りら*Neko69
DONE8/27ばちいさワンドロ(遅刻)分です!+220minではなくて60min+160minでした。
お題「ランダム」
グッズでも相思相愛を願って…
※えごさんの新しいビジネス(多分一回¥500)
ましろ
DONEキスの日「蜂楽、キスしようぜ」
キスの日――なんていう都合の良い日があるらしい。
別に蜂楽とは付き合ってもいないし、そもそも俺の気持ちが伝わっているのかどうかも定かじゃない。俺なりに精一杯、蜂楽へ気持ちを伝えていると思っているけど…いつも鮮やかに躱される。え、あれ?俺いま、結構直球投げたよな?と思っても飄々とした態度でケラケラ笑われると拍子抜けしてしまう。
ぜんっぜん相手にされてない?!と落胆するも、あの笑顔に簡単に絆されて「まあいいか」という気にさせられる。恋だの愛だのにあいつはまだ興味は無いのかもしれない。だけど、後から来た人間にうっかり取られる位なら多少無理やりにでも俺が彼を覚醒させたい。
769キスの日――なんていう都合の良い日があるらしい。
別に蜂楽とは付き合ってもいないし、そもそも俺の気持ちが伝わっているのかどうかも定かじゃない。俺なりに精一杯、蜂楽へ気持ちを伝えていると思っているけど…いつも鮮やかに躱される。え、あれ?俺いま、結構直球投げたよな?と思っても飄々とした態度でケラケラ笑われると拍子抜けしてしまう。
ぜんっぜん相手にされてない?!と落胆するも、あの笑顔に簡単に絆されて「まあいいか」という気にさせられる。恋だの愛だのにあいつはまだ興味は無いのかもしれない。だけど、後から来た人間にうっかり取られる位なら多少無理やりにでも俺が彼を覚醒させたい。
ましろ
DONElove or like?「ねーちぎりん、好きってどういうこと?」
「なんだよその唐突な質問」
「今村達がさっき好きな子が〜!とか騒いでたから、なんとなく」
あまりにも縁のなさそうな話題に入っていけなかったのは容易に想像がつくし、好奇心旺盛な蜂楽がその話題が気になって仕方がなかったのも頷ける。
そんな事知るわけねぇだろと一瞥したくなるも、ある男が頭に浮かび、なんだか面白そうだなとニッと口角が上がった。
「そうだなー。一緒にいて楽しいとか、離れたくないとか、他のやつに取られたら寂しいとか、そういう感情なんじゃね?お前にとっての潔みたいな」
「え!俺って潔の事が好きだったの?!」
「嫌いなのかよ」
「好き」
「ほら」
「え〜なんだ〜!俺って潔の事好きだったのか〜!なるほどなるほど♪」
885「なんだよその唐突な質問」
「今村達がさっき好きな子が〜!とか騒いでたから、なんとなく」
あまりにも縁のなさそうな話題に入っていけなかったのは容易に想像がつくし、好奇心旺盛な蜂楽がその話題が気になって仕方がなかったのも頷ける。
そんな事知るわけねぇだろと一瞥したくなるも、ある男が頭に浮かび、なんだか面白そうだなとニッと口角が上がった。
「そうだなー。一緒にいて楽しいとか、離れたくないとか、他のやつに取られたら寂しいとか、そういう感情なんじゃね?お前にとっての潔みたいな」
「え!俺って潔の事が好きだったの?!」
「嫌いなのかよ」
「好き」
「ほら」
「え〜なんだ〜!俺って潔の事好きだったのか〜!なるほどなるほど♪」
hjm_shiro
DOODLE蜂潔/僕等にしか届かない⚠付き合ってる/プロ設定
蜂楽が受けた雑誌のインタビュー記事を見て、自分以外にも恋人がいるのだと潔が勝手に勘違いする話。ちゃんとハッピーエンド。それどころか勢いあまってゴールイン⚽
なりふり構っていられなかった。いつもならタクシーを捕まえるが、今日はその時間すら惜しくてホームに滑り込んできた電車に飛び乗る。
