〔30〕スパンダム受けメモまとめ【2022年9月19日～9月21日】スパンダム受けメモまとめ【2022年9月19日～9月21日】

ルチスパ・ヒョウスパ・クザスパ・サカスパ
表記無しはほぼルチスパ、多分
表記無くてもルチスパが混ざっている事があります
スパンダム♀もある



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2022年9月19日

ヒョウ太君と若い先生

ヒョウスパ・ルチスパ
スパンダム♀♂



生徒会顧問のスパンダム先生はひょんな事から若返らされて女性ホルモンを活発にされて、うら若き女性教諭の姿にされてしまった。
久し振りに学園に戻って来たロブ・ルッチはその女性教諭に心を惹かれた。
「この学園の校則についてどう思いますか？」
声を掛けようとしたらこんな台詞が口をついて出てしまった。
「校則には従うべきだが、まだ甘いと思う。もっと厳しくして此処の生徒を厳しく取り締まらなくてはならないと思う。その為にも生徒会がある。ところで何処の生徒だ？うちの生徒じゃあ無いよな？これでも生徒の顔は全員覚えているんだ。許可書も首から下げてないようだし、勝手に入って来たのか？」
「そういう貴女は？」
「ここの教員だ。⋯⋯転校生か？」
「おぉ、ルッチとスパンダム先生じゃ」
「⋯⋯おまえ、ロブ・ルッチなのか？」
「は？なんだと？これがスパンダム先生だと？」
「これとは何だ！！！」
「また、初恋泥棒か⋯⋯」
「またって何だ！初恋は一度きりだろが！！」
「女と男の初恋相手が貴方という意味ですよ」
「ひぃぃ」



おわり⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎



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2022年9月20日

子パンダ

ルチスパ主従関係
年齢操作



「ルッチ任務に行くの？」
「500人の兵士が人質に取られたとかで」
「えぇ、人質に取られるような兵士なんて要らないんじゃない？やっぱりルッチみたいな頼れる一人の超人の方が良いんだね」

その言葉でルッチが500人の兵士を始末した事をスパンダムは知らなかった。

「ルッチお仕置き中なの？おうちにずっと一緒に居てくれるの？嬉しい」

500人の兵士を勝手に始末した罰則として謹慎処罰を受けたルッチ
上官の監視下の元で保護観察される事になり、ルッチは謹慎という名の子守りの仕事を与えられた。
スパンダムは父親が用意した子供向けの法律の本をルッチに音読させた。

「ルッチ、人質の兵士どうなった？」
「役に立たないので始末されました」
「仕方無いね。王様がやったの？」
「おれがやりました。王の思想に従ったまでです」
「王様が死刑って言ってルッチが始末したんだね」
「はい。おれの王が言いました」
「いいなぁ。ルッチの王様になりたいな」

もうなっている事をスパンダムは知らない
スパンダムが何かを言えばルッチがそれを実行している事をスパンダムは知らない

「ねぇ、世界政府の長官って偉い人知ってる？」
「知ってますよ」
「パパがなれば良いと思わない？大きくなったらぼくが後を継ぐの。そしたら世界は平和になるよ。そう思わない？」
「そうですね」

その後直ぐにスパンダインが長官の席に就任した。
前長官は⋯⋯



備考
13歳ルッチと5歳未満子パンダとか⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎



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2022年9月20日21日

ずっとロブ・ルッチに好き好き言っていたショタコンのスパンダム

ルチスパ・クザスパ・サカスパ
スパンダム♀



ずっとロブ・ルッチに好き好き言っていたショタコンのスパンダム
スパンダインはそれだけが悩みの種でスパンダムにお見合いをさせた。
「お見合いに行くけど、直ぐ帰ってくるから。好きなのはルッチの事だけだから」
ロブ・ルッチもスパンダムからの過度な好意には少し迷惑だと思っていたので「そのまま結婚して来てください」と言って送り出した。
ロブ・ルッチはグアンハオに居た頃からスパンダムに目をつけられて、贔屓され、過剰に世話を焼かれていた。グアンハオを出てエニエス・ロビーで個室を充てがわれると、スペアキーを使ったスパンダムがいつも勝手に入って来て、ロブ・ルッチの部屋で持ち込んだ書類仕事を済ませていた。本人曰く「ルッチと一緒に居たいから」らしい。ロブ・ルッチが仕事の入っていない、呼び出し待ちの待機スケジュールを何処かから手に入れているらしい。「ルッチ、今日も泊まっていくから」とスパンダムは勝手に部屋に備え付けてある風呂は使うし、ルッチのベッドに入って、勝手に隣で寝て行く。何かする訳でもないが、兎に角ロブ・ルッチに構っていくスパンダム。ロブ・ルッチの年齢は18近くになり、スパンダムに勝手に籍に入られるのも指折り数えるようなカウントダウンが始まっていた。もしくは知らない内に婿養子として勝手に籍を入れられていそうだ。
ロブ・ルッチの事を小さな子供の頃から追い回すスパンダムに頭を悩ませていた父親のスパンダインは、スパンダムに何度もお見合いをさせていた。ショタコンと言うかロブ・ルッチ一筋だったスパンダムは父親の顔を潰さない為にお見合いはするけれど、直ぐに帰って来てロブ・ルッチの元に向かうのだった。
スパンダムももう三十路前、想いの届かない相手を追いかけ回すのをやめさせて、ちゃんとスパンダムの事を想ってくれる人と一緒になって幸せになって欲しいとスパンダインは思っていた。無理を承知で見合い話を持ち掛けると承諾して貰えた。相手は十年来の知り合いのクザンとサカズキ。この二人のどちらかなら地位的にもスパンダムを安心して任せられるとスパンダインは考えた。

