ytgr_9u
MAIKING書きかけのいつか完成させたいおてこて書きかけなので注意書きなしです
なんでもいい方だけどうぞ。
かきかけ〜「篭手切江、貴方にお願いがあります」
「はい、なんでしょう?」
食事を終えて自室に戻ろうとしている途中、主からの呼び出しがあった。私が軽く身だしなみを整えてから主の部屋へ赴くと、主は珍しく浮かない顔をしていた。そしてしばらく躊躇ってから徐ろに口を開いたかと思えば、開口一番にこう告げた。
「先に遠征の任務についている御手杵を回収してきてほしいのです」
「……回収?」
聞き慣れない表現に、私は思わず言葉を繰り返す。
「実は……」
聞くところによると、とある時代に遠征した御手杵の状態があまりよくないものらしい。しかし、主の説明もまた雲をつかむような、要領を得ないものだった。
「主。その、『良くない状態』と言うのは?」
4858「はい、なんでしょう?」
食事を終えて自室に戻ろうとしている途中、主からの呼び出しがあった。私が軽く身だしなみを整えてから主の部屋へ赴くと、主は珍しく浮かない顔をしていた。そしてしばらく躊躇ってから徐ろに口を開いたかと思えば、開口一番にこう告げた。
「先に遠征の任務についている御手杵を回収してきてほしいのです」
「……回収?」
聞き慣れない表現に、私は思わず言葉を繰り返す。
「実は……」
聞くところによると、とある時代に遠征した御手杵の状態があまりよくないものらしい。しかし、主の説明もまた雲をつかむような、要領を得ないものだった。
「主。その、『良くない状態』と言うのは?」
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DOODLEおてこて両片想い本丸でりいだあが顕現したときのおてぎねさんの話。※蜻村が茶番に付き合ってくれています。
じぇらしー「りいだあ! れっすんしましょう!」
「お、やろうか」
庭の方から、元気な声と共に稽古場に向かう足音が聞こえてくる。
「……やめんかその顔」
「顔?」
「自覚、ないんデスねぇ」
蜻蛉切、村正と共にさやえんどうの筋取りをしていた俺は、手を止めて顔を上げる。呆れた目で俺を見ていた蜻蛉切は、視線が合うとため息をひとつ吐いて、また筋取りを再開した。
「顔? なぁ俺どんな顔してた?」
「自分の胸に聞いてみたらどうデス?」
向かいに座る村正は、俺に答えながら器用に手を動かし続けている。
俺は深く息を吐き、持っていたさやえんどうを投げ出して畳の上に寝っ転がった。
「おい、手は動かせよ――」
蜻蛉切が口うるさく何かを言ってくるが、俺の今の状態では頭に入ってこない。俺は蜻蛉切の言葉は聞こえないフリをして、静かに目を閉じた。
1503「お、やろうか」
庭の方から、元気な声と共に稽古場に向かう足音が聞こえてくる。
「……やめんかその顔」
「顔?」
「自覚、ないんデスねぇ」
蜻蛉切、村正と共にさやえんどうの筋取りをしていた俺は、手を止めて顔を上げる。呆れた目で俺を見ていた蜻蛉切は、視線が合うとため息をひとつ吐いて、また筋取りを再開した。
「顔? なぁ俺どんな顔してた?」
「自分の胸に聞いてみたらどうデス?」
向かいに座る村正は、俺に答えながら器用に手を動かし続けている。
俺は深く息を吐き、持っていたさやえんどうを投げ出して畳の上に寝っ転がった。
「おい、手は動かせよ――」
蜻蛉切が口うるさく何かを言ってくるが、俺の今の状態では頭に入ってこない。俺は蜻蛉切の言葉は聞こえないフリをして、静かに目を閉じた。
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DOODLEおてこて30分でリハビリ的に書きました。また続きを書くかもしれないし書かないかもしれない……。
今日のれっすん「おってぎっねさん! れっすんしよ!」
そう言って篭手切が駆け寄ってくる。
「今日のれっすんは『恋人ごっこ』だよ!」
「……こ、恋人ごっこ?」
