時系列:南国滞在中
時間軸:朝
場所:南国
視点:モクマ視点
リハビリ
〜〜〜
【起】
チェズレイの提案→出かけたい
ここは南国(ヴ愛〜の経緯)
暑いのが嫌いで、あまり出かけたがらなかったのに
あまり暑くなく、日差しも強くない朝方出かけることになった
【承】
明け方、明けの明星(ヴィーナス)に導かれるように当て所ない散歩
道すがら、島の様子(南国=島解釈)や文化を知る
ここは愛の女神が住むと言われる島
あちらこちらに女神を象った偶像が祀られている
そんな背景から新婚旅行にも人気だとか
やがて海へと出た
美しく雄大、紺碧(まずは上から見る)
初めての散歩はここまで
チェズレイの体のリハビリも兼ねている
【転】
その後も毎日朝の散歩は続いた
天気次第で変わる海の景色を眺めて帰る
でもその日は驚くほど澄んでいて
チェズレイが「下まで下りてみたい」と言い出した
朝、まだ誰も足を踏み入れていない透明な海
ここまで澄んでいるなら、あの日の濁り湯と違って大丈夫なのではないか
裸足で海へ踏み出す
(透き通った水の中で砂が舞って濁る)
(※大抵のリゾートの海は午後には濁って透明度が下がります)
意趣返し
お互いに全身濡れる
【結】
チェズレイは思い切りよく濡れた衣服を脱ぎ去った
潔い姿
水もしたたる
さながら愛と美の女神のような