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    🍞けい🍞

    @keikeikei3600
    アニメ、漫画、ゲーム好き。現在ほぼダイ大中心。推しは竜の勇者様。右側ネタ大好きです。ネタバレ・腐あり。ご注意を。最近腐要素多め、ポプダイ多めで垂れ流しております。

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    POIPOI 63

    🍞けい🍞

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    ポプダイバッドエンドの別ルート。
    ダイ君が酷い目に遭いそうな予感のする展開。
    続き(完全版)は裏に上げます。

    #ポプダイ
    popDie

    ポプダイバッドエンドのルートBダイ、他アバンの使徒やノヴァなどはパプニカに住み、アバン先生が開設したアカデミー的な所に通っている
    ポップは両親と共に住んでいる(ランカークスから引っ越した)




    おれたちの通うアカデミーが、急遽改修工事をすることになり、1週間ほどアカデミーは休校となった。
    但し、休校の代わりに宿題はたんまりと出されていたりする。
    ──苦手なんだよなぁ、おれ、書き取り。
    大量の宿題をどうやって片付けていこうか頭を悩ませながらブラブラ街を歩いていたおれは、ポップに出くわした。
    「よう、ダイ!どこ行くんだ?」
    「ポップ!……んー、特に決めてないよ」
    「なら、ちょうどいいや。昼飯、一緒に食わねえ?」
    そう言ってポップは、片手に持った紙袋を上げてみせた。
    「なに、それ?」
    「サンドイッチ。そこの角につい最近できた話題のヤツ」
    そういえば、オープン以来連日行列なんだってマァムが言ってたっけ。
    ──行列になるぐらいだし、美味しいんだろうなぁ……。
    そう思ったら、おれの腹がくぅと鳴いた。
    プッとポップが噴き出す。
    「ほんとおめえは正直だなぁ。で、来るだろ?」

    ポップの誘いにおれはちょっと考えて、
    ▶じいちゃんが昼ご飯作ってるかも、と言って断った
     ポップの家に着いていくことにした


    ▶じいちゃんが昼ご飯作ってるかも、と言って断った。
    「そっかぁ、じいさんに悪りいもんな。あ、じゃあ何も予定ねえなら、午後は宿題やろうぜ。書き取り、見てやるよ」
    そのポップの言葉に、大量の宿題があった事を思い出した。
    ──そうだった……!あんなのおれ一人じゃ無理だ…。
    「オ、オネガイシマス……」
    「決まりだな!じゃ、メシ食ったらおれん家来いよな!」
    じゃあな、そう言って、ポップと別れた。
    お腹が空いたおれは家に帰ると、じいちゃんの作った昼ご飯を食べた。
    ご飯を食べたおれは、2階に上がり、持っていく宿題の準備をする。
    そういえば、さっき選択肢が出たけど、結局ポップの家に行くことになったし……。
    どっちでも好感度、変わらなかったのかな、なんて考えながら家を出た。
    ポップの家に着いて声をかけると、ポップが出てきた。いつもはおばさんなのに。
    「入れよ。親父も母さんも出かけてんだ」
    そう言って、ポップはキッチンへ向かう。
    どうやらお茶の準備をしてくれるらしい。
    手持ち無沙汰になったおれは行儀悪く足をブラブラさせながら、ポップがおれの隣に座るのを待っていた。



    ▶ポップの家に着いていくことにした。
    サンドイッチ、やっぱり食べたいもん。
    ポップと、午後は宿題をやろうかなんて話をしながら、家に向かう。
    「おじゃましまーす」
    玄関で声をかけたけど、おじさんもおばさんもいないみたいで。
    「親父と母さんなら出かけてるぜ。好き放題出来て気楽だぜ」
    おれの気持ちを読んだのか、ポップはそんな呑気な事を言った。
    ポップがお茶を入れてくれて、おれたちはサンドイッチに齧り付いた。
    うまいね、なんて言いながら、食べていたら、たくさんあったサンドイッチはあっという間にお腹に消えた。
    お昼ご飯を食べ終わると、ポップは2階の自分の部屋から、本やら紙を持ってきた。
    テーブルにそれを置くと、今度はキッチンへ向かう。
    どうやらお茶を入れ直してくれるらしい。
    手持ち無沙汰になったおれは行儀悪く足をブラブラさせながら、ポップがおれの隣に座るのを待っていた。



    「あぁ〜やっと終わったぁ」
    魔導書の書き取りに四苦八苦しながら、おれはようやく一つ目の宿題を終えた。
    ポップがいなければ、今日中に片付いていなかっただろう。
    「お疲れさん。おめえにしちゃあ頑張ったんじゃねえの?」
    いつの間にかポップが入れ直してくれたお茶を飲む。
    甘い香りがして、疲れた身体には丁度いい。
    「ポップのおかげだよ。おれ一人じゃ絶対終わってなかったし」
    「はは、違えねえ」
    「言ったな〜!」
    「ハハハッ!」
    そんな軽口を叩きながら、ふと窓の外を見れば、空はオレンジ色に変わっていた。
    「あ!もうこんな時間!」
    おれはそろそろ帰ろうと荷物をまとめ始めた。
    「そういえば、おじさんとおばさん、遅いね」
    「……親父と母さんなら、しばらく帰ってこねえよ」
    「……え?」
    「ランカークスに住む古い知り合いが病気らしくてな。積もる話もあるだろうしってんで、見舞いついでに1週間ほどあっちにいるんだ」
    「そ、うなんだ」
    俯いた、ポップの表情が見えない。
    「なあ、ダイ。このまま、泊まってけよ。宿題、見てやるから」
    「あ……でも……じいちゃんが心配するし……それに、宿題、やっぱり自力でやんないと……」
    頭の中で警鐘が鳴り響く。
    「おれ……そろそろ帰るねっ……!」
    そう言って立ち上がった瞬間、クラリと目眩がした。
    ふらついた身体をポップが支える。
    ──なんだろ……力、入んない……。
    「遠慮すんなよ。じいさんには、連絡しとくから」
    そのまま、おれの意識は、闇に沈んでいった。


    →ポプダイバッドエンドB(続きは裏へ)
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    🍞けい🍞

    DONE7/1~2開催「デルパリバリバ!」の展示。
    現パロポプダイシリーズ『オレの知らないあいつの事情』のリバver.の話。
    【相手が望むなら逆の立場もあり】と匂わせたまま結局ポプダイで終わった本編を、実際にリバにしてみました!!
    リバ(ダイポプ)を書くのは初!となります。書けてるといいな……!!
    前半ポプダイ、後半ダイポプ です。
    あいつの知らないオレの事情【ここまでのあらすじ&キャラ設定】
     
     ポップとダイは幼馴染。なんやかんや遠回りしつつも、半年前の夏に二人は恋人となった。
     秋には初めて身体を重ねた二人は、現在遠距離恋愛中。人並みに性欲も持ち合わせている彼らは、中々会えないそのもどかしさをテレセクで解消することもあった。
     そして季節は巡り春を迎え。両親が遠方に泊りがけで外出するのを利用し、ダイはポップに自宅へ来ないかと提案したのだが……。


     【ポップ】
     都会で一人暮らしをする大学生。二十歳。ダイのことはずっと昔から密かに好きだった。
     頭が良く、特にスケベに関しては更に頭の回転が早い。ダイとダイのおっぱいをこよなく愛している。
     初夜では抱く側だった。そのことに満足はしているものの、実は内心である心配事を抱えている。
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