takatowasi
DONEいわゆる閉じ込められた系のそれ。現パロで隆鹿。オムライス作ってるだけです。
【俺たち】オムライスを作ろう!【閉じ込められました】 いつも通りの朝だと思っていた。
起きて、歯を磨いて、着替えて、少し世間知らずで、わがままな恋人からのLINEを確認して、適当に朝ごはんを食べてバイトに行く。
変わらない、いつも通りの朝……だと思っていたのに。
「どこだよ……ここ」
鹿介が目を覚ました時、全体が真っ白な壁で覆われた部屋のベッドの上であった。
「俺だけなのかな…」
と、辺りを見回した鹿介は隣のベッドで寝ている人物に驚いた。
「坊ちゃん!」
焦りを滲ませつつ、坊ちゃん…もとい隆景の元へ駆け寄り肩に手をかける。
どうやら隆景は普通に眠っているらしく、すやすやと寝息を立てていた。
「おい、坊ちゃん起きろ。起きろって」
ぺしぺしと頬を軽く叩いたら、隆景が身動ぎしながらうっすらと目を開ける。
9155起きて、歯を磨いて、着替えて、少し世間知らずで、わがままな恋人からのLINEを確認して、適当に朝ごはんを食べてバイトに行く。
変わらない、いつも通りの朝……だと思っていたのに。
「どこだよ……ここ」
鹿介が目を覚ました時、全体が真っ白な壁で覆われた部屋のベッドの上であった。
「俺だけなのかな…」
と、辺りを見回した鹿介は隣のベッドで寝ている人物に驚いた。
「坊ちゃん!」
焦りを滲ませつつ、坊ちゃん…もとい隆景の元へ駆け寄り肩に手をかける。
どうやら隆景は普通に眠っているらしく、すやすやと寝息を立てていた。
「おい、坊ちゃん起きろ。起きろって」
ぺしぺしと頬を軽く叩いたら、隆景が身動ぎしながらうっすらと目を開ける。
takatowasi
DONE鹿介が一氏とみつきと一緒にハンバーガーを食べるだけの話(鹿介が振り回される)鹿介と○○バーガー(一氏とみつきと鹿介) 夏はまだまだ終わらない!!
秋の空気が薄らと感じる様になってきたなと思っていた矢先の、夏をぶり返した様に気温が高く暑い日となったとある一日の出来事。
学校帰りの道中、暑さに耐えられずコンビニで買ったアイスを手に、歩く三人の高校生の姿がそこにあった。
「うーん、やっぱアイスはバニラに限るー!」
一人の少女はカップのバニラアイスを片手にうきうきと道中を歩いている。
「相変わらず元気なのな…みつき」
「うるせえだけだ、あんなの」
先頭を歩く少女、みつきを見て鹿介は素直に感想を言う。
一方でそのみつきを見て辛辣な事を言ったのは、鹿介の友人でありみつきの幼なじみでもある一氏である。
一氏は手元の二本に分かれるアイスを二つに割り、うち一つを鹿介に手渡した。
4220秋の空気が薄らと感じる様になってきたなと思っていた矢先の、夏をぶり返した様に気温が高く暑い日となったとある一日の出来事。
学校帰りの道中、暑さに耐えられずコンビニで買ったアイスを手に、歩く三人の高校生の姿がそこにあった。
「うーん、やっぱアイスはバニラに限るー!」
一人の少女はカップのバニラアイスを片手にうきうきと道中を歩いている。
「相変わらず元気なのな…みつき」
「うるせえだけだ、あんなの」
先頭を歩く少女、みつきを見て鹿介は素直に感想を言う。
一方でそのみつきを見て辛辣な事を言ったのは、鹿介の友人でありみつきの幼なじみでもある一氏である。
一氏は手元の二本に分かれるアイスを二つに割り、うち一つを鹿介に手渡した。
takatowasi
DONE鹿介が秀吉と月見バーガーを食べるだけの話(秀吉がきゃいきゃいしてる、そして長い)鹿介と月見バーガー(秀吉と鹿介) もう、今年もそんな季節が来たんだな……
大学の講義終わりの事。
帰宅中ではあったものの小腹が空いたのを満たそうかと、駅前通りまで来た秀吉が思わず足を止めて見上げたのは、ビルに併設された巨大ディスプレイに映ったとある広告だった。
【月見バーガー、今年の新作はこちら!!】
という見出しで映し出された広告は、エビパティのバーガーや、タワーチーズバーガー等の変わり種な商品をたまに販売している、個性的なハンバーガーチェーン店の広告だった。
(もう一年経つのか…)
その広告をきっかけに、秀吉の頭の中をある思い出が駆け巡る。
ちょうど一年前、あいつとおいらは……
「ひーでよし!」
「うひゃあ!?」
思い出に浸ろうとしていた秀吉を覚醒させたのは、大学に入ってからの親友、竹中半兵衛であった。
5085大学の講義終わりの事。
帰宅中ではあったものの小腹が空いたのを満たそうかと、駅前通りまで来た秀吉が思わず足を止めて見上げたのは、ビルに併設された巨大ディスプレイに映ったとある広告だった。
【月見バーガー、今年の新作はこちら!!】
という見出しで映し出された広告は、エビパティのバーガーや、タワーチーズバーガー等の変わり種な商品をたまに販売している、個性的なハンバーガーチェーン店の広告だった。
(もう一年経つのか…)
その広告をきっかけに、秀吉の頭の中をある思い出が駆け巡る。
ちょうど一年前、あいつとおいらは……
「ひーでよし!」
「うひゃあ!?」
思い出に浸ろうとしていた秀吉を覚醒させたのは、大学に入ってからの親友、竹中半兵衛であった。
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DONE鹿介が光秀と利三の3人で月見バーガーを食べ…てない話(鹿介がきゃいきゃいしてる)鹿介と月見バーガー(光秀と利三と鹿介) 今年も、この季節がやって来た!!