都心の駅前はこれだからいけない。タクシーひとつ、思ったように捕まえられないからだ。タクシーもバスもこんなときばかり長蛇の列で焦りだけが募る。
というのも、潔には一秒でも早く家に帰らねばならない理由があった。事と次第によっては、いま住んでいる部屋から出ていかなければならないからだ。いや、出ていかせてもいいんだけど。どうであれ、早くしないと行くところがなくなってしまうから、急ぐに越したことはない。
「つーか、マジでなんだよ……これ」
適当に突っ込んだスポーツバッグから取り出したのは、今日発売のスポーツ雑誌だった。
4170都心の駅前はこれだからいけない。タクシーひとつ、思ったように捕まえられないからだ。タクシーもバスもこんなときばかり長蛇の列で焦りだけが募る。
というのも、潔には一秒でも早く家に帰らねばならない理由があった。事と次第によっては、いま住んでいる部屋から出ていかなければならないからだ。いや、出ていかせてもいいんだけど。どうであれ、早くしないと行くところがなくなってしまうから、急ぐに越したことはない。
「つーか、マジでなんだよ……これ」
適当に突っ込んだスポーツバッグから取り出したのは、今日発売のスポーツ雑誌だった。
hjm_shiro
DOODLE蜂潔/朝を撫でる⚠監獄を出たあと/プロになってる設定
みんなと朝まで飲んでた二人が、一緒に仲良く電車に揺られて帰る話。帰る方向も使う路線も違うのに、潔と同じ電車に飛び乗ってきた蜂楽くん。
朝焼け色に染まったホームに電車が滑り込んでくる。潔はふわっとひとつあくびをすると、後ろに立つ蜂楽に軽く手を振った。
「じゃあな、蜂楽」
「うん、潔。バイバイ!」
朝に相応しい、さっぱりとした笑顔だ。ほんの少しだけ眠そうではあるものの、蜂楽も同じように手を振り返してくれる。
今ここで蜂楽と別れたら、また暫くはこの笑顔を見られなくなるのだろう。そう思うと、途端に腹の底がずんと重たくなった。もう何度も繰り返しているさよならなのに、この瞬間に味わう寂しさだけはいつまでたっても慣れない。
朝を撫でる
蜂楽とこうして再会するのも、そしてさよならをするのも久しぶりだった。二人とも数年前にブルーロックを卒業しており、いまはそれぞれの所属チームで切磋琢磨しているからだ。
2262「じゃあな、蜂楽」
「うん、潔。バイバイ!」
朝に相応しい、さっぱりとした笑顔だ。ほんの少しだけ眠そうではあるものの、蜂楽も同じように手を振り返してくれる。
今ここで蜂楽と別れたら、また暫くはこの笑顔を見られなくなるのだろう。そう思うと、途端に腹の底がずんと重たくなった。もう何度も繰り返しているさよならなのに、この瞬間に味わう寂しさだけはいつまでたっても慣れない。
朝を撫でる
蜂楽とこうして再会するのも、そしてさよならをするのも久しぶりだった。二人とも数年前にブルーロックを卒業しており、いまはそれぞれの所属チームで切磋琢磨しているからだ。
hjm_shiro
DOODLE蜂潔/あでやかな夜を漕ぐ⚠監獄を出たあと/付き合ってる
眠そうな蜂楽を寝室に運んであげる潔の話。
……だったんだけど。
かくん、かくん。
綺麗に切り揃えられた蜂楽の前髪が揺れる。ぱっちりとした大きな目はときどき薄く開いたり、かと思えば閉じたり。睡魔に負けそうなのか、蜂楽の意識は今にも飛びそうだ。いつもは自分と変わらない上背の蜂楽だが、いまはひどく小さく見える。
そんな恋人の様子に「もう寝る?」と小声で尋ねてみたが、蜂楽は「んー……」と煮えきらない返事をするだけで動こうとはしなかった。
「おい、蜂楽……。寝るなら寝室に行こう」
体が痛くなっちゃうから。
そう訴えるも、蜂楽は首を縦に振らない。両膝を抱えていたはずの手からは力が抜け、ずるりとソファの下に足が投げ出されているというのに、それでも蜂楽はイヤイヤと駄々をこねる子どものように首を振った。
