kemeko_hina
DONE続いてる(はず)の降萩。先日途中まで載せてたやつです。なんの進展もないのでまだ続くよ…Taking my time, you know. 友情と恋愛の境界線ってどこなんだろう。
異性間での友情は存在する派だし、でもそれがある日突然恋になったって何ら疑問はないし、そもそも、線引きする必要すらないんじゃないだろうか。だって名前がどうであったって、それはもう愛じゃん?
「っていう話をさぁ、千速にしたらあいつ何て言ったと思う?『お前、いつからそんな馬鹿になったんだ』だってさ。ひどくねぇ?そもそも千速のほうから聞いてきたってのに」
「はぁ……」
じゅうじゅうと音をたてて油を滴らせるハラミをトングでひっくり返しながら、降谷が曖昧な返事をした。
どうにも焼肉とか似合わないんだよなぁこいつ、と思いながらも、萩原はぽんぽん目の前の小皿に置かれていく肉の山から、ひと切れふた切れを降谷へ返していく。
8692異性間での友情は存在する派だし、でもそれがある日突然恋になったって何ら疑問はないし、そもそも、線引きする必要すらないんじゃないだろうか。だって名前がどうであったって、それはもう愛じゃん?
「っていう話をさぁ、千速にしたらあいつ何て言ったと思う?『お前、いつからそんな馬鹿になったんだ』だってさ。ひどくねぇ?そもそも千速のほうから聞いてきたってのに」
「はぁ……」
じゅうじゅうと音をたてて油を滴らせるハラミをトングでひっくり返しながら、降谷が曖昧な返事をした。
どうにも焼肉とか似合わないんだよなぁこいつ、と思いながらも、萩原はぽんぽん目の前の小皿に置かれていく肉の山から、ひと切れふた切れを降谷へ返していく。
kemeko_hina
MOURNING朝チュン(死語)なのに別にえろくない降萩。特にやまもおちもいみもないやつです。 カーテンの隙間から差し込んだ朝日が、閉じたまぶたのうえに燦々と降りそそぐ。
眩しい。なんのための遮光なんだろう。わざわざ隙間を空けた犯人はわかっている。遮光だと目が覚めないから嫌だと、さんざん揉めたことは記憶に新しい。
降谷にとって眠るとか起きるとかはもはや作業のようなものであって、時間がくればそうする、というだけのことだ。徹夜と仮眠を繰り返したり昼夜が逆転したり、おおよそ健康的とは言い難いものの、必要最低限、然るべきときに最善を発揮するためのパフォーマンスが保てればいい。まぁいざとなればなんとでもするけども。
そういうわけなので、現に今、嫌がらせのような太陽光を瞳に浴び続ける理由はまったくない。紫外線はよくない。さっさと起きて、隙間を閉じるなり思いきり開け放つなりすれば問題はないのだけれど。
1560眩しい。なんのための遮光なんだろう。わざわざ隙間を空けた犯人はわかっている。遮光だと目が覚めないから嫌だと、さんざん揉めたことは記憶に新しい。
降谷にとって眠るとか起きるとかはもはや作業のようなものであって、時間がくればそうする、というだけのことだ。徹夜と仮眠を繰り返したり昼夜が逆転したり、おおよそ健康的とは言い難いものの、必要最低限、然るべきときに最善を発揮するためのパフォーマンスが保てればいい。まぁいざとなればなんとでもするけども。
そういうわけなので、現に今、嫌がらせのような太陽光を瞳に浴び続ける理由はまったくない。紫外線はよくない。さっさと起きて、隙間を閉じるなり思いきり開け放つなりすれば問題はないのだけれど。
kemeko_hina
MOURNING降萩キ/スの日小話。(過去でも)推しが推し以外とちゅーしてるの無理〜!という方はバック推奨です。短いくせに人を選ぶ内容ですみません…。降さんがやたら冷静なのははぎわわ以外見てないからだよ!というまったく伝わらない話です…。 1130kemeko_hina
SPUR ME前に書いた降萩の続きのはずが間が空きすぎてもはや続いてんのかわからなくなった\(^o^)/あまりにも終わらないので途中まで……ひたすら悩めるはぎわわとなぜかふるやよりも出番多い疑惑のまつだ←Maybe it must be. 友情と恋愛の境界線ってどこなんだろう。
異性間での友情は存在する派だし、でもそれがある日突然恋になったって何ら疑問はないし、そもそも、線引きする必要すらないんじゃないだろうか。だって名前がどうであったって、それはもう愛じゃん?
