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    🍞けい🍞

    @keikeikei3600
    アニメ、漫画、ゲーム好き。現在ほぼダイ大中心。推しは竜の勇者様。右側ネタ大好きです。ネタバレ・腐あり。ご注意を。最近腐要素多め、ポプダイ多めで垂れ流しております。

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    POIPOI 63

    🍞けい🍞

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    調子に乗って、ポプダイ√の分岐を妄想。
    新装版16巻のネタバレがあります。
    差が激しすぎるよ…!

    #ポプダイ
    popDie

    BLゲームのポプダイエンドを妄想 似て非なる世界に来て一月ほどのある夜、ダイは、テランの湖の付近へ来ていた。
     木に凭れて座り、ぼうっと月明かりに照らされた湖を眺める。
     独りになりたい時、ダイはこうしてテランに来る事が多かった。
     この一月、本当に信じられない出来事ばかりだった。
     バーンを倒したはいいものの、何故か異世界に飛ばされ、それがBLと呼ばれる、男同士が愛し合う世界だったなんて。
     最初は驚き戸惑った選択肢というシステムも、最早慣れたものだ。
     ゴメからの、『好感度を上げすぎてはいけない』というアドバイスの元、なるべくスキンシップのない選択肢を選んできたつもりだが、幸いにも今の所誰とも深い仲にはなっていない。
    ──まだ1ヶ月、だもんな。そりゃそうか。
     この世界の人物は、本当に、ダイの見知った彼らに良く似ていた。
     性格も、仕草も、言動も、全てが。
     だから彼らとの関わりにも、直ぐに馴染むことができた。
     但し唯一違うのは、冒険の記憶が一切無いこと。
     あの短くも濃密な3ヶ月間の出来事を分かち合える者がいない事に、ダイはどうしようもないもどかしさを感じていた。
     彼らは似ているが違う。同一ではない。
     それがふとした時に思い起こされ、ダイは切ない想いを抱くのだった。

    ──会いたいな、みんなに。
     雲のかかっていない、三日月を見上げる。
    ──あの時も、こんな夜だったっけ……。
     思い出すのは、大魔王に敗れ、勇者という重圧から逃げ出したあの夜。
     思わず涙した自分を、相棒は責める訳でもなく。
     信じている、と。おまえはおまえだと言ってくれた。
    ──どうしてるかな。おれのこと、探してるかな。怒ってるかな。
     じわりと瞼が濡れるのを感じ、ダイは膝を抱えて俯く。
    ──会いたいよ……会いたいよ、ポップ……!
     堪えていた感情を堰き止められず、まろやかな頬を涙が伝う。
     暫くそうして行き場のない悲しみを感じていたダイは、側に誰かが佇んでいることに気づいた。
     ダイが涙で濡れた顔を上げた先──そこには、あの夜と同じ様に、ポップがいた。

    「……ポップ……どうして」
    「何となく、おまえならここにいるんじゃねえかと思ってな」
     ポップはそう言いながら、ダイに歩み寄る。
     ダイはまだ目尻に残る涙を乱雑に拭うと、立ち上がり、気恥ずかしさからポップに背を向けた。
     ポップは少しおどけたように付け加える。
    「なーんてな。家に行ったら、ブラスじいさんがお前はテランに出かけたって言うんでな。追いかけてきたのさ」
     ハハッと軽く笑った後、
    「……おまえに、言いたいことがあってよ」
     急にトーンを落とした声で言うと、ポップは後ろからダイを抱き締める。
    「……‼」
    「泣くなよ、おれの知らねえとこで。教えてくれよ、おまえが何に苦しんでんのか」
    「ポップ……」
    「見たくねえんだ……おまえが辛そうにしてるのも、悲しそうにしてるのも」
     ポップがそこまで告げた瞬間、例の、選択肢が出た。

    そう吐き出すポップに、おれは
    ▶「ありがとう……でも、大丈夫」そう言って、その腕をそっと外した。
     甘えても……いいかな、そんな気持ちになり身体を反転させるとポップに抱き着いた。

    ──ここで、選択肢なんだ……。
     ポップに抱き締められたまま、ダイは目の前に浮かぶウインドウを見つめる。
    ──どうしよう。これ、いつもなら上だけど……。
     悩んだ末、おれは……。



    ▶「ありがとう……でも、大丈夫」そう言って、その腕をそっと外した。
    「ダイ……」
    「おれは、平気だよ。みんなが……いるもの。それに、ポップも」
     見上げたポップは、複雑そうな顔をしていた。
    「……そうか」
    「うん。ありがとう、ポップ」
     出来るだけの笑顔でそうポップに言うと、ポップはがしがしと頭を掻いた後、
    「ま、いいけどよ。あんま無理すんなよ」
     そう言って苦笑するのだった。

    →ストーリー継続!