スパンダムはお見合いをした。その日は直ぐにロブ・ルッチの部屋に帰ってこなかった。「今までにない大きな部屋でお見合いしたの。相手は海軍の大将だった」次の日にはいつものように部屋に入り浸っていたが⋯⋯。お見合いの感想を好意的に話す事はなかったのでロブ・ルッチにとっては意外であった。スパンダムは父親の顔を立てる為にその見合い相手と何度か会って、お断りして終わらせた。見合い相手と会う度にその時の話をして来るスパンダムに、少なからず嫉妬や焦りという感情を覚えたロブ・ルッチ。スパンダムは海軍大将の青キジことクザンとお見合いをしてお断りをして終わらせた。
スパンダインが直ぐに次の見合い話を持って来た。次は赤犬ことサカズキとの見合いの席を用意した。和の国風な和式の席が設けられ、スパンダムは物珍しげに部屋の内装を見て回っていた。「そんなに和式が珍しいんか？」「はい。こんなにじっくりと見る機会がありませんでしたので」「そんならわしの家の庭園でも見に来るか？」「赤犬大将の御家は和式作りだそうですね」座席に着くなり辺りを見回すスパンダムに声を掛けた本日の見合い相手のサカズキ、通称赤犬。和式の席で座布団なるクッションに正座という座り方をする。正座とは真剣に真面目に向き合う時や、姿勢を正す時、叱られる時の座らされ方だという認識がある。スパンダムはサカズキと会話をしている内に足が痺れて来た。「足が痺れとるのか？無理せんでいいから足を崩しちょれ」そう言われてスパンダムは足を崩した。スパンダムとサカズキの会話は見合い話というよりも次第に仕事の話になり、サカズキの思想がスパンダムにとっては実に好ましいと思い感銘を受けた。悪は可能性から根絶やしにする。スパンダムもそうしてやりたい時があるが、まだそんな事を指示出来る地位に達しておらずもどかしい時がある。あの時、疑惑のあったあいつを捕まえておけば、始末しておけばこうまで被害は出なかったというような事案が⋯⋯
「わしのやり方をやり過ぎじゃと言うもんもおるがのう」と語るサカズキにスパンダムは身を乗り出して「そんな事はありません！悪は根絶やしに、悪の芽は摘んでおく方が良いに決まっています！全ては、人々の平穏な生活を守る為です！！」拳を握って力強く発する。もう、全くもって見合いの席ではない。様子を伺いに来た仲人でもある父親のスパンダイン
「心配は要らん。ちゃんと送り届けちゃる」
サカズキとスパンダムは見合いの席であった和式の部屋を出て、外に出た。外で公に話しても問題の無い程度の内輪の話を語り、スパンダムは今日の見合いに満足して自室に戻った。海軍大将赤犬・サカズキの思想はスパンダムにとっても理想だった。サカズキと一緒になれば海軍と政府の架け橋になり、理想的な世の中が作れるかもしれない。その為には自分も早く出世してサカズキの地位に並ぶ程偉くならなくてはいけないと考えた。海賊が駆逐され、大海賊時代を終えた理想的な未来はこの手の中にあるかもしれないと思うと興奮して中々眠れなかった。

