はぱまる
MAIKINGあの夏の曲パロ🌟❄️です。パロっていうかオマージュ? 曲以外に、ロミジュリとピーターパンのあらすじを知ってると更に楽しめるかもしれません。謎時間軸です。公式にない関係性です。❄️母が死に掛けます。❄️が人生満了未遂します。私は恋という言葉を感情の免罪符か何かと思っている節があります(告解) 17423
star1tousei
PROGRESSやっと出てきた司くん。これで司まふになってきた……のか?
案の定闇司じゃない
まふゆちゃんの司くんに対しての口調が、公式の初対面の時より軽くなっているのは、司くんのノリにあわせてます。
司くんは敬語を頑張ってますが、個人的に司くんの敬語は下手であって欲しいので、ちょいちょいタメっぽくなってます。
仮面の君に、百面相 2話目 (途中)「あぁ…、ゔぅうっ……、あぁあ………っ、」
「どうして……どうして……っ…………」
彼は手を前に伸ばしたまま、依然として泣き続ける。目前にあるものがどうしても掴めないと、そんな風に。
涙でぐしょぐしょになった彼の顔をちらりと覗けば、悔恨の情と哀傷が滲んでいた。
私はどうしていいか分からず、泣きじゃくる彼を呆然と眺めていた。
しばらくして、彼はこちらに気がついたのか、
ふ、と彼は顔をあげ、くるりとこちらを向いた。
咄嗟に落としていた表情を作り直し、彼に問いかける。
「大丈夫ですか?」
すると突然、彼は花のような笑顔を咲かせて言った。
「嗚呼すみません!不安にさせてしまっただろうか…………。
実はオレ、ショーのキャストをやっている者でして、今はそのショーの練習を…………って朝比奈さんではないか!?久しぶりだな!シブフェス以来だったか?!」
771「どうして……どうして……っ…………」
彼は手を前に伸ばしたまま、依然として泣き続ける。目前にあるものがどうしても掴めないと、そんな風に。
涙でぐしょぐしょになった彼の顔をちらりと覗けば、悔恨の情と哀傷が滲んでいた。
私はどうしていいか分からず、泣きじゃくる彼を呆然と眺めていた。
しばらくして、彼はこちらに気がついたのか、
ふ、と彼は顔をあげ、くるりとこちらを向いた。
咄嗟に落としていた表情を作り直し、彼に問いかける。
「大丈夫ですか?」
すると突然、彼は花のような笑顔を咲かせて言った。
「嗚呼すみません!不安にさせてしまっただろうか…………。
実はオレ、ショーのキャストをやっている者でして、今はそのショーの練習を…………って朝比奈さんではないか!?久しぶりだな!シブフェス以来だったか?!」
star1tousei
DONE一話できた。お試し投稿のつもり。まふゆさん難しいね。
司くん要素は薄め。
※これは司まふです。
仮面の君に、百面相(皆に会いたい…………。)
どうしようもなくそう思った。
お母さんにニーゴの活動のことを気づかれてからしばらく経つけれど、あれからずっとナイトコードに顔を出せていない。
夜の間の活動が難しくなってから、ナイトコードはもちろん、作詞などの作業自体もあまり進められないでいる。
あんなに落ち着く場所だったセカイも、カイトが来てからはあまり気を休められなくなった。それも相まってなのか、セカイにすらなかなか顔を出せないでいた。
今まで通りニーゴの活動を続ければ、きっとお母さんはすぐに気がついて、パソコンを預かっていってしまうだろう。そうすれば多分、もうニーゴの皆と曲を作ることは叶わなくなる。
(それは…嫌だ。)
(でも、お母さんは……………………。)
969どうしようもなくそう思った。
お母さんにニーゴの活動のことを気づかれてからしばらく経つけれど、あれからずっとナイトコードに顔を出せていない。
夜の間の活動が難しくなってから、ナイトコードはもちろん、作詞などの作業自体もあまり進められないでいる。
あんなに落ち着く場所だったセカイも、カイトが来てからはあまり気を休められなくなった。それも相まってなのか、セカイにすらなかなか顔を出せないでいた。
今まで通りニーゴの活動を続ければ、きっとお母さんはすぐに気がついて、パソコンを預かっていってしまうだろう。そうすれば多分、もうニーゴの皆と曲を作ることは叶わなくなる。
(それは…嫌だ。)
