6457だが、それは祭りに客として参加している場合は、である。
出店の営業を終え、銀時が借りてきたライトバンを運転して依頼主のところに売り上げ金や余った品を届け、やっと三人揃って万事屋の玄関先に辿り着いた時には、神楽はもう半分寝ていたし、新八も玄関の上がり框の段差分も足を上げたくないといった様子で神楽の隣に突っ伏した。そんな二人に「せめて部屋に入んな」と声をかけた銀時の声にも疲れが滲む。暑いなか、ずっと外にいたのだ。それだけでも疲れるというのに、出店していた位置が良かったのか、今日は客が絶え間なく訪れ、目がまわるような忙しさだった。実際のところ、目が回るような感覚になったのは、暑さと疲労のせいだったのだが、そんな事を冷静に考えている暇もなかった。