イケメンな薫殿「けんしんも えんりょせずにぃもっとのみなよ〜」
「これ薫殿 これ以上飲んだら…」
「のんだらなによ〜〜〜わぁたぁしのぉ〜さけが〜のめないっていうのね〜〜」
「いや、そういうわけでは…」
剣心の静止を振り切って
勢いよく瓶に入っている酒を口に含みゴクゴクと喉を鳴らす。
(明日二日酔いでござるな…明日のご飯は身体に優しいものにして)と献立を考えていると、
剣心の首根っこを引っ張り後ろに倒れる剣心を
薫が受け止める形となり、そのまま勢いよく口をつけられた。
「おお〜大胆だな〜」「最近の若者は違うな〜」
と周囲の声に、恥ずかしくなり少し抵抗するも薫の腕の力は予想以上に強くガッチリと掴まれたまま
度数の高いアルコールを舌から ゆっくり…ゆっくりと喉に流し込まれていく。
大胆な行為にビクッと身体が本能で逃げようと反応するが 頭が追いつず、コクコク…と何度も喉を通る熱さを許してしまった。
熱さに溺れジワジワと身体は火照りだす。
これ以上は…
視界が揺れる。
汗が全身から垂らりと流れ容赦ない強い目眩に
為す術もなく 薫を受け入れるしかなかった。
「ふふ、剣心…えっちだね」
「お…ろ……」
呂律も回らない剣心は薫を見上げるしかなかった。2人は熱を孕み 見つめ合うも
薫の瞳は 鋭く
狩人の瞳をしていたなんて誰が思うか…。