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    fuki_yagen

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    fuki_yagen

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    Δ/逆転ロナドラさんかいめ④
    本番ではないけどついったにそのままはさすがにのせられんかった…

    #ロナドラ
    Rona x Dra

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    fuki_yagen

    PROGRESS7/30の新刊の冒頭です。前に準備号として出した部分だけなのでイベント前にはまた別にサンプルが出せたらいいなと思うけどわかんない…時間があるかによる…。
    取り敢えず応援してくれるとうれしいです。
    つるみか準備号だった部分 とんとんと床暖房の張り巡らされた温かな階段を素足で踏んで降りてくると、のんびりとした鼻歌が聞こえた。いい匂いが漂う、というほどではないが、玉ねぎやスパイスの香りがする。
     鶴丸は階段を降りきり、リビングと一続きになった対面式キッチンをひょいを覗いた。ボウルの中に手を入れて、恋刀が何かを捏ねている。
    「何作ってるんだい? 肉種?」
    「ハンバーグだぞ。大侵寇のあとしばらく出陣も止められて暇だっただろう。あのとき燭台切にな、教えてもらった」
    「きみ、和食ならいくつかレパートリーがあるだろう。わざわざ洋食を? そんなに好んでいたか?」
    「美味いものならなんでも好きだ。それにな、」
     三日月は調理用の使い捨て手袋をぴちりと嵌めた手をテレビドラマで見た執刀医のように示してなんだか得意げな顔をした。さらさらと落ちてくる長い横髪は、乱にもらったという可愛らしい髪留めで止めてある。淡い水色のリボンの形をした、きっと乱とお揃いなのだろうな、と察せられる代物だ。
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    kei94

    PROGRESSマリンロドの出会編です。

    いろんな上げ方を試してみてます。tlしつこくなってうるさいわってなってたらすみません:(;゙゚'ω゚'):
    マリンロド、王蛸風味(仮) 一羽のかもめが飛んでいる。
     季節は夏至。空は晴れ渡り、雲ひとつなく。海は鮮やかな日の光を反射して、短い夏を祝うように眩しく煌めいている。
     空と海の境目が溶け合う青空を、一羽のかもめが飛んでいる。風を受け羽ばたき、高く舞い上がる白の一点。
     かもめが飛ぶ先の港には、仲間のかもめが埠頭に並んで待っているのだろうか。それとも赤青黄色、色とりどりの満船飾を掲げた軍船の上を、鳴き交いながら飛び交っているのだろうか。年に一度の今日の夏至祭りを祝うため、軍船でさえも船内にある旗という旗を持ち出して、船首からメインマスト、そして船尾までカラフルな三角の山を描いている。
     大陸の北西に浮かぶこの小さな島国では冬は長く雪と氷に閉ざされる。だから、短い夏の太陽の光と豊かな森と海の恵みに感謝を捧げて大いに祝うのだ。普段は関係者以外立ち入り禁止の海軍の軍港敷地内にも、事前に申し込まれた屋台から魚介類を焼くいい匂いが漂い、甘味をねだる幼児の声が響き、押すな押すなの大賑わい。我が国が誇る最新の軍船とそこに乗る精鋭達を一目見ようと大勢の人が詰めかけている。軍事に興味の薄い者でも、滅多に見られない大きな船の威容を間近に見れば、否応なく感嘆の声を漏らすだろう。
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    チンスキー淀川

    MENU10/30新刊サンプル①です。現パロ軸寄りの金バニ。まだドラルクが出てこない冒頭部です。大丈夫そうでしたらR18サンプルありの②にどうぞ。
    10/30新刊ロナドラ小説「うさぎの添い寝屋さん」サンプル①うさぎの添い寝屋さん
    淀川

    ペン立ての中からボールペンを取り出して、端を人差し指と親指で挟む。目の高さまで持ち上げたボールペンを横にして小刻みに上下に揺らすと、真っ直ぐなボールペンがだんだんウニャウニャと歪んで見えてくる。
    会社に出入りしている保険屋のお姉さんが年金積立のパンフレットとポケットティッシュと一緒に置いていったそのボールペンは側面に保険会社の名前が印字されている以外、取り立てて変わったものじゃない。だいぶ前にもらったものだけど、ほとんど使っていないので芯にはまだたっぷり黒いインクが詰まっている。ゼロ、テン、ゴ、ジェルインク。小さな文字を目でなぞる。多分、日本で一番売れている油性ボールペン。一日に何本くらい売れるんだろうなぁ。一万本、いや、十万本くらいか? ボールペンって使い切る前に無くしたりするしいっぱい売れそう。カチカチと意味もなくペンの頭を数回ノックして、手元の書類には一文字も書かないまま俺はボールペンを元の場所に戻した。ペン立ての隣にある時計は、とっくに定時をまわっている。
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