レッスンをねだる篭手切には慣れたが、今日のレッスン内容は俺にとってあまりにも聞き馴染みがないものだった。
「歌って踊るのはもちろんだけど、表現力を高めるためにはお芝居をするのも効果的だって聞いたんだ」
「へぇ……それで、恋人ごっこ?」
「私が相手じゃ不満かな」
「あ、いや、そういうわけじゃないんだが……」
逆に、ごっことはいえ篭手切が恋人になってくれるのは嬉しい、なんて言ったらどんな顔をするだろうか。
「御手杵さん?」
「……篭手切こそ、俺でいいのか?」
俺がそう言うと篭手切は一瞬驚いたような顔をして、それから俯きがちにぽつりと呟いた。
558そう言って篭手切が駆け寄ってくる。
「今日のれっすんは『恋人ごっこ』だよ!」
「……こ、恋人ごっこ?」
レッスンをねだる篭手切には慣れたが、今日のレッスン内容は俺にとってあまりにも聞き馴染みがないものだった。
「歌って踊るのはもちろんだけど、表現力を高めるためにはお芝居をするのも効果的だって聞いたんだ」
「へぇ……それで、恋人ごっこ?」
「私が相手じゃ不満かな」
「あ、いや、そういうわけじゃないんだが……」
逆に、ごっことはいえ篭手切が恋人になってくれるのは嬉しい、なんて言ったらどんな顔をするだろうか。
「御手杵さん?」
「……篭手切こそ、俺でいいのか?」
俺がそう言うと篭手切は一瞬驚いたような顔をして、それから俯きがちにぽつりと呟いた。
ytgr_9u
DOODLEおてこて(付き合ってる)の地区Bの話です。がっつり書こうと思ったけど途中から正気に戻りかけてきたので狂っているうちに終わらせたのを投げます。
一応R18の手前でとめました。とめたつもりです。あとはしりません。 1204
ytgr_9u
DOODLEおてこて/いぬぎね×ねこて要素あり。いぬぎねの話を書こうとしたらおてこてがただイチャつくだけになりました。
このおてこては江打刀公認の仲です。
『感情表現』 本丸に新たな刀がやってきた。……ただ、正確にいうと『刀剣男士』というよりは『獣』の要素が強いと俺は思う。俺とよく似た特徴の外見をしているが、背は小さく、なにより犬のような耳と尻尾がある。主が調べたところ、一応『御手杵』の個体ではあるらしい。バグかなにかの影響でこの姿になっているようで、主が対応できる範囲で『御手杵』としての姿に直すことはできないと言っていた。そいつは江の部隊が出陣先から帰る時に拾ってきたので、ひとまずは江の刀が主に使ってる大部屋で面倒をみることになった。
「篭手切ー」
「わっ、ちょっとねこて! やめなさい! ……あ、御手杵さん!」
「……ねこて?」
主からの伝言を預かった俺が江の部屋を訪ねると、部屋の中は騒ぎの真っ最中だった。話に聞いていた小さい獣姿の俺と、猫耳としっぽらしきものがある小さい篭手切。その2人を篭手切が追いかける。途中で俺に気付いた篭手切が扉のところまで来てくれたが、元気な奴らの相手を引き継いだ江の打刀達は、まるで休日のお父さんのようだった。
2448「篭手切ー」
「わっ、ちょっとねこて! やめなさい! ……あ、御手杵さん!」
「……ねこて?」
主からの伝言を預かった俺が江の部屋を訪ねると、部屋の中は騒ぎの真っ最中だった。話に聞いていた小さい獣姿の俺と、猫耳としっぽらしきものがある小さい篭手切。その2人を篭手切が追いかける。途中で俺に気付いた篭手切が扉のところまで来てくれたが、元気な奴らの相手を引き継いだ江の打刀達は、まるで休日のお父さんのようだった。
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DONEもちマスぎねがおてこてのはっぴーきゅーぴっどになるお話です。御手杵と篭手切江とおてぎね「ね〜おてぎねさん、どう思う?」
「……」
「御手杵さんってば、また朝寝惚けて抱きしめてきたんだよ」
「……」
「ご飯の時も口におべんとうつけて……」
篭手切がどんなに話しかけても言葉は返ってこない。しかしそれは当然のことであった。相手は『ぬいぐるみ』なのだから。
