arito
DONE8/28 賢者のマナスポット 8オズアサプチオンリー「その絆に祝福を」発行
『未踏の雪原』オズアサ/A5/44P/全年齢
再録になります。お手に取っていただきありがとうございました。 10
michi93chuu
MOURNING夏インテ5号館い68bにスペースいただいています。新刊「快い場所」P16¥200 オーエンに絡まれたアーサーの話です。オズアサ
すみません、今回不参加となりました。またどこかで頒布する気はあるので機会があればお手にとってくだされば幸いです。 3
練り凧
MAIKING※オズアサ2022年7月23日開催のマナ石オンリー2の展示漫画(未完)です。
前回のマナ石オンリー展示漫画のアーサーside、
時系列としては前作の過去のお話です。
原作軸のどのあたりかはちょっと謎。
一応厄災を倒した後くらいのイメージ。
2部が公開される前に描いたので、捏造だらけです。
CP色はかなり薄め
前作
https://poipiku.com/3123341/5825140.html 11
matchajio36
MOURNING再掲)オズアサSS。ついったに画像投稿したものです。お題から思いついて書いたんですが140字オーバーしてるんですよね!でも浮かんだネタをそのままに出来ず書いちゃったやつです🙏『海=眠り』的な…
貴方はオズアサで『君が沈んだ海に告ぐ』をお題にして140文字SSを書いてください。
https://shindanmaker.com/587150
君が沈んだ海に告ぐ 遊び疲れてぐっすり眠る銀髪を大きな手で優しく、ゆっくりと撫でてやる。小さく寝息を立てるあどけない寝顔を見つめるオズの表情は、昔のオズからは想像出来ない程に穏やかであった。
だがいつまでもこの平穏が続くわけではない。いつか訪れるであろう別れの時がくるその日まで、否、例え傍を離れようとも、この子は自分のものだ。オズは愛し子の白くまろい頬に手を添え、祈るように囁いた。
「アーサー。おまえは私より先に石にならないでくれ。おまえの為ならば私は──」
それより先は音として紡がれることはなかった。
247だがいつまでもこの平穏が続くわけではない。いつか訪れるであろう別れの時がくるその日まで、否、例え傍を離れようとも、この子は自分のものだ。オズは愛し子の白くまろい頬に手を添え、祈るように囁いた。
「アーサー。おまえは私より先に石にならないでくれ。おまえの為ならば私は──」
それより先は音として紡がれることはなかった。
krnakira
MOURNINGアーサーの誕生日の話が分かったので一旦ボツですアーサー誕目が覚めた時からうきうきしていた。
昨晩眠る前に、少しだけ開けておいたカーテンの隙間から明るい日差しが差し込んできていた。枕元に差し掛かるきらきらと塵を反射した光の帯を目で追って、アーサーはぱち、ぱちと数度瞬きをする。清潔な朝の空気が満ちていた。胸に入り込む新しい1日の気配に目を細め、布団に入ったまま背中をそらし、小さな手足を目一杯伸ばす。
…伸ばしてから、ひゃっと悲鳴を上げて縮こまる。
「……またやってしまった……」
厚手の布団の中はほかほかと温かい。けれど、眠る自分の体が届いていなかった部分は冷たい空気を孕んで冷たく、アーサーはそのことを忘れて冷えた部分に足を差し入れてしまっていた。この城に来て、これをするのはもう数度目だ。アーサーに与えられたこのベッドは、アーサーの体に対してずいぶん大きくて、必然温められない範囲も広い。3月が始まり、もう暖かさがやってきても良い季節であるはずだったが、北の国の春はまだまだ遠い先のことであるようだった。アーサーははふ、と息を吐いた。鼻の奥が痛くて、鼻が赤くなっているかもしれない。
8978昨晩眠る前に、少しだけ開けておいたカーテンの隙間から明るい日差しが差し込んできていた。枕元に差し掛かるきらきらと塵を反射した光の帯を目で追って、アーサーはぱち、ぱちと数度瞬きをする。清潔な朝の空気が満ちていた。胸に入り込む新しい1日の気配に目を細め、布団に入ったまま背中をそらし、小さな手足を目一杯伸ばす。
…伸ばしてから、ひゃっと悲鳴を上げて縮こまる。
「……またやってしまった……」
厚手の布団の中はほかほかと温かい。けれど、眠る自分の体が届いていなかった部分は冷たい空気を孕んで冷たく、アーサーはそのことを忘れて冷えた部分に足を差し入れてしまっていた。この城に来て、これをするのはもう数度目だ。アーサーに与えられたこのベッドは、アーサーの体に対してずいぶん大きくて、必然温められない範囲も広い。3月が始まり、もう暖かさがやってきても良い季節であるはずだったが、北の国の春はまだまだ遠い先のことであるようだった。アーサーははふ、と息を吐いた。鼻の奥が痛くて、鼻が赤くなっているかもしれない。