1262綺麗に切り揃えられた蜂楽の前髪が揺れる。ぱっちりとした大きな目はときどき薄く開いたり、かと思えば閉じたり。睡魔に負けそうなのか、蜂楽の意識は今にも飛びそうだ。いつもは自分と変わらない上背の蜂楽だが、いまはひどく小さく見える。
そんな恋人の様子に「もう寝る?」と小声で尋ねてみたが、蜂楽は「んー……」と煮えきらない返事をするだけで動こうとはしなかった。
「おい、蜂楽……。寝るなら寝室に行こう」
体が痛くなっちゃうから。
そう訴えるも、蜂楽は首を縦に振らない。両膝を抱えていたはずの手からは力が抜け、ずるりとソファの下に足が投げ出されているというのに、それでも蜂楽はイヤイヤと駄々をこねる子どものように首を振った。
hjm_shiro
DOODLE蜂潔/静止画の向こう側⚠最新刊ぐらいまでの設定あり
⚠他キャラが出てる
各チームで運用を始めたインスタに、他のメンバーと仲良く写る潔を見て嫉妬する蜂楽の話。
独占欲むき出し、本人はしてやったりと思ってる🐝
面白くない。めちゃくちゃ面白くない。その理由は、小さなディスプレイの中にあった。
「珍しい。ひとり?」
「あ、千切」
蜂楽の後ろから声をかけてきたのはトレーを持った千切だった。ここ座っていい? と尋ねてきた千切にこくんと首を振る。
久しぶりに会う元チームメイトに声をかけられて嬉しくないわけではなかったが、それ以上に不機嫌な蜂楽は、むーっと唇を前に突き出すと食堂の机に突っ伏した。
「なにそれ? インスタ?」
「そ。これ見てよ!」
食いついてきた千切に携帯画面を見せる。そこには、他のメンバーと楽しそうに写っている潔の姿があった。
「潔……と、他のドイツメンバー?」
「そ〜」
蜂楽が千切に見せたのは、ドイツチームで運用しているインスタグラムのアカウント。最近、絵心はBLTVだけではなく、SNSも各チームで運用するように言いつけていて、このアカウントはその一部だ。なんでもファンビジネスは金になるからとのこと。蜂楽にはよく分からないが、たまにチームのメンバーからカメラを向けられ、インスタグラムに写真を載せられることがある。お前は顔が可愛いから数字が稼げる! のだそうだ。なんの数字? って感じだが、写真を撮られるのは別に嫌いじゃないので好きにさせている。
3477「珍しい。ひとり?」
「あ、千切」
蜂楽の後ろから声をかけてきたのはトレーを持った千切だった。ここ座っていい? と尋ねてきた千切にこくんと首を振る。
久しぶりに会う元チームメイトに声をかけられて嬉しくないわけではなかったが、それ以上に不機嫌な蜂楽は、むーっと唇を前に突き出すと食堂の机に突っ伏した。
「なにそれ? インスタ?」
「そ。これ見てよ!」
食いついてきた千切に携帯画面を見せる。そこには、他のメンバーと楽しそうに写っている潔の姿があった。
「潔……と、他のドイツメンバー?」
「そ〜」
蜂楽が千切に見せたのは、ドイツチームで運用しているインスタグラムのアカウント。最近、絵心はBLTVだけではなく、SNSも各チームで運用するように言いつけていて、このアカウントはその一部だ。なんでもファンビジネスは金になるからとのこと。蜂楽にはよく分からないが、たまにチームのメンバーからカメラを向けられ、インスタグラムに写真を載せられることがある。お前は顔が可愛いから数字が稼げる! のだそうだ。なんの数字? って感じだが、写真を撮られるのは別に嫌いじゃないので好きにさせている。
hjm_shiro
DOODLE蜂潔/恋の輪郭を知る蜂楽の連絡先が知りたい無自覚片想い中の潔と、それ以上が欲しい蜂楽の話。
「ね、潔は何にするか決めた?」
深夜の食堂。メンバー全員分の飲み物を用意する傍ら、蜂楽が食堂の壁に貼られたポイント交換表を見て尋ねてきた。