審神者から貰ったぬいぐるみ、それは篭手切の想い刀がモチーフになったものだった。綿の詰まったもちもちのぬいぐるみをつっつきながら、ただひたすらに今日あった出来事を喋り続ける。本物の御手杵は本丸の資材不足解消の為にずっと遠征に行ってるから、この『ひとりごと』が聞かれる心配はない。
「そういえばね、御手杵さんとお風呂で一緒になったら、絶対水の掛け合いになるから楽しいんだよ」
2066「……」
「御手杵さんってば、また朝寝惚けて抱きしめてきたんだよ」
「……」
「ご飯の時も口におべんとうつけて……」
篭手切がどんなに話しかけても言葉は返ってこない。しかしそれは当然のことであった。相手は『ぬいぐるみ』なのだから。
審神者から貰ったぬいぐるみ、それは篭手切の想い刀がモチーフになったものだった。綿の詰まったもちもちのぬいぐるみをつっつきながら、ただひたすらに今日あった出来事を喋り続ける。本物の御手杵は本丸の資材不足解消の為にずっと遠征に行ってるから、この『ひとりごと』が聞かれる心配はない。
「そういえばね、御手杵さんとお風呂で一緒になったら、絶対水の掛け合いになるから楽しいんだよ」
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DOODLE疲れていたので温度低めで甘めのおてこて書きました。「おてぎねさん」俺の名前を呼ぶ声と共に、部屋の襖が開いた。
「こてぎ、り」
部屋に入ってきた篭手切は、何も言わないまま、布団を敷き終えたばかりの俺に向かって突進するように抱きついてきた。
「おぉ? どうした」
「ん〜〜〜」
唸り声がお腹に響いてむず痒い。
「篭手切ー?」
「ぅ〜〜〜〜」
篭手切がこうなるときは疲労が限界に近いときだ。心做しか、頭頂部にあるあほ毛も元気がないように見える。
何かあったんだろうか。ああ、確か第2部隊は1週間出陣続きだったんだよな。
当番表を思い出した俺は、そのまま篭手切の形のいい頭を撫でて、その小さな身体を潰してしまわないように優しく抱きしめ返してやった。
「お疲れさま、篭手切」
「…………」
「風呂は入ったか?寝る支度は?」
返事の代わりにぐりぐりと頭を押し付けられて、言葉になっていない呻くような小さな声で肯定を示された。
「よーし、じゃあ布団行くぞー」
「ん〜」
篭手切に抱きつかれた状態のままでずるずると移動して、布団の上で篭手切ごと布団に包まった。
「ほら、あったかいだろー」
「……ぅ」
「明日からしばらく休みだよな?」
声を出すの 931
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DOODLE本丸のバグによって分裂したこてぎりくんと振り回されるおてぎねさんの話(おてこて前提)「おってぎねさんっ!」「おてぎねさん!」
両腕を引っ張られた俺は心の底から困惑していた。
「こて、ぎり……?」
「「はい!」」
綺麗にハモった2振りはどちらも紛れもなく篭手切江で。いつも通り昼寝して、起きた時に両脇に篭手切江がいるなんて、誰が想像できただろうか。
「おてぎねさん!私と一緒に万屋行こう!」
「だめだよ!おてぎねさんは私と一緒に畑当番があるんだから!」
「畑当番……それはちゃんとやらなきゃだね」
1度は納得したような篭手切だったが、すぐに何かを思いついたようにパンと手を打つ。
「私も手伝うから、早く終わらせて一緒に万屋行こう!」
「手伝ってくれるの?」
「もちろん!」
「……じゃあ!」「おてぎねさん!」
「「行こ!」」
俺の意思は何一つ聞かれないまま、両腕を篭手切にひっぱられてずるずると畑まで連れていかれる。
「なぁ篭手切……」
「「なんですか?」」
「あ、いや……なんでもない……」
2振りが一生懸命畑を耕しているところで「ちょっと休もうぜ」なんて言えるもんじゃない。篭手切は分裂しても篭手切だなぁと思いながら、俺もせっせと手を動かすことにした。
けどやっぱり、同 924