城月(しろつき)
MAIKING前に書いてたおしりで気持ちよくなれない健気スカラーさんの話を書き直したやつです。安定の濡れ場で行き詰まってる。▼注意
最新話までのネタバレと改変、男体妊娠を含みます。特にあの感動シーン改変しちゃってるので嫌な方はそっ閉じしてください。 9
城月(しろつき)
PROGRESS7章後捏造。後ろの才能がなかったレさんと待つのは得意なマレの話。1万3千字程度。話的には3分の1は進んだかなって感じです。続きます。
特にネタバレなどはないと思いますが、7-80程度までクリア済み時点での妄想です(現在は130程度クリア済み)。 15
pero_i5
MAIKINGパスは共通パスワードです⚠️ホントに冒頭部分だけ
⚠️捏造に次ぐ捏造
⚠️7章配信中くらいから書き始めたため辻褄合ってません
⚠️モブは匂ってるくらいで、出てきてません! 19808
chuna
MOURNING※他の女と結婚描写有りアプローチを続けてきた🐉の
告白を受けるとこからはじまります
一大決心の第2王子と
己がルールとなるの妖精
価値観の違い、決心の重さの差みたいなものは
あるのかなと思いました 2
machikan
DOODLEレオナさんお誕生日おめでとうございます!一日遅れですが後夜祭ということで🙏
絵から出てきた女性をエスコートするレオナさんの話です(恋愛関係ではないです)。微量のマレレオ。
レオナさんお誕生日おめでとう小話2023「セラヴィ!」 百パーセント、自寮生徒の過失だった。
床に散らばった木片。金具。潰れたキャンバス。悪ふざけの代償だ。魔力を込め過ぎたボールが跳ねて、壁に激突した。
逃げた犯人はすでに確保されている。校則に従って処罰されるだろう。
現場に呼び出されたレオナ・キングスカラーは大きなため息をついた。
「ムニュエ」は暇だった。平日の午前中は、いつもそうだ。若者に人気のセレクトショップだが、客の多くはこの時間帯、学校や仕事がある。
店員のサミー・ブルーは、カウンターのスツールに腰かけ、ショップ会員向けのダイレクトメールを書いていた。客がいないうちに片付けたい。七月も後半、セールも終わり、そろそろ秋向けの話をしなければならない。
5674床に散らばった木片。金具。潰れたキャンバス。悪ふざけの代償だ。魔力を込め過ぎたボールが跳ねて、壁に激突した。
逃げた犯人はすでに確保されている。校則に従って処罰されるだろう。
現場に呼び出されたレオナ・キングスカラーは大きなため息をついた。
「ムニュエ」は暇だった。平日の午前中は、いつもそうだ。若者に人気のセレクトショップだが、客の多くはこの時間帯、学校や仕事がある。
店員のサミー・ブルーは、カウンターのスツールに腰かけ、ショップ会員向けのダイレクトメールを書いていた。客がいないうちに片付けたい。七月も後半、セールも終わり、そろそろ秋向けの話をしなければならない。
machikan
DONEディアキャ2開催おめでとうございます!2022年12月リアルイベントでの無配を再録します。イベント名「王子たるもの」の下の句無配「優雅たれ」、ドラコニア優雅チャレンジです。
王子たるもの常に優雅たれ 王子たるもの、常に優雅たれ。
ドラコニア王家の一員として、耳にマンドラゴラが生えるほど言い聞かされてきた言葉だ。
マンドラゴラは比喩ではない。優雅でない振る舞いをするとマンドラゴラが耳から生えるという呪いが、この世の中には存在する。
この僕とて幼いころは落ち着きに欠けていたのだ。さりとて幼さを理由に自由にさせては湖が蒸発し、星が落ちてくる。早急なしつけが必要だったろうと僕も理解している。マンドラゴラの叫びにも慣れた。
さて僕は、この百年で最大の試練に直面していた。
「そうなんですよ~。大切なスポンサーの方からのご依頼で、なんとか鑑定できないかと。私、優しいのでお断りできなかったんですよね~」