「ポイントのやつ?」
「そうそう! 潔だったら、次なに欲しい?」
もう一度、蜂楽に尋ねられて、上から表を眺める。
1ポイントでステーキかマッサージ、3ポイントで携帯、5ポイントで安眠ベッド、10ポイントで一日外出券。どれも魅力的なラインナップである。
ブルーロックでは一流のストライカーを育てるため、娯楽の一切を取り上げられている。だが、ゴールを決めてポイントさえ集めれば、希望するご褒美と交換することができた。この前、ステーキに変えたばかりだから、潔はまた0ポイントからスタートだ。ここからまた地道に貯めて、スマホぐらいは取り戻したいところ。家族や友人に連絡したいし、この先メンバーの誰かが同じようにスマホと交換したとき、あわよくば連絡先をゲットしたい。できれば隣にいる蜂楽とも。ブルーロックで出会った大切な友人であり、相棒。そして――
1658深夜の食堂。メンバー全員分の飲み物を用意する傍ら、蜂楽が食堂の壁に貼られたポイント交換表を見て尋ねてきた。
「ポイントのやつ?」
「そうそう! 潔だったら、次なに欲しい?」
もう一度、蜂楽に尋ねられて、上から表を眺める。
1ポイントでステーキかマッサージ、3ポイントで携帯、5ポイントで安眠ベッド、10ポイントで一日外出券。どれも魅力的なラインナップである。
ブルーロックでは一流のストライカーを育てるため、娯楽の一切を取り上げられている。だが、ゴールを決めてポイントさえ集めれば、希望するご褒美と交換することができた。この前、ステーキに変えたばかりだから、潔はまた0ポイントからスタートだ。ここからまた地道に貯めて、スマホぐらいは取り戻したいところ。家族や友人に連絡したいし、この先メンバーの誰かが同じようにスマホと交換したとき、あわよくば連絡先をゲットしたい。できれば隣にいる蜂楽とも。ブルーロックで出会った大切な友人であり、相棒。そして――
hjm_shiro
DOODLE蜂潔/これから初めてになる⚠両片想い
ばちらがおはようのちゅーをいさぎにねだる話。
「おい、蜂楽! 朝だぞ、もう起きろ」
「んー…………。おはようのちゅーしてくれたら起きる…………」
そう言って、また布団に潜っていったチームメイトに潔はため息をつく。
ブルーロック、身も蓋もない言い方をすればサッカー漬けの監獄で出会った蜂楽廻は潔のよき相棒でありながら、ちょっと困った性質の持ち主だった。
「ほら、早くしないと……ねむっちゃう…………」
むにゃむにゃと言葉を発しながらも、また蜂楽の瞼が閉じていく。
蜂楽は同じ年でありながら、中身は同じとは思えないほど幼い。だが、ボールを持たせればテクニックはピカイチで、ドリブルもパスも一級品だ。ピッチの上では非常に心強い相棒なのだが、如何せん朝に弱く、睡魔に従順。おまけに、少し甘えん坊なところがあって、朝は「いさぎ〜〜」と抱っこをせがむ赤子のように手を伸ばしてくる。
1864「んー…………。おはようのちゅーしてくれたら起きる…………」
そう言って、また布団に潜っていったチームメイトに潔はため息をつく。
ブルーロック、身も蓋もない言い方をすればサッカー漬けの監獄で出会った蜂楽廻は潔のよき相棒でありながら、ちょっと困った性質の持ち主だった。
「ほら、早くしないと……ねむっちゃう…………」
むにゃむにゃと言葉を発しながらも、また蜂楽の瞼が閉じていく。
蜂楽は同じ年でありながら、中身は同じとは思えないほど幼い。だが、ボールを持たせればテクニックはピカイチで、ドリブルもパスも一級品だ。ピッチの上では非常に心強い相棒なのだが、如何せん朝に弱く、睡魔に従順。おまけに、少し甘えん坊なところがあって、朝は「いさぎ〜〜」と抱っこをせがむ赤子のように手を伸ばしてくる。