うきこ
できた七夕の話。クリスチャンの審神者と長谷部が仲良く笹に願い事をかける話。
・名前あり審神者がひたすら出張ってます
・宗教表現多め
七夕に願いを「これに好きな願い事を書くといい。ああ、主の場合は君の神に対して願い事を書くのだったね」
短冊を何枚か手渡した歌仙兼定は、彼の主――内村光一を見て柔らかい笑みを浮かべた。
今日の光一の服装は、いつもの洋装ではなく浴衣だった。落ち着いた紺地の浴衣に、同じく落ち着いた色の男帯。いつも手首につけてるロザリオブレスレットが袖の隙間から覗いていたが、今日はそれが少しだけ浮いて見えた。
「急いで誂えたけど、ちゃんと似合っているようでよかった。動きづらくはないかい?」
「少し……。あの、本当に似合ってる?」
「似合っているとも。僕の見立てに間違いはなかったと感心していたところさ」
「よかった……」
そう言うと、光一は受け取った短冊を胸に当てて、恥ずかしそうに、けれどどこか嬉しそうに笑った。おそらく彼の頭に浮かんでいるのは、たった一人の顔だろう。へし切長谷部、彼の忠実な部下であり、大切な恋人。浴衣を着せてほしいと頼んできたのも、たぶん「長谷部に見せたいから」といったあたりだろう。
9675短冊を何枚か手渡した歌仙兼定は、彼の主――内村光一を見て柔らかい笑みを浮かべた。
今日の光一の服装は、いつもの洋装ではなく浴衣だった。落ち着いた紺地の浴衣に、同じく落ち着いた色の男帯。いつも手首につけてるロザリオブレスレットが袖の隙間から覗いていたが、今日はそれが少しだけ浮いて見えた。
「急いで誂えたけど、ちゃんと似合っているようでよかった。動きづらくはないかい?」
「少し……。あの、本当に似合ってる?」
「似合っているとも。僕の見立てに間違いはなかったと感心していたところさ」
「よかった……」
そう言うと、光一は受け取った短冊を胸に当てて、恥ずかしそうに、けれどどこか嬉しそうに笑った。おそらく彼の頭に浮かんでいるのは、たった一人の顔だろう。へし切長谷部、彼の忠実な部下であり、大切な恋人。浴衣を着せてほしいと頼んできたのも、たぶん「長谷部に見せたいから」といったあたりだろう。
甘夏 蜜柑子
できた⚠審神者♀の顔/名前表記有り⚠独自設定/とある本丸の歴史のとある一説による世界線
⚠なんでも笑って許せるかた向け
なんかいい感じかもしれないとある本丸の則さにの日常
匿名感想箱👋
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うきこ
できたクリスチャン審神者くんが酔い潰れた長谷部を介抱する話です。・創作審神者(名前あり)ががっつり出ます
・宗教表現多め
さやけき歌が響く夜 どさり、と重い音がした。丁寧におろそうとしたのに、手元が狂ってしまった。長谷部は手足を投げ出したまま、畳の上に転がっている。
「ごめん!痛くなかった!?」
審神者──内村光一は、慌てて長谷部のそばに跪き、そっとその頭に触れる。痛くなかっただろうか。長谷部の顔を覗き込んで、不安げな表情を浮かべた。
長谷部は朦朧とした眼差しを向ける。
「……大丈夫、です」
はあ、と長谷部の口から熱のこもった吐息が漏れる。重たげに腕を動かすと、自分の額の上に置いた。
話は2時間くらい前に遡る。
その日、本丸ではささやかな宴席が設けられていた。
この本丸の主である光一は敬虔なカトリック信徒だ。日頃から静かな暮らしと慎ましい食卓を好み、「清貧」という言葉を体現するかのような青年だった。
4945「ごめん!痛くなかった!?」
審神者──内村光一は、慌てて長谷部のそばに跪き、そっとその頭に触れる。痛くなかっただろうか。長谷部の顔を覗き込んで、不安げな表情を浮かべた。
長谷部は朦朧とした眼差しを向ける。
「……大丈夫、です」
はあ、と長谷部の口から熱のこもった吐息が漏れる。重たげに腕を動かすと、自分の額の上に置いた。
話は2時間くらい前に遡る。
その日、本丸ではささやかな宴席が設けられていた。
この本丸の主である光一は敬虔なカトリック信徒だ。日頃から静かな暮らしと慎ましい食卓を好み、「清貧」という言葉を体現するかのような青年だった。
菰@審神者
メモ創作審神者その1:ジャージ審神者【メイン枠(1/5)】
追加設定
・体力も胸も色気もない
・不健康気味の生活(改善の努力はしてる)
・自分が見やすいように透明度落としたけどガチガチ黒髪黒目
・自己投影3割夢7割くらい。ジャージ審神者≠作者 2