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    razuruprsk

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    2022.04.30:演目【青薔薇】

    +30min
    年齢操作:社会人で同棲しています。
    類くん視点。
    類くんが司くんに贈る話。

    ワンライ・ワンドロの規約を守れていなかったため、画像付きのツイを削除し上げ直しをしました。

    #類司
    Ruikasa

    幸せのブルーローズ ピピピっと音が鳴ったのを聞き、作業の手を止めてスマホのアラームを消す。固まっていた体をほぐすように背筋を伸ばして、手早く出掛ける準備を済ませてリビングへと向かう。
    「司くん、そろそろ出掛けよう……」
     食品や日用品の買い出しに行こうと話していたので、彼も準備を終わらせているものだと思っていたが、ソファーで気持ち良さそうな寝息を立てていた。
    「無理させちゃったかな」
     今日は久しぶりにオフが重なったから、昨日の夜は司くんに少し負担を掛けてしまったと思う。このまま寝かせておきたいけれど、夕飯の食材があるかどうか微妙なところだ。
    「そういえば」
     冷蔵庫に向かえば、ドアの所に購入する予定の品物が書いたメモが貼ってあった。これがあれば僕だけでも問題ないだろう。野菜の鮮度の見分け方については不安が残るが、司くんならどうにかしてくれるはずだ。
     ブロックメモに買い物に行ってきますと書き、リビングのローテーブルに置いて家を出た。


    「これで、大丈夫かな」
     買い忘れがないようにしっかりと確認をしてから、セルフレジで会計を済ませてスーパーを出る。スマホを見てもメッセージは入っていないので、司くんはまだ夢の中だろう。
    「今度、僕でも作れそうなものを教えてもらおう」
     いつまでも頼ってばかりじゃ、いつか愛想を尽かされてしまう可能性もなくない。中身が詰まったエコバッグの持ち手をグッと握り締めて、これから頑張ろうと気合を入れる。
     早く帰ろうと歩くスピードを上げようとした時、花屋が目に留まった。買う気などは全くなかったが、何となく気になってしまったのだ。
    「あ」
     その花を数本だけ手に取るとレジに向かい、プレゼント用にラッピングしてもらう。店員の挨拶を聞きながら家へと急いだ。
     帰宅してリビングを覗くと、司くんはまだ眠ったままだった。これ幸いと買ってきたものを片付けて、花束から一本を抜いて棘のない茎を短めに切る。
     眠る司くんの左耳を花で飾ると、言いようのない幸福感に包まれた。
    「早く起きないかな」
     左頬に口付ければ、司くんから小さく声が漏れる。
    「ん……る、い?」
    「気持ち良さそうに寝てたね」
    「えっ、今。何時⁉」
     勢いよく起き上がった司くんは、掛け時計が示す時間を見てガックリと肩を落とした。僕が買い物してきたなんて知ったら、もっと驚くだろうな。
    「買い物……」
    「済ませて来たよ」
     レシートを渡せば、司くんの目が輝いていく。
    「凄いな! 類! 助かった!」
    「どういたしまして」
     早く気付かないかなと気が急いてしまうが、こちらからバラしてはつまらない。落ち着いてきたのか、司くんは違和感に首を傾げていた。
    「ん、なんだ?」
     左耳へ手を伸ばして、飾られた花をつまんだ。
    「青い薔薇?」
    「帰る途中で見つけてね、君にピッタリだと思ったんだ」
     青い薔薇の花言葉が、【不可能】や【存在しないもの】だったのは過去の話。
     バイオテクノロジーの発展により、青い薔薇は現実的なものとなった。それに伴い花言葉も【夢かなう】や【奇跡】【不可能を成し遂げる】に変化。それと、もともと【一目惚れ】という花言葉を持っている。
    「それと、これ」
    「青い薔薇の花束だ」
     司くんの視線は、花束とこちらを何度も行き来して不思議そうな表情をしている。花束にしてもらった、青い薔薇の本数は九本。
    「あなたを想っています」
    「え」
     司くんの目が僕だけに向けられる。
    「その花束に込められた意味だよ」
     それと、もう一つ。
    「夢が叶うようにいつも応援している」
     きっかけは咲希くん。そして、今の司くんは皆の笑顔のためにスターを目指し頑張っている。そんな彼の事を誇りに思い、背中を押したい。
     だから、僕も頑張れる。
    「いつか君に贈りたいとは考えていたんだ」
    「類~!」
    「フフ、泣かせてしまったね」
     ボロボロと零れる涙を拭うと、司くんの頬が緩んで幸せだと伝えてくれた。それを見て、僕も幸せな気持ちになれる。
    「ありがとう、類!」
    「それはこちらのセリフだよ!」
     腕の中に飛び込んできた司くんを抱き締めると、青い薔薇を包んだ紙が乾いた音を立て、薔薇の香りが僕達を包み込んだ。
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    あらすじ▼
    類のガレージにてショーの打合せをしていた2人。
    打合せ後休憩しようとしたところに、自身で発明した🌟の中を再現したというお○ほを見つけてしまった🌟。
    自分がいるのに玩具などを使おうとしていた🎈にふつふつと嫉妬した🌟は検証と称して………

    毎度の事ながら本編8割えろいことしてます。
    サンプル内含め🎈🌟共に汚喘ぎや🎈が🌟にお○ほで攻められるといった表現なども含まれますので、いつもより🌟優位🎈よわよわ要素が強めになっております。
    苦手な方はご注意を。

    本編中は淫語もたくさんなので相変わらず何でも許せる方向けです。

    正式なお知らせ・お取り置きについてはまた開催日近づきましたら行います。

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    余談
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