(でも、お母さんは……………………。)
はぱまる
DOODLE勢いで書いた🌟❄️🌟です。序盤の話。まだ❄️は出てこない。此処から作品で殴り合いみたいな喧嘩始めるのを想定してる。眠くなりながら書いたし眠くなりながらの軽い校正しかしてないので多分何処か文章がおかしい。起きて正気に戻ったら消します。よしなに。知る「……これ、か?」
スマホを操作して、動画サイトから目的のちゃんねるを見つけた司は、ひとつ呟いて首を傾げる。クラスメイトに「これめちゃくちゃオススメなんだよ最近見つけたんだけど本当にいい曲ばっかだから!!! 聞け!!!!」と請われ、検索をしていたのだ。ちゃんねる名は『OWN』。オリジナル楽曲を投稿しているちゃんねるらしく、クラスメイト曰く「素晴らしい楽曲ばかり」らしい。然し現在は更新を停止しており、新曲を待ち望むリスナーも徐々に諦めていっている、とのこと。それでも神曲が神曲なのに変わりはないから……! お前の口に、否耳に合うかは分からないけど……! と言われ、そこまで言うほどならと司は帰宅後の自室にてスマホを手に取っていた。画面に映るサムネイルはどうもどれもが暗い感じのものばかりであり、確かに趣味には合わないかもしれないと司は唸る。然しオススメされてしまったのだから、聞いてやるのが義理というものであろう。あそこまで言われる曲が気になる、という気持ちも嘘ではない。なので司は、耳にイヤホンを差し込み、適当に最新作らしい動画を再生した。
4569スマホを操作して、動画サイトから目的のちゃんねるを見つけた司は、ひとつ呟いて首を傾げる。クラスメイトに「これめちゃくちゃオススメなんだよ最近見つけたんだけど本当にいい曲ばっかだから!!! 聞け!!!!」と請われ、検索をしていたのだ。ちゃんねる名は『OWN』。オリジナル楽曲を投稿しているちゃんねるらしく、クラスメイト曰く「素晴らしい楽曲ばかり」らしい。然し現在は更新を停止しており、新曲を待ち望むリスナーも徐々に諦めていっている、とのこと。それでも神曲が神曲なのに変わりはないから……! お前の口に、否耳に合うかは分からないけど……! と言われ、そこまで言うほどならと司は帰宅後の自室にてスマホを手に取っていた。画面に映るサムネイルはどうもどれもが暗い感じのものばかりであり、確かに趣味には合わないかもしれないと司は唸る。然しオススメされてしまったのだから、聞いてやるのが義理というものであろう。あそこまで言われる曲が気になる、という気持ちも嘘ではない。なので司は、耳にイヤホンを差し込み、適当に最新作らしい動画を再生した。
はぱまる
MOURNING普通に知り合いな司まふが砂場で遊んでるだけです砂場の兎「……なにしてるの?」
公園に来ると、司はいつものベンチでなく何故か隅の砂場にいた。声をかけると彼はパッと振り向く。
「おお、朝比奈! 実はな、いつものように脚本を考えていたんだがなんだか分からなくなってしまって……息抜きに遊んでたんだ」
ニコ、と笑う彼の手元には盛られた砂がある。なんらかの形になっているが、なんなのかはよく分からない。
そのまま何かの作成に戻った司の手元をじっと見つめていると、なんとなく分かってきた。
「……もしかして、兎かな?」
「そうだ! うちにな、垂れ耳の兎のぬいぐるみがいるんだ。そいつを作ってる」
「そっか」
砂場の近くにしゃがみ込み、司の手元を見つめる。司は砂の表面を撫でて形を整えて、どこからか持ってきた枝で模様を付けていく。
1437公園に来ると、司はいつものベンチでなく何故か隅の砂場にいた。声をかけると彼はパッと振り向く。
「おお、朝比奈! 実はな、いつものように脚本を考えていたんだがなんだか分からなくなってしまって……息抜きに遊んでたんだ」
ニコ、と笑う彼の手元には盛られた砂がある。なんらかの形になっているが、なんなのかはよく分からない。
そのまま何かの作成に戻った司の手元をじっと見つめていると、なんとなく分かってきた。
「……もしかして、兎かな?」
「そうだ! うちにな、垂れ耳の兎のぬいぐるみがいるんだ。そいつを作ってる」
「そっか」
砂場の近くにしゃがみ込み、司の手元を見つめる。司は砂の表面を撫でて形を整えて、どこからか持ってきた枝で模様を付けていく。