「はーやくー、こっちこっちー!」
「鹿介、後ろを向きながら歩くな。コケても知らんぞ」
「そんなに急がなくても商品が売り切れる事は無いから慌てるな鹿介」
学校からの帰り道、いつになくテンションが高い鹿介を見て、利三と光秀はそれぞれ声を掛ける。
放課後のことである。
鹿介が「今日はどうしても行きたい所があるんだ!」と、普段から一緒に帰宅している親友の二人に声をかけ、その二人の返事をろくに待たずに二人を引っ張って、とある場所に向かっているのが今の状況であった。
こうした鹿介の行動には親友二人も慣れたもので、いつものように鹿介に引っ張られている。
「つーいたー!ここここ!」
そう言って鹿介が連れて来た場所はフライドチキンで有名なチェーン店であった。
2760「はーやくー、こっちこっちー!」
「鹿介、後ろを向きながら歩くな。コケても知らんぞ」
「そんなに急がなくても商品が売り切れる事は無いから慌てるな鹿介」
学校からの帰り道、いつになくテンションが高い鹿介を見て、利三と光秀はそれぞれ声を掛ける。
放課後のことである。
鹿介が「今日はどうしても行きたい所があるんだ!」と、普段から一緒に帰宅している親友の二人に声をかけ、その二人の返事をろくに待たずに二人を引っ張って、とある場所に向かっているのが今の状況であった。
こうした鹿介の行動には親友二人も慣れたもので、いつものように鹿介に引っ張られている。
「つーいたー!ここここ!」
そう言って鹿介が連れて来た場所はフライドチキンで有名なチェーン店であった。
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DONE鹿介と元就が月見バーガーを食べるだけ(冗長である)鹿介と月見バーガー(元就と鹿介) 今年も、あの季節がやってくる───
今宵は綺麗な満月だった。
風情溢れる和の邸宅の、整えられた庭が眺められる縁側で一人、元就は月見酒を嗜んでいた。
(そういえばそろそろか…)
テレビのCMで連日流れていた、今の時期に毎年発売される新作のハンバーガーの事を思い出す。
「今年も、来てくれるだろうか…」
一人ごちたその時、玄関のチャイムが大きくなり響いた。
「よう、久しぶりだな!生きてたか?」
元就は久しぶりの再会となる、自分に対し軽口を叩く青年を玄関で出迎えた。
青年の手には、先程思い出していたCMの商品が入っているのだろう、かの有名なハンバーガーチェーン店の袋を持っていた。
(ああ…)
今年もまた、共に過ごせるのだなと思うと、元就は少し笑みを浮かべた。
3428今宵は綺麗な満月だった。
風情溢れる和の邸宅の、整えられた庭が眺められる縁側で一人、元就は月見酒を嗜んでいた。
(そういえばそろそろか…)
テレビのCMで連日流れていた、今の時期に毎年発売される新作のハンバーガーの事を思い出す。
「今年も、来てくれるだろうか…」
一人ごちたその時、玄関のチャイムが大きくなり響いた。
「よう、久しぶりだな!生きてたか?」
元就は久しぶりの再会となる、自分に対し軽口を叩く青年を玄関で出迎えた。
青年の手には、先程思い出していたCMの商品が入っているのだろう、かの有名なハンバーガーチェーン店の袋を持っていた。
(ああ…)
今年もまた、共に過ごせるのだなと思うと、元就は少し笑みを浮かべた。