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    seiu_0428

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    フェイグレでリクエストされていたものです。お待たせいたしました。えちちなもの、とのことなので、私の性癖に素直に書きました。

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    seiu_0428

    DONEフェイグレワンライ【夜】【悪戯】で書かせていただきました。
    寝てるグにちょっとエッチないたずらするフェ。R-15
    このあと滅茶苦茶シた 目が覚めた。まだ夜で起きるには早すぎる時間だった。寝る前は暖かったはずの室内はとっくに冷え切っていて布団の隙間から入り込んでくる冷気に身体を震わせた。目の前のフェイスよりも背は高いはずなのにどこか小さく見えるグレイの身体を後ろから抱きしめる。寝ているせいかいつもは体温の低い彼の身体は暖かい。首筋に顔を寄せると石鹸とグレイの匂いが混ざった柔らかい香りが鼻を擽った。
     ふと、悪戯心が沸き上がった。長くて癖の強い髪をかき上げてうなじを露出させる。触れた白い首筋は乾燥してしまっていて、また手入れをしてあげなくちゃな、と心のメモ帳に記入する。髪をかき上げたまま唇を寄せる。味わうように軽く口づけ、吸い上げる。綺麗についた赤い花に満足そうに笑う。グレイの髪の長さなら突風が吹かないかぎりバレはしないだろう。目ざとい悪友なら気づくかもしれないが、からかいの矛先は自分に向くから無視すればさほど問題ない。いくつらか口づけを落とす。そのたびに赤い花が増えて満たされる心地がする。
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    seiu_0428

    DONE一月ほど前に募集したリクです。お待たせしてすいません。『ビリー君がリヴァース家にお呼ばれしたと聞いて自分もうまいこと口実を作ってお邪魔し、その後も何かとグレイ君の家族と交流して外堀を埋めようとするフェイス君と、まさか自分が狙われてるなんて夢にも思わず『フェイス君と妹が互いに想い合ってる』と盛大に誤解してしょんぼりしつつ応援しなきゃと思おうとするグレイ君の両片思い』
    いつか、フェ視点の書きます
    応援しなければ、と思う。大事な人達同士なんだから。フェイスと妹が仲睦ましく歩いている姿を唇を噛みしめて見ていた。
     きっかけはフェイスがリヴァース家に遊びに来たことからだった。ホリデー中に訪れたビリーからグレイの父のレコードの話を聞いたらしい。なんでも今では珍しい物らしく父の許可を取ってから招待したのだ。父もグレイが同僚を連れてくると嬉々として準備していた。オフが重なった日は偶然祝日で、珍しいことに妹も在宅だった。
    『こんにちは。お邪魔します』
    フェイスは挨拶をして、わざわざ持ってきてくれたお土産を妹に手渡した。
    『これ、ノースのパティスリーのですよね。嬉しい!!』
    頬を赤らめて喜ぶ妹に胸の中で靄がかかった。タイミングよく、父が来てくれたからその日はそれ以上気にせずに済んだ。
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    seiu_0428

    DONE久しぶりに参加させていただきます。お題【夜明け】で書かせていただきました。付き合ってるアグで夜明けの海行く話です。
    アシュグレワンドロワンライお疲れさまでした。あまり参加できませんでしたが、毎週楽しませていただきました。
     不意に目が覚めた。隣のスペースではいつものようにジェイがいつものように鼾をかいていて、うるさい。何故かいやに目が冴えてしまって上体を起こす。スマホで時間を確認すると3:30を表示していた。眩しさに目を細めながら、ベッドから抜け出す。もう一度眠れそうにもない。今日は幸いにもオフだ。一度日課のランニングをしてから、ツーリングに行こうときめた。クローゼットからトレーニング着と適当に服を取り出し着替える。一々戻って来て鼾を聞くのも馬鹿らしい。荷物と服はリビングに置いておけばいいだろう。別に気遣っているわけではないが、物音を立てないように部屋を出た。
     ザァと熱めのお湯を浴びながら一息つく。明け方前と言えど、夏場はそれなりに暑い。コンクリートで覆われたニューミリオン、特にセントラルエリアは他のエリアよりも余計に暑く感じる。逆に色合い的に涼しいのはブルーノースで、グリーンイーストは自然が多いせいか涼しく感じる。コックを捻りシャワーを止める。この後、グリーンイーストの海岸線に行こう。そうと決まれば、とタオルを手に取る。洗剤が安物なのが気に食わないが、ロボットの仕事は丁寧らしく、及第点くらいの手触りだった。粗方身体を拭いて、私服を着る。
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    わかば

