_to_ki_☆quiet followDONEいつもの様に締切を守れなかったロナルドが、オータムのいつもとは違う部屋へ通される話。触手×ロナルドで性描写はありますが、最後まではしていません。 Age verification Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow _to_ki_DONE徹夜明けで疲れているロナルドと半田がお互いの見た目について零しちゃう話賛辞夜の世界を生きる吸血鬼達を相手にする退治人にとって、夜明けの瞬間を見るのはそこまで珍しい事では無い。月の輝きが薄れ、東の空が紫とオレンジが入り混じった色に染まっていくのを見てロナルドはホッと息を吐いた。 「おいロナルド」 低い声のする方へ顔を向けると、先程まで一緒に下等吸血鬼の退治をしていた半田が刀を鞘に納めている所だった。その顔には疲労が濃く浮かんでおり、そしてそれは自分も同じだろうとロナルドは思っていた。 「先程上司から連絡があった。大量発生していた吸血アブラムシはほぼ回収、駆除が完了したそうだ」 「良かった……今回は退治してもいいって事だったからまだ楽だったな」 そう言うロナルドの口からは乾いた笑いが漏れる。何故か定期的に大量発生する吸血アブラムシの存在には慣れたが、その労力が変わる事は無い。銃を懐にしまい、その場にしゃがみこんだロナルドは呻き声を上げた。 1279 _to_ki_DONE人間のロナルドがいなくなった町で生きる吸血鬼半田の話青空を仰ぐ「半田はさ、将来吸血鬼になるのか?」 高校の教室での休み時間。いつもつるんでいる友人の一人にそんな事を言われ、半田は少し驚く。 「……いきなり何だ」 「ダンピールって親の血を貰うと必ず吸血鬼になれるんだろ? だったら半田もなるのかなあって思って」 デリケートな話題を目の前の眼鏡を掛けた男は平然と持ち出してくる。元からの性格もあるだろうが、それが言えるだけの仲である事は確かだ。現に半田は特に不快に思う事も無くその問いに答えた。 「そうだな。いずれはそうする事も視野に入れている」 半田にとって一番身近な吸血鬼である母親、あけみはとても大切な存在だ。その母親を未来まで守り続ける為には、同じ寿命を持たなけれればいけないと考えた事もある。 13618 _to_ki_DONEタイトル通りの部屋に閉じ込められた二人が頑張って脱出する話 16214 _to_ki_DONE付き合っている&吸血鬼に転化した二人の数十年後のお話これからも「ハッハッハッー!無様だなぁロナルドォ!」 「うるせえ!」 半田桃は、目の前の光景を見ながら大声を上げて笑っていた。楽しくて仕方が無いという表情を浮かべ、手に構えたカメラで何枚も写真を撮っている。そんな半田の被写体になっているのは、五、六歳位の少年だ。悔しそうに叫び、半田を睨みつけている。壮年の男性が少年を嘲り笑いながら撮影しているという警察沙汰になりそうな図だが、二人を知る人物から見ればいつもの事だと呆れられるだろう。それに赤い瞳と尖った耳を持つ二人は、見た目よりも大分長い年月を生きている立派な大人だった。吸血鬼としてはまだまだ若者の部類ではあるが。 『じゃあ俺も吸血鬼になるわ。今すぐにって訳にはいかないけど』 5050 _to_ki_DONEロナルドから見た格好いい半田の姿の話貴方の戦う姿高校生の頃、ロナルドは部活紹介用の写真を撮るカメ谷に付き添って剣道部の半田を見学しに行った事がある。 「今日は外部の人向けの真面目な写真を撮りたいから、お前は出来るだけ隠れててくれよな。全部撮り終わったら出てきていいから」というカメ谷の言葉を理不尽に思いつつも、自分を見つけた半田がどういう行動に出るかが予想出来てしまったので、ロナルドは部員達に見つからない様にこっそりと練習風景を見ていた。 