教室で星の動きを眺めていたら、そこで寮長会議が始まった。参加はやぶさかではない。
2272ドラコニア王家の一員として、耳にマンドラゴラが生えるほど言い聞かされてきた言葉だ。
マンドラゴラは比喩ではない。優雅でない振る舞いをするとマンドラゴラが耳から生えるという呪いが、この世の中には存在する。
この僕とて幼いころは落ち着きに欠けていたのだ。さりとて幼さを理由に自由にさせては湖が蒸発し、星が落ちてくる。早急なしつけが必要だったろうと僕も理解している。マンドラゴラの叫びにも慣れた。
さて僕は、この百年で最大の試練に直面していた。
「そうなんですよ~。大切なスポンサーの方からのご依頼で、なんとか鑑定できないかと。私、優しいのでお断りできなかったんですよね~」
教室で星の動きを眺めていたら、そこで寮長会議が始まった。参加はやぶさかではない。
machikan
DONEディアキャ開催おめでとうございます!!政略結婚しないと出られない部屋 その表示を見たマレレオの顔は、端的に虚無だった。
八十平米ばかりのフローリングは正方形。窓のない白い壁と天井。ひとつきりのドアの上の電光掲示板には「政略結婚しないと出られない部屋」と書かれている。
教室に持ち込まれた古いゲーム盤が輝いたと思ったら、これである。
マレウスは不敵な笑みを浮かべた。
「おもしろい封印魔法だな」
「魔法で開けられなかったときのおまえのツラ、写真撮ってあるからな」
「おまえのユニーク魔法でも開かなかったときの顔は自撮りしていないのか?」
「するか! ……自撮りなんて語彙、おまえ持ってたんだな」
「リリアが教えてくれた。しかし、政略結婚しないと出られない部屋か。確かに僕たちは王族だが……。政略結婚と言われても」
7101八十平米ばかりのフローリングは正方形。窓のない白い壁と天井。ひとつきりのドアの上の電光掲示板には「政略結婚しないと出られない部屋」と書かれている。
教室に持ち込まれた古いゲーム盤が輝いたと思ったら、これである。
マレウスは不敵な笑みを浮かべた。
「おもしろい封印魔法だな」
「魔法で開けられなかったときのおまえのツラ、写真撮ってあるからな」
「おまえのユニーク魔法でも開かなかったときの顔は自撮りしていないのか?」
「するか! ……自撮りなんて語彙、おまえ持ってたんだな」
「リリアが教えてくれた。しかし、政略結婚しないと出られない部屋か。確かに僕たちは王族だが……。政略結婚と言われても」
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MAIKING前の続き。マレレオ学園で再会しちゃったけど、あれれ?レオナさんの様子がおっかしいぞ〜?「お主、それをどこで貰った?」
「あぁ?」
鏡の間。そこには、新しく学園に通うこととなった新入生たちを迎え入れるために、学園の全生徒が揃っていた。ひとりひとり、闇の鏡へと名前を告げふさわしき寮へと割り振られる。それを、三桁は超える生徒全員にするのだ、かったるいったらありゃしない。しかも、残念な事だが事実である寮長のレオナがサボる、なんてことはできない。サバナクローのやつらは、レオナを崇拝はしてはいるものの右腕となって動く者はいない。まあ、副寮長がいないのだ。だから、適当にしとけ、と押し付けれる人間もいない。仕方なく、レオナはこの選別に顔を出さなければならなかった。
ようやく終わった鏡の選別にはぁ、とため息をついて、サバナクローに所属になった新一年生に着いてくるように号令をかけようとしたところで、レオナは己を引き止める声に足を引き止めた。
2218「あぁ?」