「っていう話をさぁ、千速にしたらあいつ何て言ったと思う?『お前、いつからそんな馬鹿になったんだ』だってさ。ひどくねぇ?そもそも千速のほうから聞いてきたってのに」
「はぁ……」
じゅうじゅうと音をたてて油を滴らせるハラミをトングでひっくり返しながら、降谷が曖昧な返事をした。
どうにも焼肉とか似合わないんだよなぁこいつ、と思いながらも、萩原はぽんぽん目の前の小皿に置かれていく肉の山から、ひと切れふた切れを降谷へ返していく。
6413異性間での友情は存在する派だし、でもそれがある日突然恋になったって何ら疑問はないし、そもそも、線引きする必要すらないんじゃないだろうか。だって名前がどうであったって、それはもう愛じゃん?
「っていう話をさぁ、千速にしたらあいつ何て言ったと思う?『お前、いつからそんな馬鹿になったんだ』だってさ。ひどくねぇ?そもそも千速のほうから聞いてきたってのに」
「はぁ……」
じゅうじゅうと音をたてて油を滴らせるハラミをトングでひっくり返しながら、降谷が曖昧な返事をした。
どうにも焼肉とか似合わないんだよなぁこいつ、と思いながらも、萩原はぽんぽん目の前の小皿に置かれていく肉の山から、ひと切れふた切れを降谷へ返していく。
kemeko_hina
MAIKING降萩のつづき。なんかちょっと足りてない気がするけどとりあえずこれが限界でした…。加筆できたらしたい。そしてまだつきあってない。たぶん。Let's get it on なんの気もなしに通りがかった公園はひとが少なかった。いつだか来たときはもっとにぎやかだった気がするのに、と考えて、すぐにそれは休日だったからだと気がついた。
今日は週のまんなかで、世間的にはただの平日だ。萩原にとっては特に予定もない非番の日だけど、ひとけのない公園はいつもよりずっと静かで、ずっと広い。ささやかな非日常になんだか子どもに戻ったみたいな気分になって、萩原は羽織ったマウンテンパーカーのポケットに手を突っ込んだまま、園内に足を踏み入れた。
見上げた空はずいぶんと高くなって、視界の端ではちらちらと色づいた葉がさざなみのように揺れる。季節がまたひとつ過ぎていくことをこんなに実感したことがあっただろうか。
4988今日は週のまんなかで、世間的にはただの平日だ。萩原にとっては特に予定もない非番の日だけど、ひとけのない公園はいつもよりずっと静かで、ずっと広い。ささやかな非日常になんだか子どもに戻ったみたいな気分になって、萩原は羽織ったマウンテンパーカーのポケットに手を突っ込んだまま、園内に足を踏み入れた。
見上げた空はずいぶんと高くなって、視界の端ではちらちらと色づいた葉がさざなみのように揺れる。季節がまたひとつ過ぎていくことをこんなに実感したことがあっただろうか。
kemeko_hina
MOURNING降萩のつもりで書いてます。ひたすら何か食べさせていたいのは何ででしょうね…。It's up to you.「好きだ」
「…………ん?あぁ、ピザまん?降谷ちゃんも半分食べる?」
今季初のピザまんを今まさにかぶりつこうとした矢先、隣を歩く降谷が突然そんなことを言うものだから、萩原は手の中でほかほかと湯気をたてるオレンジ色と降谷を交互に2回は見てしまった。
降谷の淡いブルーの虹彩がやけにまっすぐ萩原に向けられている気がするけども、ワンチャンピザまんな気がしなくもない。うん。
「ピザまん……?食べたことない」
「えっうっそまじで!?いや絶対食べたほうがいいよ半分……いや四分の三……いや五分の三やるから!」
「いや、別にいらない……そうじゃなくて、お前もう気づいているだろう」
ぎくり。たぶん自分でもわかるくらいだから、いくら相手が降谷といえど動揺したのはバレているだろう。なんとか誤魔化そうと開いた口は、燃えるような、それでいてどこまでも静かな湖のような、そんな不思議な色を浮かべた瞳に刺されて何の音も吐き出せない。
5352「…………ん?あぁ、ピザまん?降谷ちゃんも半分食べる?」
今季初のピザまんを今まさにかぶりつこうとした矢先、隣を歩く降谷が突然そんなことを言うものだから、萩原は手の中でほかほかと湯気をたてるオレンジ色と降谷を交互に2回は見てしまった。
降谷の淡いブルーの虹彩がやけにまっすぐ萩原に向けられている気がするけども、ワンチャンピザまんな気がしなくもない。うん。
「ピザまん……?食べたことない」
「えっうっそまじで!?いや絶対食べたほうがいいよ半分……いや四分の三……いや五分の三やるから!」
「いや、別にいらない……そうじゃなくて、お前もう気づいているだろう」
ぎくり。たぶん自分でもわかるくらいだから、いくら相手が降谷といえど動揺したのはバレているだろう。なんとか誤魔化そうと開いた口は、燃えるような、それでいてどこまでも静かな湖のような、そんな不思議な色を浮かべた瞳に刺されて何の音も吐き出せない。