irhs_twst
DONEPixivにて連載中のアルカヴェ刑事パロ「B.B.B」のシナリオトレーラー風宣伝画像です。絵が描けないので文字情報と演出で雰囲気gifアニメにしてみました。
少しでも楽しんでいただければ幸いです。
鏡ライラ
DOODLEポッキーの日に描いてたティマベドらくがき🫶一応現パロです。
↓こっちでタイムラプス動画も上げてます🙏
https://rairariar.fanbox.cc/posts/6971324 2
鏡ライラ
DOODLE事後っぽいというか、まさに対面座位でイッた直後くらいの気怠い感じなティマベド。息を整えながら窓の外を眺めて、月が綺麗ですねってぼんやりと思っているけど言葉に出てこない、そんな感じ。
イベントペーパー用の漫画で少し行き詰まったので、息抜きにらくがきしました。
密着感最高🫶🫶 2
鏡ライラ
DOODLEハロウィン絵のおまけ漫画と、ここ数ヶ月のらくがきをこちらに上げていなかったのでまとめ。原稿やWEB連載漫画がメインになっていますが、たまにらくがき描いて息抜きしています・・・
FANBOX(https://rairariar.fanbox.cc/)やX(https://twitter.com/_rairariar_)にそのつど載せてますので、よければ覗いてみてください🫶 5
513_hasumi
DONEアルセノ🌱⚖️ / まだ実装前に書記官が大マハマトラを壁ドンしているレイヤーさん達を見て感動しました 3枚目は描きたいところだけ描いた【追記】お借りしたもの ↓
https://www.pixiv.net/artworks/50337478 3
ego
DOODLE前からほんのり良いなーと思ってた魈重描いてみました。過去に方士の仕事を軽く見られたことを根に持ってる重雲くんが、何かの拍子で仙人助けたりして、以来突っかかっていってくれないかなぁ…とりあえずもっと接点持ってほしいなぁ…と思ったりしています。
td0km
PROGRESS若トマ長編予定の話まとめ。1話【https://poipiku.com/1034608/9131849.html】
2話【https://poipiku.com/1034608/9131852.html】
3話【https://poipiku.com/1034608/9131857.html】
【若トマ】タイトル未定の長編予定④ 微かな風が頬を撫ぜるのに、目を覚ます。
うっそり重い目蓋を開けば、脳がまだ少し酩酊を訴えていた。
どうやら、故郷の酒であろうと例外なく寝落ちてしまったらしい。
部屋まで運んでくれたんだろうか。
硬い机の感触はおろか、トーマの全身を包む感触は畳よりも柔く優しい。
手を、煩わせてしまったな。次からは、気を付けないと。なんて、まだ鈍い頭を緩慢にまわしたところで、ふとすぐ近くに声が落ちた。
「おや、目が覚めてしまったかい?」
問われ、声のした方へとおもむろに視線をあげる。
伸ばした首が僅かな息苦しさを生んだけれど、それ以上に眼前に広がる光景がトーマの呼吸を奪った。
吐息の絡む。その距離に、綾人がいる。
障子窓が珍しく開け放たれているのか。
4902うっそり重い目蓋を開けば、脳がまだ少し酩酊を訴えていた。
どうやら、故郷の酒であろうと例外なく寝落ちてしまったらしい。
部屋まで運んでくれたんだろうか。
硬い机の感触はおろか、トーマの全身を包む感触は畳よりも柔く優しい。
手を、煩わせてしまったな。次からは、気を付けないと。なんて、まだ鈍い頭を緩慢にまわしたところで、ふとすぐ近くに声が落ちた。
「おや、目が覚めてしまったかい?」
問われ、声のした方へとおもむろに視線をあげる。
伸ばした首が僅かな息苦しさを生んだけれど、それ以上に眼前に広がる光景がトーマの呼吸を奪った。
吐息の絡む。その距離に、綾人がいる。
障子窓が珍しく開け放たれているのか。
td0km
PROGRESS若トマ長編予定の話まとめ。1話【https://poipiku.com/1034608/9131849.html】
2話【https://poipiku.com/1034608/9131852.html】
【若トマ】タイトル未定の長編予定③ 夫人に叱られ、綾人とふたり布団を並べて眠ったあの晩から数日たったある昼下がりのことだ。
もう一度、離島に行かないかい、と。そう、綾人に誘われたのは。
その時、トーマはちょうど長い長い廊下の床拭きを終わらせ、ざぶざぶと桶で洗った雑巾を硬く絞りあげたところだった。
濡れた手に触れてしまわないように滴る汗を腕で拭い、ひょこりと柱の影から顔を出しついでにかけられた言葉を反芻しながら噛み砕く。
もう一度、離島に行く。
誰と――綾人と。
どこに――だから離島に。
どうして――そんなこと、わからない。知らない。
教養の行き届いた綾人の考えることなんて、すこし前までモンドで自由気ままに走り回っていたトーマには、ちっとも理解できやしない。
5925もう一度、離島に行かないかい、と。そう、綾人に誘われたのは。
その時、トーマはちょうど長い長い廊下の床拭きを終わらせ、ざぶざぶと桶で洗った雑巾を硬く絞りあげたところだった。
濡れた手に触れてしまわないように滴る汗を腕で拭い、ひょこりと柱の影から顔を出しついでにかけられた言葉を反芻しながら噛み砕く。
もう一度、離島に行く。
誰と――綾人と。
どこに――だから離島に。
どうして――そんなこと、わからない。知らない。
教養の行き届いた綾人の考えることなんて、すこし前までモンドで自由気ままに走り回っていたトーマには、ちっとも理解できやしない。
td0km
PROGRESS若トマ長編予定の話まとめ。前作【https://poipiku.com/1034608/9131849.html】の続き
【若トマ】タイトル未定の長編予定② それが、これまでの人生にふたつある、特別な夜のうちのひとつ。
ふぅと息吐き過去へやった思考に終止符を打ち付ける。片腕に一升瓶を抱え部屋を出れば、とっぷりと日の暮れた夜は、思い出したばかりの記憶の残り火をくすぶらせた。
それほどに、心に焼き付いた夜であった。
声が枯れるほど泣いたのは、きっとあれが最初で最後。
吹っ切れたワケじゃない。父を探すことを止められたわけでもない。
無力な己を呪うことも。故郷を恋しいと思う心も。
投げられた言葉に感じた憤りですら、頑是ない胸を焼いたまま。
けれど、あの一夜は、トーマと綾人の関係にささやかながらも変化をもたらした。
稲妻へ至るまでの道を吐露したことがよかったのか。
3620ふぅと息吐き過去へやった思考に終止符を打ち付ける。片腕に一升瓶を抱え部屋を出れば、とっぷりと日の暮れた夜は、思い出したばかりの記憶の残り火をくすぶらせた。
それほどに、心に焼き付いた夜であった。
声が枯れるほど泣いたのは、きっとあれが最初で最後。
吹っ切れたワケじゃない。父を探すことを止められたわけでもない。
無力な己を呪うことも。故郷を恋しいと思う心も。
投げられた言葉に感じた憤りですら、頑是ない胸を焼いたまま。
けれど、あの一夜は、トーマと綾人の関係にささやかながらも変化をもたらした。
稲妻へ至るまでの道を吐露したことがよかったのか。