    DOODLEビリグレ空のお散歩&プロポーズ


     一歩違えば落下死に直面するというのに、グレイは自分の全権を、全幅の信頼を、当然と言うかの如く寄せてくる。
     それが、むずがゆくて、あたたかくて、うれしくて、何とも表現しづらいのだが、グレイと出会って初めて覚えたこれが、おそらく『あいしている』という気持ちなのだろう。

    ↑ってビリー・ワイズが言ってました
    山場とか落ちとかは消えた……どこ……
    極東の夜鳥




     消灯時間が過ぎ、日付も越え、辺りがしんと静まる、そんな深い夜。

     ふと、就寝中のグレイは眩しさを感じ、閉じていた目蓋をゆっくりと押し上げる。

    「…………っ」

     開けたばかりの目を、思わず力を入れてもう一度閉じ、眉間にしわが寄った。
     まぶしい、周囲は真っ暗だというのに、

     何故か、まぶしい。

     オプシンを生成して明順応をすればいいのか、ロドプシンを生成して暗順応をすべきなのか。
     まるで両目の機能が混乱しているかのようだ。
     しかしそのまぶしさの中に、ひときわ強く輝くなにかが見えた気がして、グレイは目が光に痛むのを堪えて今一度、目蓋を上げた。




     ────月だ。




     向かい側に位置する太陽の光を反射した、その丸い天体が、地球へと光を注いでいる。

     満月によるものか、過ぎた月明かりは周囲に存在しているはずのいくつもの星々を掻き消し、貴様らの出る幕はないとばかりに夜空を明るく照らしていた。
     建物の陰影がくっきりと伸びる様は昼間の光と混同してしまいそうになる。
     グレイは上体を起こし、布団から出て窓の方へと歩を進め、そっとカーテンの隙間を閉じ… 5660

    mamedaihuku228

    DONEビリグレ小説②
    遠距離恋愛みたいなことしてるビリグレ。
     まだ肌寒さが残る早朝。珍しく薄い霧がエリオスタワーを包み込み、ロビーにいたビリーは少しでも寒さがマシになるよう、黒の手袋越しに両手を摩っては温めるように息を吐いた。ヒーローである事を示す黒を基調とした制服は、もうそろそろ上着を脱いでもいいぐらいの季節だが、今朝の気温で半袖は身体を冷やしてしまうし、かといって昼になれば長袖ではうっすらと汗を掻いてしまう。なんとも複雑な季節である。
    誰もが憧れるヒーローの居住地でもあるのだから、タワーの中ぐらい常に適切な温度を保ってくれればいいのだが、エコだとかなんとか環境とやらで、ある一定の時間はロビーなどの一部の室内機は切られているようだ。前にジャックとジャクリーンが言っていた。
     そんな事をぼんやりと考えながら、受付もいない無機質な空間のロビーで、ビリーは静寂に包まれながらジッと待っていた。
     前に届いたのは二日前。その前は四日前。そのもっと前はいつだったか。指折り数えるのも嫌になってしまった。
    受付の椅子に適当に座って、スマホのアプリ画面をタッチして、ログインボーナスを受け取る。そして日課のミッションをこなし、イベント限定のガチャを引く。もうそれ 8219