014okashi
DOODLETitle:呪いの王、陥落。●539ウィークに寄せて初描きです。素敵な企画・ご対応ありがとうございます。
Pass:18R↑ Y/N
⚠︎五宿
⚠︎18R(念のため)
⚠︎エロくない
⚠︎ガバガバ設定(清潔なベットがある空間)
⚠︎しろい
⚠︎枠線無視
⚠︎えんぴつ描きクォリティ
※18歳未満の方および高校生以下の方の観覧は厳禁です。
※禁無断転載。転用流用厳禁。 2
たんごのあーる
TRAININGこれが、本当に一番最初に書き上げたヤツ。百鬼夜行後。「すまん、起こしたか?」
静かに戻ってきたつもりだったが、どうやら起こしてしまったらしい。今朝早く姿を見せたかと思ったら、「ちょっとここで寝かせて。」と有無を言わさず、硝子の職場でもある医務室のベッドに、五条が潜り込んだのは数時間前。
柔らかな午後の日差しが差し込むベッドの上で半身を起こしながら、まだ少しぼんやりとした表情をしているが、その人並み外れた美貌は損なわれない。ペットボトルの水を手渡しながら、小言を言ってみる。
「ちゃんと寝て、ちゃんと食べないと。お前も人間なんだから、一応。」
「一応、って。相変わらずだよね、硝子は。」
まだ眠いのか、眼を擦りながらぼやく五条は、やはり疲れているように見えた。
「大人なんだから、睡眠も栄養も、ちゃんと摂ってるよ。そもそもどっちも少なくても、大丈夫。僕、最強だから。」
立て膝に頬杖をつきながらにんまりとする顔に、学生の頃の屈託ない笑顔がよぎる。
「大人、ってのは、自分のことは自分でちゃんと出来るヤツのことをいうんだ。まぁいいけど。私の手を煩わすようなことはするなよ、五条先生。」
「わかってるよ、硝子せーんせ。クソ爺ィの相手やら、連日の任務とか 1131
たんごのあーる
TRAINING〔夏五ワンライ〕お題:サンダル、闇、癇癪。浅い眠りだったのか、夜中に目が覚めて煙草を吸おうと思ったら、いつもの煙草を昨夜のうちに切らしてしまったことを思い出し、仕方なくコンビニに買い物に行こうとした時、いつものサンダルが見当たらない。靴箱の中も、その周りもぐるっと見渡したけれども見つからない。だとすれば、きっと彼処だな、とあたりをつけたものの、時間は午前二時過ぎ、丑三つ時。さすがに起きてないだろうと、いつもの靴を履いて外に出て見上げたその先の部屋には明かりが点いていた。
ふぅ、と一つため息をついて、文字通りとぼとぼとそのままコンビニに向かう。寮からのコンビニまでは五分弱の距離だが、街灯が少なくほの暗い。
なんでこんなことになったのか。あれからずっと考えているが、見当もつかない。急に癇癪を起こしたとしか思えなかった。いつもなら子どもみたいな悪口を言いあって、じゃれあいみたいな喧嘩をしても、すぐにごめんねと言えば元通りになるはずだったのに、何がきっかけだったのか、いくら考えても分からなかった。
2660ふぅ、と一つため息をついて、文字通りとぼとぼとそのままコンビニに向かう。寮からのコンビニまでは五分弱の距離だが、街灯が少なくほの暗い。
なんでこんなことになったのか。あれからずっと考えているが、見当もつかない。急に癇癪を起こしたとしか思えなかった。いつもなら子どもみたいな悪口を言いあって、じゃれあいみたいな喧嘩をしても、すぐにごめんねと言えば元通りになるはずだったのに、何がきっかけだったのか、いくら考えても分からなかった。
pixidon
DOODLEコミュニケーション能力カンストの悠仁が罪悪感と困惑で対応ぎこちなくなるのが新鮮で良き。押しの強さに絆されて悠二の愛想が良くなってくにつれて、お兄ちゃんのお兄ちゃんが猛り荒ぶっていく様を見たい。存在しないはずの記憶がどんどんエスカレートしてって関係性で迷走するもまた良し。second_um1
DONEそして僕らの幸せな日をWorld line illusionの購入お礼無配です。
お手に取っていただきありがとうございました!
そして抜け出す、の中のお話なので、WLI完読後かそして抜け出す読了後にご覧ください。 4516
たんごのあーる
TRAINING「君と羊と青」呪専に入学したての、さしす。前向きな青い春を書きたかった。あと、爺や。
BGM:RADWINPS/君と羊と青正直、呪術高専なんて行きたくなかった。学ぶ、なんてことが必要だなんて思えなかった。事実、呪術なら誰にも負けない自信はあったし、机にかじりついて勉強なんてかったるい。どう考えても、群れて囲われているだけのあの場所に行く意味があるとは、とても思えなかった。でも、爺やが文字通り泣いて頼むから、まー行ってみるか、嫌ならすぐに辞めればいいし、ぐらいの気持ちだった。
入学式にいたのは、小柄な女が一人と変な前髪のデカい男が一人。
「変な前髪。」
と思わず口に出したら、
「これだから、お坊っちゃまは。口の聞き方も知らないのかい?」
と、売り言葉に買い言葉、挙げ句の果てに大喧嘩になって、教室を半壊させて大騒ぎになった。で、早速初日から夜蛾先生にがっつり怒られた。もちろんしばらくお互いに口もきかなかった。
「なのに、なんで一緒にいるかねー。」
校舎の屋上で、硝子が煙草片手に俺を見上げる。昼休みに決まって喫煙している二人を見つけてからは、置いてかれないように、もしくは先回りしてここに来る。右手側に傑、左手側に硝子、真ん中に俺、が定位置となっていた。
「ほんとだよ。煙草臭いの嫌だー、とか言うくせに 1972