simasimadayone
DONEヒュンマ妄想によるファンブック表紙はこう!そうかそうか、道理でヒュンの襟足短いと思ったよ☺️
ヒュン→マ、ガン見してるようにしか見えなかったんだよ…!
これは表紙撮影5分前。 2
下町小劇場・芳流
DONE⑽2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面⑩戦後ネイル村シリーズ
激甘ヒュンマ、子どもネタがあるので、苦手な方は要注意
2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面⑩ ぼんやりと目を開けると、まだ、体は重く、けだるい疲れが残っていた。
いまは何時だろうか。朝になったのか。
あれから、どのくらいの時間が経ったのか。
自分の置かれた状況を把握するのに時間がかかった。
少しだけ、目を動かしてみた。
私の隣に、ぬくもりがある。
私と同じベッドの上に寝かせられた、その小さな温かさを感じ、私は、胸がいっぱいになった。
よかった。夢じゃなかったんだ。
私が目をさましたのに気付くと、ベッドの脇に座っていたヒュンケルが、小さな声で私に呼びかけてきた。
「マァム。目が覚めたのか?」
「うん。」
「無理をするな。眠れる時に眠っていた方がいい。
・・・まだ、この子も眠っている。」
「うん・・・。」
2294いまは何時だろうか。朝になったのか。
あれから、どのくらいの時間が経ったのか。
自分の置かれた状況を把握するのに時間がかかった。
少しだけ、目を動かしてみた。
私の隣に、ぬくもりがある。
私と同じベッドの上に寝かせられた、その小さな温かさを感じ、私は、胸がいっぱいになった。
よかった。夢じゃなかったんだ。
私が目をさましたのに気付くと、ベッドの脇に座っていたヒュンケルが、小さな声で私に呼びかけてきた。
「マァム。目が覚めたのか?」
「うん。」
「無理をするな。眠れる時に眠っていた方がいい。
・・・まだ、この子も眠っている。」
「うん・・・。」
下町小劇場・芳流
DONE⑼2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面⑨戦後ネイル村シリーズ
激甘ヒュンマ、子どもネタありなので、苦手な方は要注意
2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面⑨ 夜中に目をさますと、隣に寝ているはずの彼女の姿がなかった。
何かあったのだろうか。体調が悪いのだろうか。
不安に駆られた俺は、寝室を出て、階下へと降りていった。
階段を下っていくと、リビングに人の気配を感じた。
明かりはなく、格子窓から差し込む月の明かりだけが、仄かな光源となっていた。リビングの椅子に腰かけている人影がある。暗闇に慣れた俺の目には、それが誰なのか、すぐに分かった。
俺が近づくと、足音に気付いたのか、彼女はこちらに目を向けた。
「ヒュンケル。」
いつも通りの声が、俺を呼んだ。
その声色に辛そうな響きはなく、俺は、少しだけ胸をなでおろすことができた。
「どうした。眠れないのか?」
俺が気づかわしげに声をかけると、彼女は困ったように答えた。
3107何かあったのだろうか。体調が悪いのだろうか。
不安に駆られた俺は、寝室を出て、階下へと降りていった。
階段を下っていくと、リビングに人の気配を感じた。
明かりはなく、格子窓から差し込む月の明かりだけが、仄かな光源となっていた。リビングの椅子に腰かけている人影がある。暗闇に慣れた俺の目には、それが誰なのか、すぐに分かった。
俺が近づくと、足音に気付いたのか、彼女はこちらに目を向けた。
「ヒュンケル。」
いつも通りの声が、俺を呼んだ。
その声色に辛そうな響きはなく、俺は、少しだけ胸をなでおろすことができた。
「どうした。眠れないのか?」
俺が気づかわしげに声をかけると、彼女は困ったように答えた。
下町小劇場・芳流
DONE⑹2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面⑥これはちょっとだけヒュンマ
2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面⑥ 昼間であるはずなのに、周囲は闇に包まれていた。
中心にあるのは、白いローブの男。
だが、その白さとは裏腹に、その身にまとうのは、底知れぬ闇だった。
その闇の主が、嘲笑うような声で、煽り立ててきた。
―どうした。その程度か。
白いローブの男の前には、銀の戦士。かつての師を目の前に、血走った目で、睨み据えていた。
―・・・おのれ・・・っ!
彼の周囲の空気がざわめく。
それまで、光の闘気を纏っていたはずの彼に、闇が忍び寄ろうとしていた。
マァムは、声をあげようとした。
―・・・だめ・・・!
だが、白いローブの男の仕掛けた網は、彼女から声までも奪っていた。
男は、さらにけしかける。
―その程度の暗黒闘気では、私は倒せん。
4557中心にあるのは、白いローブの男。
だが、その白さとは裏腹に、その身にまとうのは、底知れぬ闇だった。
その闇の主が、嘲笑うような声で、煽り立ててきた。
―どうした。その程度か。
白いローブの男の前には、銀の戦士。かつての師を目の前に、血走った目で、睨み据えていた。
―・・・おのれ・・・っ!
彼の周囲の空気がざわめく。
それまで、光の闘気を纏っていたはずの彼に、闇が忍び寄ろうとしていた。
マァムは、声をあげようとした。
―・・・だめ・・・!
だが、白いローブの男の仕掛けた網は、彼女から声までも奪っていた。
男は、さらにけしかける。
―その程度の暗黒闘気では、私は倒せん。
simasimadayone
DONE牢獄の中での回想シーンの妄想補完です。エイミの言葉をきっかけに、色んな仲間との事を思い出してたと思う!
マァムにも他の仲間にも言葉にできない感謝をしてるんだきっと…と言う勝手なる解釈全開です。そしてこれが後のヒム戦の言葉に繋がると思う!
色々と端折ってるし、真面目な漫画はじめてなので無茶苦茶かも知れませんがお許しください! 4
simasimadayone
DONE人生初の文字書きチャレンジ…。ろくに文字書きのルールも表現も知らず勢いだけで書いたので、小説とは呼べない代物ですが、先日あげたアニメ55話の土の中イメージイラストの解説文としてお読みください…。
土の中で 目が眩むような閃光の後、爆音が轟いた。全てを覆い尽くすような土煙が死の大地にいるアバンの使徒達に襲い掛かろうとした時、クロコダインが地面を割って、空いた穴に仲間を押し込んだ。
マァム!
バランスを失って仰向けに落ちたマァムが生き埋めにならないよう、ヒュンケルは咄嗟に覆い被さった。
土砂が体を覆い、視界があっという間に闇に包まれると、轟音は小さくなり、振動のみが伝わってくる。
体半分は土砂に埋まったが、上半身の下には空間が残った。下にマァムの気配が感じられる。酸素を消費しないよう、ヒュンケルは息を殺して土砂の重さに耐えた。随分無茶をして戦ってきたせいか、今になって体のあちこちが痛み、体力も限界を迎えそうだった。
1796マァム!
バランスを失って仰向けに落ちたマァムが生き埋めにならないよう、ヒュンケルは咄嗟に覆い被さった。
土砂が体を覆い、視界があっという間に闇に包まれると、轟音は小さくなり、振動のみが伝わってくる。
体半分は土砂に埋まったが、上半身の下には空間が残った。下にマァムの気配が感じられる。酸素を消費しないよう、ヒュンケルは息を殺して土砂の重さに耐えた。随分無茶をして戦ってきたせいか、今になって体のあちこちが痛み、体力も限界を迎えそうだった。