夕映(ゆうえ) @vyl_as0ur 主にまほやくの晶オエを書いています。※フォロワー限定が使えなくなったので統合しました。※パスワードが付いているものはR18🔒垢にてお知らせしています。本垢 :@vyl_asR18🔒垢 :@vyl_as0ur ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji POIPOI 14
夕映(ゆうえ)☆quiet followMEMOラブドールを見に行った話、興味がある方にぜひ伝えたいと思って自分語りしてます。一応18歳以上のみ見れるようにしてます。 Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow 夕映(ゆうえ)DONEハッピーバレンタイン~~~~~🥳🥳🥳🥳🥳🥳🥳🎉🎉🎉🎉🎉🍫💝 賢者が元にいた世界の風習は、変わったものが多い。 魔法がない世界など、生活するにも生活のしようがない気もするが、それが当たり前なのだと、彼は少しだけ寂しそうに笑っていた。 それが、元の世界への望郷の念か、憐れみかはわからない。けれど、憂いの込められたものであることは間違いなかった。 賢者が部屋を訪ねて来たのは、夜半過ぎのことだ。眠るわけでもなく、かと言って外に出る気分にもなれずにいたところに、ちょうど良い暇潰しが自分からやって来たのだ。 「今日はバレンタインなので……」 そう言って差し出されたのは、艶やかな光沢を持つ茶色の紙に包まれた小さな小箱。丁寧にリボンまで結って一端にプレゼントであると気取った顔をしているようだった。 3475 夕映(ゆうえ)REHABILIお正月ボイスかわいかったね~!という話ひたすら好きな女に甘い晶とかれぴとイチャイチャしたいオエ当社比でめちゃくちゃ甘ったるい女に仕上がったなと満足しています※便宜上女って言ってるだけで男同士のままイチャイチャしている話です「ねえ。あれやろうよ。おまえの顔をバラバラにして組み立てるやつ」 「俺の顔をバラバラにして組み立てる……?」 新しい年が始まってすぐの昼下がり、談話室に連れ込まれたかと思えば、唐突な提案に意味がわからず思わず首を傾げた。いくら二人きりとはいえ、誰が来るかわからない談話室のソファに座らされてその上に乗られている状況というのも手伝って、まともな答えが浮かんでこなかった。 「ほら、あれだよ。目隠しして元に戻す遊び」 「目隠し……戻す……ああ! 福笑いですね!」 キーワードを断片的に繋ぎ合わせてようやくわかったけれど、オーエンがイメージしている福笑いはきっと自分の世界にあったそれとは大きくかけ離れているに違いない。 4260 夕映(ゆうえ)REHABILI去年末にリクエストをいただいたもの!です!クリスマスどころか正月も終わってバレンタインの季節になっちゃいました……。筆が遅い上に最近まともに文章書いてないからこれ以上こねくり回すとお蔵入りしそうだったので上げます。遅くなりましたが、リクエストありがとうございました!「賢者様って、顔に似合わずロマンチストだよね」 「……それ、褒めてませんよね」 「ふふ、どうだろうね?」 街灯に背を預けたまま、オーエンは目を細めて言った。声色も、その仕草も、からかっているときのそれだ。 けれど、そんな他愛のない戯れの時間が、案外嫌いではなかった。こんな風になるのは二人きりのときだけで、心を許されているような、そんな気持ちになるからだ。まして、二人きりでお忍びデートのようなことをしているのだから、自惚れではないと思いたくもなる。 「それで、なんだっけ。プレゼントを持ってくるのが、サンタコロスで……」 「サンタクロースですよ」 オーエンは時々、自分に馴染みのない言葉をおぞましい単語に置き換えて言ってくることがある。本気で言っているのか、ふざけて言っているのかわからないけれど、楽しそうにしていることが多いから、きっと後者なのだろう。 3069 夕映(ゆうえ)MEMOラブドールを見に行った話、興味がある方にぜひ伝えたいと思って自分語りしてます。一応18歳以上のみ見れるようにしてます。 1594 夕映(ゆうえ)REHABILIオアシス!🌴バカンス!🏖️なのにあまり自カプがはしゃいでいなかったので思いっきりバカップルさせてみた。めちゃくちゃ体の関係があることをにおわせています。本当は、強くて怖い北の魔法使いオーエンムーブをぶちかませたかったんだけど無理だった😉✨相変わらずねこちゃんみたいなオエととことん好きな女を甘やかしてしまう晶。 住民の好意で用意してもらった宿屋の一室で、今日あったことを振り返りながらうとうととしていたとき、静かに揺り起こすようなドアを叩く音で現実に引き戻される。 「賢者様、いる?」 「……ん、オーエン、ですか?」 部屋に訪ねてきたのは、このバカンスのためにとクロエが用意してくれた衣装に身を包んだオーエンだった。 「へえ、部屋にいたんだ」 ベッドの上でくつろいでいる姿を見るなり、意味深めに目を細めて音もなく近付いてくる。 「部屋じゃなかったらどこにいるんですか」 「さっき、飯屋で女たちに囲まれてただろ。満更でもない顔してた」 今日の夕飯は賑やかなものだったけれど、この地に来てからほとんど一人で過ごしていたオーエンはあの場にはいなかったはずだ。けれど、にやにやと語る姿を見るに、どこからから見ていたのだろうということは容易に想像が出来た。 2505 夕映(ゆうえ)MOURNINGフォル学パロの晶♂オエ♀のつづき。再録に入れなかったので、ここに残しておきます。野良猫のよう―――猫とは気まぐれな生き物だ。 いきなり向かってきたかと思えば、何も言わずに足の間に体を丸めて収まる。そうして足を枕にして眠るときもあれば、前足をかけてぎゅっと引き寄せて、何かを要求するわけでもなく、鼻から息をふすっと吐いてそのままそこに居座るのだ。 それが本物の猫であれば、それは仕方がないと思えるけれど、この人は厳密に言えば猫ではない。いいや、厳密に言わなくとも、人と言っている時点でこの人は人間なのだ。 「……何こいつ」 何も言わずに足の間に座って寄りかかった彼女は、スマホを片手に、とても不機嫌な声を出して画面を凝視していた。 「ねえ、髪乾かして」 振り向きもせず、画面から一度も目を離さずに、同じトーンで投げかけられた言葉は、いつも同じことで、用意しておいたドライヤーを手に取って、言われるまま髪を乾かしてやる。 760