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    kanamochiko

    @kanamochiko
    もちこのポイピク倉庫
    書きかけはここに投げれば良いと聞いた。もしかしたらちゃんと書くかもしれない。メッセージやスタンプ貰えるととても喜ぶ(あと自分向けのメモ帳と吐き出しです)

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    POIPOI 16

    kanamochiko

    REHABILI特にリュジンとかではない短文を少し、何か書いていないといざと言う時書けませんからね……(少しずつ更新)少年は空を眺めた。雲ひとつない、青く果てしない空である。空気はひんやりとしていて肌寒い。少年の木綿でできた衣では心許ない寒さであった。少年は一度身震いしてから再び空を見上げる。小さく息を吐き、吸い込むとぼんやりしていた頭が少しだけ明瞭になった気がした。
    まだ夏は遠い。恋しい相手に会えるのはまだ先のことになろう。それまで自分はここで生き続け時が過ぎるのをじっと待つのだ。少年は背負っていた竹籠をぐっと背負い直し、足元の草を何度か踏みしめた。遠くで犬の鳴く声が聞こえ、それが自分を探している声だということに気づく。もうそんな時間だっただろうか?あたりはまだ明るく、それほど時間が経ったようには感じられなかったがどうやら気のせいだったらしい。夏はまだ遠いとは言ってもそろそろ日が長く感じられる季節なのだろう。徐々に近づいてくる四足歩行の足音に、くるりとその場で振り返り視線を受けると、それは少年の想像通り自らの飼い犬であった。
    少年の足元で立ち止まり、おん、と一声吠えたその犬は少年へそろそろ帰ってこいと伝えにきたようだった。その証拠に、すでに少年の足元から数歩離れたところまでぱたぱたと歩き出し少年の方 1000

    kanamochiko

    TIRED【声が聞こえる】
    現代AU竜仁
    ※土地情報分からないのでフィクションだよ
    竜三という男は実に心根の優しい男だ。みてくれこそ粗暴で人を剣呑な気持ちにさせるところがあるが、実際に関わっているとそうでもないことに誰もが気づく。その言動は不器用だが人の機敏に聡く気遣いができるし、子供や動物、お年寄りにも優しい。
    一度その人となりに触れれば自然と皆竜三のことを信頼する。何よりその隣にいることがとても俺を安心させた。

    「仁……?」
    「ああ、悪い」

    知らぬ間に物思いに耽ってしまい、竜三が話しかけていることに気が付かなかった。一言謝ると、「大丈夫か?」と聞かれる。
    竜三はこういうことに腹を立てたりはしないのだ。昔から俺は興味のあること、思いついたことに夢中になって周りが見えなくなる節がある。そんな俺に飽きもせずついてまわり、見守ってくれていたことを思うと、こいつの懐の深さが伺えるというものだ。
    「あ、竜三。コンビニに寄ろう、新商品があったはずだ」
    休日デートの帰り道、道すがらに見かけたコンビニに寄ることを提案する。手元のスーパーの袋をちらと確認しつつも、竜三は返事も聞かず先走る俺の後をついて来てくれた。

    僅かに増えた荷物を手に帰宅する。
    明日は日曜日。特に何をして過ご 2969