学生服では無く道着を着て、竹刀を握る半田の姿は真剣そのもので、素直に格好いいと思うのと同時に自分に対してとはあまりにも違う姿に、果たしてあれは本当に半田なのだろうかと目を疑ってしまった。ちなみにその時カメ谷が撮った写真の一枚をロナルドはアルバムの中にこっそりしまっている。半田には知られたくない秘密の一つだ。 3241 _to_ki_DONEいつもの様に締切を守れなかったロナルドが、オータムのいつもとは違う部屋へ通される話。触手×ロナルドで性描写はありますが、最後まではしていません。 5554 recommended works ヒノハラDONE■半ロナ えっちじゃない2022/12/03 2 ヒノハラTRAINING■半ロナ ちくび練習2 2 _to_ki_DONEΔ世界半ロナの出会いから日常までの話。※以前プライベッター等に上げた物を修正、最後の部分を大幅に加筆した作品になります。朝焼けの邂逅半田桃は悩んでいた。吸血鬼の退治依頼の帰り、大きな吸血鬼の気配を嗅ぎとり駆けつけてみた公園のベンチには一人の男が寝そべっていた。黒いマントに時代錯誤な服装、唇から覗く鋭い牙、ダンピールである半田の探知能力が伝える強大な気配。その全てがこの男を吸血鬼だと示しているのに、子供の様な寝顔に思わず気が抜けてしまう。 (確か、ロナルドといっただろうか) 同じ退治人であるヒナイチが何度かギルドに連れてきたのを半田は見た事があった。何百年もの時を生きる高等吸血鬼らしいが、甘いホットココアを美味しそうに飲む姿はとてもそうは見えず困惑していたのを覚えている。今だってこんなに近くに退治人である半田がいるというのに、口の端から涎を垂らし、起きる気配は無い。 18504 r0und94DOODLEこれから成立する半ロナ/サシ飲み中に酔って告白する話二人とも酔ってるのでぐだぐだだよ。1時間で息絶える話「すきだからつきあってほしい」 酒に酔った真っ赤な顔で、呂律の回っていない舌ったらずな声だったが、それは間違いなく告白の言葉だった。いくらこの手のことに鈍いロナルドでも勘違いしようがないほど、真っ直ぐな言葉だった。 だから、ロナルドは。ならばもうあと一時間でこいつとの付き合いも終わるのかと、二日酔いにも似た胸の痛みに顔をしかめた。 「おい、きいているのかばかるどぉ! へんじぐらいせんか、ばかめぇ……」 「あーはいはい聞いてる聞いてる」 ぐいぐいと頬擦りせんばかりに密着してくる半田に水の入ったグラスを押し付けてやると、わりあい素直に受け取ってくれた。やはり、だいぶ酔っている。今日はやたら酒のペースが早いとは思っていたのだが、今の半田は完全に出来上がっていた。そうでなければロナルドの肩に頭を預けて、甘ったれた声で告白してくるなんてとんでもない行為を半田がしでかすはずがないのだ。 3136 _to_ki_DONE付き合って日の浅い半ロナのバレンタイン話。ほのぼの。愛を渡す「ごめん」 短い言葉と共に半田の目の前に小さな箱が差し出される。 今日は2月14日、バレンタインデー。高校の同級生、ライバル、友達の様な何か、そして最近になって恋人とも呼べる関係になったロナルドからの贈り物に半田は困惑を隠せなかった。貰った事自体では無く、その謝罪の言葉についてだ。 戸惑う半田を前にロナルドは頭を下げたまま辿々しく言葉を続けた。 「あのな……一昨日位まではちゃんと覚えてたんだ、バレンタイン。お前が俺からのチョコ欲しいかは分かんなかったけど……い、一応こいびと?になったんだし、ちゃんとしたの選んで送ってみたいなぁって……でも、退治依頼とか締切とか色々あって……気がついたら、今日で」 箱を握る指が震え、きゅっと力がこもるのが見てとれた。 1956 r0und94DOODLEまだ成立してない半ロナ/猫の日とバレンタインをごった煮した結果ほぼ会話文。好きな人のことが猫に見える催眠をかけられルドくんの話。