鏡の間。そこには、新しく学園に通うこととなった新入生たちを迎え入れるために、学園の全生徒が揃っていた。ひとりひとり、闇の鏡へと名前を告げふさわしき寮へと割り振られる。それを、三桁は超える生徒全員にするのだ、かったるいったらありゃしない。しかも、残念な事だが事実である寮長のレオナがサボる、なんてことはできない。サバナクローのやつらは、レオナを崇拝はしてはいるものの右腕となって動く者はいない。まあ、副寮長がいないのだ。だから、適当にしとけ、と押し付けれる人間もいない。仕方なく、レオナはこの選別に顔を出さなければならなかった。
ようやく終わった鏡の選別にはぁ、とため息をついて、サバナクローに所属になった新一年生に着いてくるように号令をかけようとしたところで、レオナは己を引き止める声に足を引き止めた。
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MAIKINGマレレオ供養。昔に書いたのを発掘したのでなんか幼い頃会ってた?みたいなやつ。マレレオ
煌びやかなシャンデリアが高い天井から吊るされており、眩い光で会場内を照らしている。
豪華な食事に、それに相応しい格好をした紳士淑女達。
今宵は、とある王国の貴族による舞踏会が開催されていた。
女子(おなご)たちは、我先にと王族や貴族の跡取りへと媚びへつらってお気に召されようとされている。指には、細い指が強調される大きな宝石の着いた指輪。首には、細いチェーンで編まれた、小ぶりのネックレス。
まるで、シンデレラのようにこの一夜だけのために己を着飾り、生涯の勝負に挑む。
舞踏会へ招待されたマレウスも、求婚される1人であった。
妖精族の末裔、茨の国の次期国王。魔法士としても世界でトップクラスである。狙われて当たり前だった。
6138煌びやかなシャンデリアが高い天井から吊るされており、眩い光で会場内を照らしている。
豪華な食事に、それに相応しい格好をした紳士淑女達。
今宵は、とある王国の貴族による舞踏会が開催されていた。
女子(おなご)たちは、我先にと王族や貴族の跡取りへと媚びへつらってお気に召されようとされている。指には、細い指が強調される大きな宝石の着いた指輪。首には、細いチェーンで編まれた、小ぶりのネックレス。
まるで、シンデレラのようにこの一夜だけのために己を着飾り、生涯の勝負に挑む。
舞踏会へ招待されたマレウスも、求婚される1人であった。
妖精族の末裔、茨の国の次期国王。魔法士としても世界でトップクラスである。狙われて当たり前だった。
たもん
DONE【R18】MOONTIME LOVER購入特典MOONTIME LOVERを買ってくださった方々へのおまけです。
パスワードは最終ページ、三日月の中にある数字6桁。
こちらは女体化ではなく、マレレオ♂です。 6686
machikan
MOURNING「レオナさんと魔法の水差し」という同人誌の自家通販に一時期つけていたノベルティポスカの再録です。 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13715012そういえばプロポーズ、つまり結婚ネタが二枚目に入っとるなと思い出しましたので、ディアキャ後夜祭記念に再録しました。
当時ポスカをもらってくださった皆様、ありがとうございました! 2
あんず
DONEマレレオ結婚オンリーおめでとうございます!王様の日常 マレウスは写真を撮るのが下手だった。写真が身近なものになったのは、ナイトレイブンカレッジに進学して、ケイトと同級生になったときだった。もともとリリアに進学したばかりのときに通信機としてスマホを渡されていた。スマホが電話以外にもマジカメというアプリケーションを使って世界中の人びとと通信することができるとそのとき初めて知った。
茨の谷では今でこそ市井の間では写真が普及しているが、王族にとって姿を残すといえば肖像画だし、家族の記録は従者や家族内の記憶が頼りになる。権威と秘匿性は切っても切れないもので、特別な存在としての役割を果たすためにも、ドラコニア一族の生活というのは長くヴェールに包まれるものだった。
