#ギャグ

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百合子

供養前回の魔法少女ハーツラビュルの続き。マスコットしてヤのつく職業っぽい見た目にぴったりなオクタ寮が登場。
リドルくんは密かに想っているデュースくんへのラブパワーで魔法少女なってくれたらいいなって妄想。でも肝心のデュースくんの出番が全然ない。
鏡を通って訪れたのは学生たちの放課後のお楽しみの場として提供されてるモストロラウンジ。海のなかで建てられているが、水圧で壊れるほどやわな作りではないらしい。さすが学園長を上手く口車に乗せて作らせただけある。ってモストロラウンジの外観ばかり意識を向け現実逃避してる場合ではない。大事なお客様ですからと到着してすぐVIPルームへ連行され、アズールとリーチ兄弟と対面に座らせられた。革張りで高級感溢れるソファーの座り心地は悪くない。ハーツラビュル寮で使用してる家具に引けを取らないと舌を巻く。さすが何事にも利益を追い求め妥協を許さない男、アズール·アーシェングロット。って関心している場合ではない。にやにやと気味の悪い笑みを浮かべる三人に向かって直球の言葉をぶつける。

「ボクを呼び出した理由を率直に述べよ」
「まぁまぁそんな警戒しなくても。ドリンクや食べ物でもつまみながらゆっくりお話しましょうよ。いま後ろに控えているジェイド達に運ばせますから…」
「結構。変なものを盛られてるか気になるし、無償で食べさせるだなんて太っ腹なことしないだろう?」
「そんな…僕たち同じ二年の寮長同士。尊敬してるリドルさんに対して無粋な真似はしませんよ。まぁ、持ちかけたい話を成功率をあげるための努力は惜しみませんが」
「金魚ちゃんそんなぷりぷり怒らなくていいじゃん。一緒に美味しいもんでも食べようよー」
「大事な会談のときにはお食事を囲い、相互の意見を一致させる大事な手段のひとつです。あなたにとって大事な後輩さんについて話さねばいけませんし」
「…デュースについてだって?はぁ、分かった。但し長居はしないつもりだから、そのつもりで要件を伝えてくれ」
「では単刀直入に。リドルさん、僕と契約して魔法少女になってくれませんか?あなたの淡い初恋を糧に一儲け…じゃなかった、有効活用してみましょう」786 文字

百合子

供養魔法少女俺パロなデュリド

ピンクっぽい方がリドル。
青っぽい方がデュース。
マネージャーポジにエースくん。憧れの先輩ユニットとしてトレイ先輩とケイト先輩が。かわいい妖精マスコットにはオクタ寮の御三方かな?
二人はナイトレイブンカレッジ内でアイドルを目指す過程で何故か魔法少女へ。まぁ魔法使えるから魔法少年でも魔法少女でもどっちでもいけるよね二人の顔面なら大丈夫大丈夫というざっくりした設定
『魔法少女☆ハーツラビュル』
 寮での決まり事が多くて厳しすぎると嘆く生徒で溢れるハーツラビュル寮。以前までは圧政で文句を唱える生徒達を物理的に黙らせていた。だが、生徒を力で従わせようと魔法を使い過ぎによって起きた件の事件。『傍若無人な寮長へ下剋上仕掛けたけど癇癪起こしちゃってなんやかんやオーバーブロットしちゃったよ!どうしよう〜?!略して、リドル寮長オバブロばぶ事件日』を経て以降、寮長本人も緩やかに規制違反を取り締まりたいと考えを改めている。

「だったらいい提案ありますよ!」

世間知らずな赤ちゃんみたいなリドル寮長。真面目がゆえからかうと反応が面白い悪友のデュース。こいつら組ませてちょっとした余興をやろうではないか。まっすぐこちらを見つめる純粋な瞳たち。面白い予感になりそうで、思わず口元がにやつく。


「…み、みんな〜!マジカルアリスのライブ観にきてくれてありがとう!」
「お、俺たちの歌聞かなきゃ沈ませるぞコノヤロー!」
「ちょっとお二人さん!?真面目にやってくれません??!!」
ぎこちない笑顔。息の合ってないバラバラな歌とダンス。ステージに見立てた台の上で召喚魔法の儀式かよと勘違いしてしまいそうな悲惨なパフォーマンスをするお二人。手を叩きながら茶々入れる。棘ありまくりな寮長を少しでも柔らかくするため提案したのは『アイドルとして寮生を導く』というもの。もちろん悪ふざけ100%。固すぎる寮長とデュースのコンビでちょっとからかってやろうと思っただけなのに。予想以上の酷い仕上がり。お手本見せてくださいよ〜と悪巧みに誘ったトレイ先輩とケイト先輩はなんだかんだ息の合ったパフォーマンス力を発揮し、その二人のアイドル活動の方が人気上昇してしまった。あーあ、オレはただ二人を弄り倒してお終いってする予定だったのに。この真面目バカ二人は、アイドルとして評価してもらうまで諦めないって無駄に熱くなって特訓を重ねる日々。言い出した張本人だから最後まで見届けてくれって念押しされてしまい、こうして観客が一人もいないステージに向かってオレだけがこいつらを見守ることに。あーあ、いっそこいつらをもっと面白い方法で宣伝すれば注目浴びるんじゃね?魔法少女とかどうよ?!なーんて、誰に聞かせるでもないアホな考えを振り払い、一生懸命に動く二人へ視線を戻す。976 文字