    ▶甘えても……いいかな、そんな気持ちになり身体を反転させるとポップに抱き着いた。
     ゴメちゃんの警告は頭にあったけど、懐かしい温もりをおれは手放すことはできなかった。
     ポップの胸に顔を埋めると、ポップはしっかりとおれを抱き締め返してくれた。
     あっちのあいつには、何にも気にせずこうやって抱き着くことも出来たのに。
     久しぶりのポップの匂いに、また知らず知らずのうちに涙が溢れる。
    「ダイ……」
     ポップの声に顔を上げる。
     ポップの顔がゆっくりと近づいてきて──。
     おれはキスされた。されて、しまった。
     あぁ、ゴメちゃん、ごめんね。
     おれ、間違えちゃったみたい。

     唇が触れ合ったままぼんやりしていたら、目の端にまたウインドウが映った。


    ▶触れ合った温かさに抵抗できなくて、おれはそのまま瞳を閉じた。
     はっと我に返ったおれは、ポップを突き飛ばした。


    ──なんで、こんなタイミングなんだろう。下を選べば、元に戻せるかな……。
     おれは……。



    ▶触れ合った温かさに抵抗できなくて、おれはそのまま瞳を閉じた。
    ──あ、これ、エンディングになっちゃうのかな。
     だけど、ポップだったらいいか、なんて。
     そう思えちゃうくらい、ポップのキスは優しくて。
     ポップの唇が一旦離れて、おれの涙をそのまま口で拭った後、またキスされた。
     今度は触れるだけじゃなくて、舌で唇をちょんちょんと突かれた。
     何だろうと思って、口をちょっと開けたら、ヌルってポップの舌が入ってきて。
     びっくりして思わず目をあけたら、ポップと目があった。
     おれを気遣うような優しい目に、胸がきゅんてなって、もう、ポップに任せちゃおうと思って、そっと目を閉じた。

    →ポプダイエンドA。甘々ラブラブ。




    ▶はっと我に返ったおれは、ポップを突き飛ばした。
    「だ、だめっ!」
     おれの口から思わず出た言葉に、ポップはショックを受けたような顔をした。
    「ごめん、ポップ」
    ──でもおれ、やっぱりあっちのあいつに会いたいから……。
     気まずい沈黙。
     少し俯いていたポップは、ゆっくりと顔を上げた。
    「なんでだよ……ダイ」
     その目は……怒っている……?
    「なんで、おれじゃダメなんだよ。他のやつの方がいいのか……?」
    「ち、違う。そうじゃなくって」
    「おれじゃないやつを選ぶのか。……ああ、そうか。そんなら選べねえようにしちまえばいいか」
    「ポ、ポップ……?」
     ポップは気味の悪い笑みを浮かべるとゆっくり近づいてくる。
    ──逃げないと……!
     本能がそう叫ぶのに、身体は思うように動かない。
     後ずさりをする程の距離もなく、背中が木の幹にぶつかる。
    「逃さねえよ。おまえはおれじゃなきゃ、ダメなんだろ?………な、ダイ?」
    ──もしかして……これ、バッドエンドってやつ……。
     迫りくる相棒に、おれは今までにない恐怖を感じていた。


    →ポプダイバッドエンドA。凌辱かな……。





    落差が激しい……
    書くために16巻見直したら、尊すぎて…ウッ( ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ )
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    🍞けい🍞

    DONE7/1~2開催「デルパリバリバ!」の展示。
    現パロポプダイシリーズ『オレの知らないあいつの事情』のリバver.の話。
    【相手が望むなら逆の立場もあり】と匂わせたまま結局ポプダイで終わった本編を、実際にリバにしてみました!!
    リバ(ダイポプ)を書くのは初!となります。書けてるといいな……!!
    前半ポプダイ、後半ダイポプ です。
    あいつの知らないオレの事情【ここまでのあらすじ&キャラ設定】
     
     ポップとダイは幼馴染。なんやかんや遠回りしつつも、半年前の夏に二人は恋人となった。
     秋には初めて身体を重ねた二人は、現在遠距離恋愛中。人並みに性欲も持ち合わせている彼らは、中々会えないそのもどかしさをテレセクで解消することもあった。
     そして季節は巡り春を迎え。両親が遠方に泊りがけで外出するのを利用し、ダイはポップに自宅へ来ないかと提案したのだが……。


     【ポップ】
     都会で一人暮らしをする大学生。二十歳。ダイのことはずっと昔から密かに好きだった。
     頭が良く、特にスケベに関しては更に頭の回転が早い。ダイとダイのおっぱいをこよなく愛している。
     初夜では抱く側だった。そのことに満足はしているものの、実は内心である心配事を抱えている。
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    ムーンストーン

    DONEメガンテを巡るポップとダイの攻防戦。(ダイは籠城戦です。外から友軍が来ないと敗ける…)R-18は念の為。
    ほぼ会話オンリーです。ダイが弱々で、アニメ58話冒頭の戦意喪失ダイにキュンとなって衝動的に(略)
    別の話になる予定だったので後で統合するかもしれません。
    魔法契約設定も含めて捏造だらけですが、ダイ大の「メガンテは魔法が使える人ならだれでも使用可能」設定だと契約なしで使えるかも?と妄想しました。
    The Point of No Return 回帰不能点〜ダイ酒場兼宿屋は夜になってもざわめきが消えない。
    人里離れたデルムリン島育ちのダイが人の気配の濃厚さに気疲れしているのを悟ったポップはダイに先に風呂へ入れと促した。
    カラスの行水ですぐ部屋に戻ったダイと入れ替わりにポップが一階の風呂に行くと、ダイは寝る前の準備として二人の荷物をすぐ持ち出せるようにそれぞれのベット上の足元に置いた。
    それは二人がデルムリン島から冒険の旅にでたときからの習慣だった。

    不思議なことに魔王軍に夜襲をかけられたことはほとんどないが、野生動物や凶暴化したモンスターに襲われたことは何度もある。

    ダイが相手を剣で切り払えば返り血で服や荷物が汚れるし、ポップがうっかり最近出力が上がり続けているメラを放とうものなら山火事になりかねない。
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