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    谷に落ちて記憶喪失になったウと再会してくれ

    🎑>断ち切る事を決めたウは愛弟子を庇って谷に落ち行方知れずになるし、弟子は師の面影を探して大陸を彷徨う事になります。本屋で見た。(のやつ)


    時系列はクリア後
    ■遠くのギルドから舞い込んだ大変な依頼を引き受けたハン、を助けて身代わりになるウ。無事モンスは討伐することができたけどウは深い谷底に落ちてそれから見つからなかった

    ■あの人の骸をこの目で見るまでは諦められないってハンターやりつつ彷徨って、7年後ぐらいに他所の国でそっくりな男に出会ったと思ったら記憶を失ったその人だったとか好き。

    自分の事も忘れて狩猟からも離れてちょっと穏やかになったウに「私はずいぶん慕われていたんだね、探してくれてありがとう、今日まで君を苦しめてすまなかった」って言われて、俯いて静かに涙を流しながら拳を握りしめるハン
    縋り付いて甘えたい、許されたいと愛弟子の自分が泣くのを無視して単なる"故郷の人"になる

    辺境のカムラとは違って大陸の中心に近い平和な町では危機に神経をすり減らすこともなくて。
    今のウの暮らしを追ってみて、あの人にはここが一番いいんだと感じたハンは干渉すまい、と決めて、ウ本人にはあまり多くを語らずにカムラに帰る事を決めるんだけど。
    ウの方がどうも自分に興味を持って?この、去りし故郷から来た旅人を友人として?迎えてくれるので、決心が揺らいだり帯を締め直したりして出立の日

    「君にとってどんな師だったか知りたい」と言われて昔の話をしてしまうハン
    「でも、いいんですよ。この話は、俺の思い出の中にあればいい。あなたには望むように生きて欲しいです」って締める。
    その横顔を見て、違和感を覚えはじめるウ…
    なぜ自分は、7年もこの青年の事を忘れて暮らしていたんだろう?って
     
    最後の日に、深々と頭を下げて去っていくハンの背を見ながら、懐かしさと焦燥感が胸のうちに湧き上がるウ
    何度も何度も、この青年を見送っていたような気がする……って

    そう思った瞬間すべて思い出してハッピーエンド。
    自己紹介した時の〇〇って呼び名じゃなくて「愛弟子!」って後ろから呼びかけられる、
    二人でゆっくり旅しながら里に帰ってください。




    ■とある後悔から自ら記憶を封じ込めていたとかいい。

    ずっと教官一筋(行き過ぎた敬愛)だったハン…に親しい女性ができて、本人はちょっと気恥ずかしそうにしつつも女性から向けられる愛情に向きあおうとしてる……みたいな時に、師匠バカを卒業できないウの方から感傷的な態度をとってしまい(少し寂しいとかそんな弱音を吐いてしまった) それがきっかけでハンは自分の中にあったウへの想いに気が付いてしまう。とんでもない間違いを犯したと気が付くときには、ハンはもう女性を振り切ってウに迫るようになってて、

    愛弟子の事は本当に愛しているし、ハンから向けられた感情と同じものは実は少し前からウの中にもあった(気付かないふりしてた)、それを差し引いても誰よりもハンの事が愛おしかったけどウは絶対に自分を選んで欲しくなかったので

    誰とも一緒にならずにいる自分と違って愛弟子には嫁子供に囲まれて幸せに老いて欲しい、家族を失ったハンはそういう未来を手に入れるべきだと思ってる。新しい生命こそ何よりも尊いもの、(紆余曲折あって)自分は人の親にはなれなくとも、未来へ何かを託したいと思って心血注いで育てたのがハンだったわけで。そんな子が、先にゆく(しかも男の)俺を選ぶのなんて許せるわけないのである。

    (でも自分じゃなかったら許す…、年上の男だろうが何だろうが愛弟子が他人を選んだら全然許してた!ただしそれはそれで、俺だって愛弟子の事大切なのにな……って邪心が心の隅に生まれる)


    ハンを傷付けたくはないのに、どうしても自分を選ぶ事がハンにとって幸せであるとは思えずハンの気持ちに応えてやる事ができなくて、ハンの人生を守るにはどうすべきだろうとずっと悩んで、応えられなかった。
    いや、事故っててもいい。ちょっと関係持っちゃってもいい。でもずっと後悔が燻っている。


    あらましはこれ↓

    ***
    愛弟子に訪れた危機を自分がかぶって谷に落ちたとき、正解はこれだと思ってしまった。今までならどんなに瀕死の重傷を負ったとしても、里に帰らねば、生きて戻らねば皆が悲しむ、と思えば、その意志が俺を生かして返した。でもその時は『このまま俺が戻らなければこの若者を解放してやれる』と思ってしまった。そのとき生を手放してしまった。

    目を覚まして見知らぬ土地に居る自分に気が付いてからも、失った半生を取り戻したいという気持ちにはならなかった。故郷に戻りたいか?と考えた時、いつも焦燥感が湧き上がってきて、良くないものを思い出すような気がした。数週間生死を彷徨った自分を助けてくれた優しい人達は、つらい記憶を無理に呼び覚ます必要はない、時が来れば思い出すだろうと慰めてくれた。それが真実だろうと思い、神に委ねることにした。どうせ自由の利かない体だ。岸が見えてくるまで流れに身を任せておこう、と。
    ***

    ……でも実際はハン君は失意の底に叩き落され教官への想いと後悔に苛まれずっと独り身でした。(むしろ荒れた) おまえのせいです、あーあ。責任を取るんだ。
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