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    kinotokko

    @kinotokko
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    文字列は九割九分自分用メモの為読みやすさゼロです

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    kinotokko

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    いつもの突然始まって突然終わる。自分以外置いてきぼりメモ。帰りの電車が暇だったのがわるい。

    ツラアズへのお題は『君の「大丈夫」が、大嫌い』です。
    #shindanmaker
    https://shindanmaker.com/392860

    色々問題は山積みだったが、いつも通りアズサには笑って「大丈夫、大丈夫」と答えた。その途端、今まで心配そうに困り顔をしていただけのアズサが
    「は?『大丈夫』?今のツラヌキが大丈夫なわけないでしょ!何処をどう見たら大丈夫だって言えるわけ?頼りなさいよ?みんなも、私もいるでしょ?大切だから迷惑掛けたくないって思ってくれてるのかもしれないけど……でも私も大切だから間に合ううちに頼ってほしいの私は。……ツラヌキだって大切な人が頼ってくれたら嬉しく、ない?」
    怒るみたいに叱るみたいに烈火の如く喋りだしたが段々と声が詰まり、最後の方は不安そうに涙目でコチラを伺いながら「それとも、大切ですら……なかった?」と聞いてきた。脳裏に父親が『大丈夫、大丈夫!』と自分の頭を撫でる姿を思い出した。大丈夫では、なかったのだ。あの時は自分が頼りないのが腹立たしかった。頼ってもらえないのが悲しかった。あの時のオレは今のアズサみたいな顔をしていただろうな。
    「……わりぃアズサ、やっぱ大丈夫じゃねぇわ、助けてくれ?」
    「っ!?言うのが遅すぎ!当たり前じゃない」
    バシンッ!と音をたて背中をはたかれた。骨が折れるかと思った。
    でももう間違えない。
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    kinotokko

    MEMOてびれくんで成人の集いのニュース見て、つら←あずちゃんたちも成人(済み)で新年会的な場面だと思う。いつも通り自分楽しいメモ。あずちゃん視点。
    《 11月の満月の夜に漬けたジゴベリー酒は惚れ薬となると言う。》
    これは小学生くらいの、いつか何処かで聴いた噂話。誰から聞いたかも覚えていない。当時の私は恋のまじないなんてのは話のタネになるから盛り上がったが、その実、効果については自分を奮い起たせる効果であって、相手への作用無いと一蹴していた。だから自分の誕生月で聞き慣れないお酒の名前に興味を持たなかったらきっとスマホにもメモせず忘れていたかもしれない。だってそうでしょう?噂を聞いた当時は未成年でお酒なんて飲めないし、ジゴベリーを調べたけど何かもわからない。何日漬ければ惚れ薬になるのかもハッキリしない物。ゴジベリー酒というクコの実のお酒はあったが謳い文句で目につくのは不老長寿、つまり健康。あとはまぁ美容に良いともあるから自分が飲んで綺麗になって相手のハートを撃ち抜けということなのか……それとも本当に何処かにジゴベリーというものがちゃんと他にあるのかわからない。だから今、新年の家呑み会で自家製のゴジベリー酒をアイツに飲ませていることに他意はない。絶対にない!
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    matchajio36

    MOURNING【マイバジ】
    文字数オーバーしてしまってますがこのお題でどうしても書きたかった吸血鬼ネタがあったので書きました🙏(※マが吸血鬼です)

    貴方はマバで『いくらでもくれてやる』をお題にして140文字SSを書いてください。
    #shindanmaker
    https://shindanmaker.com/587150
    マイバジ 『いくらでもくれてやる』 ぢゅるり。血を啜る音が鼓膜を震わせる。首筋にかかる熱い吐息も、ねっとりと這う舌の動きも擽ったくて堪らない。バジ、と熱っぽく名前を囁き、未だ飢えの収まらぬ瞳で射貫くように見つめてくる万次郎の後ろ頭に場地は右手を伸ばし、ぐっと引き寄せた。再び首筋に顔を埋める体勢になった万次郎は一瞬息をのんだが、噛み痕から伝う真っ赤な血と唆られる香りに繋ぎ止めていた理性がぐらりと揺れた表情を見せた。離れようとする頭を逃さぬようにぎゅっと抱き込めば、諦めた万次郎は衝動のままに首筋へと被りつく。鋭い牙がブツリ、と新たに皮膚を突き破る痛みに顔を歪めながらも、場地は万次郎の衝動が収まるまで離れる気はなかった。血に飢えた幼馴染を助けたい、その為ならこの身がどうなろうと構わないから。必死に血を啜りながら抱き締めてくる万次郎の頭を、まるで子どもをあやすかの様に優しく撫で続けた。
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    sakikuryo

    REHABILI高杉社長について書きたい咲紅さんはあの川の土手にいっせいに彼岸花が咲く頃、国道にかかるしろい歩道橋の上で認めざるを得なかった変容についての話をしてください。

    #さみしいなにかをかく #shindanmaker
    https://shindanmaker.com/595943
    社長+ぐだ謎の時空の謎のレイシフトだと思ってふわっと読むことを推奨
    社長+ぐだ
    ぐだの性別はふわっと不問

    ==
     股の下をくぐって大型車が何台も行き来するというのは、ことによると吹っ飛ばされそうな心許無さを感ずるものらしいが、その点、高杉は状況をいくらでも楽しむ度量があった。酔狂と言い換えてもいい。直接触れたわけでもないのに、アスファルトの振動が柱を伝って、片側二車線道路を大きく跨いだ歩行者用の橋を震わせる。
     歩道橋のさびた手摺を掴み、うわあ、と小さく呟いたマスターはと言えば、ワイバーンに追われている時よりも、ともすると、危機感めいたものを横顔に湛えている。おかしなやつだ。高杉はそう思って、しかしふと、よく知っているからこそ怖いこともあるのだろうと思い直した。ピストルを不用意にべたべた触るのはピストルが何なのか知らないからだ。絵巻の中の妖怪にできることだってたかが知れている。高杉にとっては呪いの類よりも刀のほうが、生々しく死を感じさせるものだったし、あるいは畳に敷かれた布団のほうがおぞましく生を鈍らせるものだった。自分より百年か二百年、後の世に生まれたマスターなら、巨大なイソギンチャク以上にお四トントラックが恐ろしいことだってあるのだろう。
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