1656茨の谷では今でこそ市井の間では写真が普及しているが、王族にとって姿を残すといえば肖像画だし、家族の記録は従者や家族内の記憶が頼りになる。権威と秘匿性は切っても切れないもので、特別な存在としての役割を果たすためにも、ドラコニア一族の生活というのは長くヴェールに包まれるものだった。
machikan
SPUR ME今日出したかったペラ本「レオナさんユニバ話」のサンプルです。ユニバのネタバレあるのでご注意。冒頭から最初のほう載せてます。
ビブリオマニアは眠れない七月二十八日の朝、ラギー・ブッチは驚いた。
前日、レオナに指示されたとおり、彼の部屋を訪れたのは午前六時のこと。部活の朝練が始まる午前七時まで十分余裕があるが、あいにくレオナは寝起きが悪い。ベッドから離れてもらうまで、平均三十分は必要だった。それが、なぜか今朝に限ってもう起きている。
ベッドの上に寝転んではいるが、レオナの眼はしっかり開いていた。
「ど、どうしたんスか?」
「寝てない」
「えっ。熱はかります?」
「そういう事じゃねえよ」
レオナはそう言って、そっと手元の本を閉じた。昨日プレゼントされたばかりの本だった。ラギーは合点した。
「徹夜して読むほど面白かったんスか?」
「ああ?」
「いやいや、睨まないでくださいよ、レオナさん~」
5520前日、レオナに指示されたとおり、彼の部屋を訪れたのは午前六時のこと。部活の朝練が始まる午前七時まで十分余裕があるが、あいにくレオナは寝起きが悪い。ベッドから離れてもらうまで、平均三十分は必要だった。それが、なぜか今朝に限ってもう起きている。
ベッドの上に寝転んではいるが、レオナの眼はしっかり開いていた。
「ど、どうしたんスか?」
「寝てない」
「えっ。熱はかります?」
「そういう事じゃねえよ」
レオナはそう言って、そっと手元の本を閉じた。昨日プレゼントされたばかりの本だった。ラギーは合点した。
「徹夜して読むほど面白かったんスか?」
「ああ?」
「いやいや、睨まないでくださいよ、レオナさん~」
machikan
DONE2022年7月23日イベント用無配テキストでした。全年齢向けマレレオ。レオナさんバースデーイブに全体公開します。マレレオがドライブする話です。
レオナさんお誕生日おめでとう2022小話「ドラゴンはデッドヒートがお好き」 七月二十七日午前九時。
自寮に戻ろうとしていたマレウスは、メインストリート脇でイデアとオルトに出くわした。本日は公休日で授業がなく、学園内は閑散としている
「何をしている?」
「ひえっ、マママレウス氏……!」
「マレウス・ドラコニアさん、おはようございます!」
「おはよう。小さいシュラウド。……見慣れないものがあるが」
数人のイグニハイド寮生が、マレウスの視線に怯えたように後ずさった。
「これは今日のイベントで使う予定のMVだよ。兄さんが設計した最新型で、従来型より魔導燃費が三十六%改善されているんだ。安全面でも革新的な手法を取り入れていて、MVの未来に一石を投じる意欲作だよ!だけど……」
「問題が起きたのか?」
12236自寮に戻ろうとしていたマレウスは、メインストリート脇でイデアとオルトに出くわした。本日は公休日で授業がなく、学園内は閑散としている
「何をしている?」
「ひえっ、マママレウス氏……!」
「マレウス・ドラコニアさん、おはようございます!」
「おはよう。小さいシュラウド。……見慣れないものがあるが」
数人のイグニハイド寮生が、マレウスの視線に怯えたように後ずさった。
「これは今日のイベントで使う予定のMVだよ。兄さんが設計した最新型で、従来型より魔導燃費が三十六%改善されているんだ。安全面でも革新的な手法を取り入れていて、MVの未来に一石を投じる意欲作だよ!だけど……」
「問題が起きたのか?」