贈りたいのはチョコレートより過激で甘い「今日の吸血鬼は『愛は呪いに勝る』っていう奴だったんだけどさ」 「それで貴様はまた性懲りも無く催眠にかかったのか」 「好きな相手が猫に見える催眠をかけられたらしいんだよ。その相手と両思いになると解けるみたいなんだけど、今のところ猫なんてお前以外見かけてないんだよなぁ。催眠なんて本当にかかってんのか?」 「質の悪い冗談のつもりか……?」 「ふへ、にゃーにゃー言っててかわいい」 「くそ、認識阻害が五感にも及んでいるのか? おい馬鹿、俺だ。猫ではない、というかこの状況で猫を見かけたら正体を疑わんか馬鹿ルド」 「にしてもお前、子猫なのに凛々しい顔してんなぁ。目も金色だし、黒くて格好いいな!」 「……」 「わ、尻尾ぱたぱたしてる。へへ、照れてんのか?」 1868 さくまDONE高校の修学旅行、4つのルートから選ぶように言われたのですが、ロナルドくんたちの高校はどうだったのでしょうか……。兄貴は笑って「楽しんでこいよ」と言った。2日前に配られた紙をぼんやりと見る。 修学旅行ルート希望表。 ……何でみんな共通の場所じゃないんだろう。 例え、中学と同じ場所だったとしても、文句なんか言わないのに。 中学と高校じゃ、行くメンバーも違うのに。 親代わりとなり、俺とヒマリを育ててくれた兄貴を困らせないように、少しでも旅行費を減らした方がいいのは分かっている。でも。 1番安いコースを選んだ人はあまりいないみたいなんだよな……。俺が仲良いと思っている人たちは、みんな北海道を選んだみたいだけど。 北海道は旅行費が倍近く違う。 兄貴に言えばきっと「お前がそんなつまらんことを気にするんじゃにゃあ」と笑って言うに決まっている。だからこそ、選びにくい。修学旅行に行かないという選択肢は無いんだろうか。 1037 shi_na_17DONE半田誕のお祝いに。ロナルド君も半田もそれぞれ大事なところでポンコツなのが愛おしい〜2022半田おたおめ「ロナルドォォォォ!!!!」 ドゴッ!! 壊れる勢いで事務所の扉を開く。勿論、この程度で壊れないことは実証済みだ。そして手にはセロリ。今日はフレッシュな採れたてセロリだ。なんせこの俺が直々に可愛がって育てたセロリである。フレッシュそのもの。 「はんだ……」 ………………??? 思ったのと違う。いつもなら、形容し難い悲鳴を上げて泣き出すはずなのに、なんだかもう既に情けない顔で泣いている。何だ貴様、なぜそんな情けない顔でしくしく泣いて────。 「チクショーーーお誕生日おめでとーーーっ!!!!」 「ぶべっ」 怪訝に思って悩んでしまったがために、判断が鈍ってしまったのか。突如飛んできたパイ?(生クリームたっぷり)をもろに顔面に受ける事になってしまった。 3464 r0und94DOODLEセフレやってる読切半ロナが兄貴と会う話この間の新刊(https://privatter.net/p/9155240)と繋がってるけどこれ単体でも読めます。この後きっちり有言実行した 今日は用事があるから会えない、と電話してきた相手が街中を彷徨いている姿を見かけたとき、半田は自分の顔がじわじわと歪むのを自覚した。 別に誘いを断られたこと自体はどうとも思っていない。あれで相手は名の知れた男だからしょっちゅう仕事が舞い込んでくるし、依頼があれば、もしくは本人が「何だそれ面白そう」と興味を惹かれたら全国津々浦々どこへでも飛び出していく質なので、誘ったその日に予定が空いていることの方が珍しい。 ただ、仕事で予定が合わないとき、あの男はこちらが尋ねてもいない仕事の内容について楽しそうに喋ってくるのが常だった。もちろん依頼人のプライバシーには抵触しない範囲のことしか話さないのだが、常日頃から非合法的手段を用いた情報収集に余念の無い半田にかかれば断片的な情報である程度の依頼内容を察することができた。だからロナルドがいつどこにいようと、何をしていようと大方のことは把握している、のだが。 3113