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    DONE最終決戦後、大団円を迎えた未来で唯一、六本木のカリスマである灰谷兄弟だけが暗い社会に身を落としていた。”全員が”救われていない未来に「まだオレの【リベンジ】は終わっていない」と灰谷兄弟を救うべくタケミっちくんがもう一度タイムリープしたことで、本来は存在しなかったはずの思いそれぞれに生まれるif軸。
    やさしいヒヤシンス【お読み頂く際の注意事項】

    ※原作の内容とのズレや捏造箇所が多くありますので、そちらをご了承の上お読み頂きますようお願い致します。
    ※原作では登場しない灰谷兄弟が飼っている猫や設定自体もif軸になりますのでなんでも許せる方向けです。
    ※後半の方にぬるい流血表現がありますが、死ネタではございません。

    上記内容をご確認の上、お読み頂きますようお願い致します。


    ーーーーーーーーーー


    ヒヤシンスという花の名は、二人の神々から愛された一人の少年の逸話からつけられたとされている。
    その少年の名はヒュアキントスと言い、二人の神のうち一人を太陽神アポロン、もう一人を西風の神ゼピュロスと言った。
    ヒュアキントスは、移り気なゼピュロスよりも誠実で自分に対して真っ直ぐな愛情を向けてくれるアポロンに心惹かれ、やがて二人は恋仲となる。
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    DONE生まれてこの方、恋をしたことがない梵天軸の竜胆くんが廃線間近の弱小鉄道会社で駅員さんとして働くタケミっちくんに恋をしてこじらせる話。

    ※梵天竜胆くん×一般人(駅員)タケミっちくんパロ作です。
    ※本作はNotタイムリープものになります。

    ワンデイ竜武BDドロライでTwitterにてタグ参加させて頂いた作品です。
    主催者様並びに、楽しい企画を計画・実施して下さった皆様、ありがとうございました。
    HAVE A GOOD DAY! 今日のオレはとことんツイていない。
    まず手始めに、今日の仕事場が都内から離れたド田舎だという時点ですでにオレは運命の女神に見放されていた。
    普段は兄貴とセットでの仕事が多いが、今日は兄貴ご指名の別件があり、珍しくオレ一人での仕事だった。
    朝起きると兄貴はすでに家を出ていたようで、兄貴の目がないことでハイになったオレは、お飾りと化したコーヒーメーカーを引っ張り出して、朝から淹れたてのコーヒーを飲んで最高の朝を迎えようと一人張り切った。
    ……結論から言う。慣れないことを仕事前にやるもんじゃない。
    いくらスイッチを押しても一向に一滴たりともコーヒーが滴り落ちてこないため、故障を疑ったオレはコーヒーメーカーの内部を確認した。
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