本誌のワカ真『黒龍(ブラックドラゴン)は解散する!』
日本一の暴走族、初代黒龍はその日終りを迎え伝説となった。総長の男はかねてより本人の夢であったバイク屋を営むためにカタギとなって店を構えるために日々別の場所で仕事をしながら学んでいる。十代の頃の青春の1ページ、きれいな思い出にしたかったと、あの頃の若狭はそう思っていたはずだったのだ。
真一郎の弟、万次郎が階段から落ちて植物状態になってしまった。兄の真一郎は仕事をやめ、万次郎の為に介護の資格を取る為勉強をしながら病院で働いている。寝る間も惜しんで、ただ弟のために。そんな中で、保護者だった祖父が他界。若くして大黒柱となってしまった真一郎の元にやってくるのは救いでもなんでもなかった。
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