現場仕事に出て、仕事を終え、書類仕事にシフトチェンジする。勤勉に仕事を熟す。いつもなら書類仕事を他所の部屋で済ませて来るスパンダムが自分の与えられた机に齧り付いて熟している姿は物珍しかった。勤勉に仕事に勤しむ姿を見て周りに評価されて出世する事も重要だとスパンダムは考えを改めた。就業時間になったがロブ・ルッチが仕事で部屋を空けている日だったのでスパンダムは自室に戻った。ロブ・ルッチの部屋に入り浸っていた時はあまり使わなかったベッド、布団を洗うのも手間で、新しい物に取り替えた。
ロブ・ルッチのスケジュールが待機だった日に、就業時間に部屋を訪れた。
いつも勝手に住み着いていたスパンダムの姿を久し振りに見た気がしたロブ・ルッチ
「⋯⋯見合いはどうだったんです？」
珍しくロブ・ルッチから聞いてあげた。
「見合い？良かったよ。また海軍大将としたんだけど、凄く気が合うと言うか、わたしの理想的な人だった。あの人と仕事出来たら良いなって思った。その為には偉くならないとね。だからね、勤勉に働く姿を見せないといけないから、此処にはもう就業時間にしか来られない」
此処にはもうこない⋯⋯と言われるのかと思ってロブ・ルッチはドキリとした。違ったので安堵した。


ロブ・ルッチがスパンダムの事を大切な人だと気付いた時に、スパンダムは離れて行きそうになっていた。エニエス・ロビーの建物内で偶々遭遇した時に声を掛ければ「今仕事中だから」と去って行かれた時には冷や汗がどっと流れた。

ロブ・ルッチが誕生日を迎え入籍が可能になった日、戸籍を調べてみたが変わりはなかった。スパンダムが勝手に配偶者になっている事もなければ、自分が婿養子にされている事もなかった。

「近頃は見合いをしないんですね」とスパンダムに尋ねた時に「しないよ。前にお見合いした海軍大将とまだ続いているからね。ルッチには言ってなかったっけ？今回は長続きしてるからパパが喜んでる」寝耳に水な答えが返って来た。「おれにはもう飽きたんですね」「ルッチの事は好きだけど、ルッチは振り向いてくれないし」「おれは」「ずっとルッチの事好きな気持ちを持ったままでも、結婚して家庭と仕事を両立出来る相手だと思う。あの人に吊り合うようにもっと高い役職について一緒に仕事したいと思う。わたしは好きの気持ちよりも世界平和の為の仕事を取る事にしたの」


スパンダムが大怪我を負わされた時、ロブ・ルッチは駆け付けたが、病室には既に赤犬ことサカズキの姿があり「これからはわしが守っちゃるけぇ」と顔を包帯で巻かれたスパンダムに話していた。病室の前の廊下でその言葉を聞いたロブ・ルッチの動悸が激しくなった。


退院したスパンダムは顔に矯正器具をつけていた。ロブ・ルッチの前にもあまり姿を現さなくなった。部屋を訪ねると「何？」と扉を少し開けるだけで顔も見せて貰えなかった。「中に入って話をしたい」「⋯⋯顔、見られたくないから此処で話して」「あなたの為におれが出来る事はおりますか？」「⋯⋯⋯⋯」以前のスパンダムだったら「わたしの事を好きになって、結婚して、ずっとわたしと一緒に居て」と言って来ただろうが、今のスパンダムは「早く出世して長官になりたい」と願った。早く出世して長官になって海軍大将と吊り合う地位に就けば一緒に仕事も出来るし、一緒になる事を受け入れられる

「長官に伝えておきます」
ロブ・ルッチが去ると詰めていた息を吐いた。ルッチとは一緒に居たいけれどこんな顔を見られたくない。ルッチと一緒に居たいけれど、長官になれたら赤犬・サカズキと一緒になる。もうルッチを想ってはいられない
スパンダムはロブ・ルッチから離れる訓練を始めた。念願のCP9司令長官になれた。直ぐに海軍大将赤犬・サカズキに知らせ、籍を入れた。


CP9諜報部員のロブ・ルッチがエニエス・ロビーから外出するCP9司令長官のスパンダムの護衛任務についた。来賓として招かれたのでいつもの仕事着で船に乗り込んだロブ・ルッチとスパンダムも船から降りる時には招待状に明記されていたドレスコードに見合った服装に着替えていた。スパンダムがタラップから落ちたりしないようにロブ・ルッチはエスコートした。いつもは革手袋をつけているスパンダムの素手が触れた。ロブ・ルッチが左手を差し出し、スパンダムが右手を添えた。会場には海軍大将の赤犬ことサカズキも居て、スパンダムはロブ・ルッチの手を離しサカズキの元に行ってしまった。サカズキの左手の薬指に指輪が嵌っているのが見えた。ロブ・ルッチはすかさずスパンダムの左手を確認した。指輪は嵌っていなかった。ロブ・ルッチは安堵した。サカズキとスパンダムが会話しているのを遠目で眺めている。これでも護衛任務の最中だ。サカズキがスパンダムの左手を取るとスパンダムは何かを思い出したように慌ててバッグの中を探っている。取り出した物をサカズキが手に取りスパンダムの左手の薬指に嵌めた。ロブ・ルッチは目の前が真っ暗になった。スパンダムは既にサカズキと結婚していた。


「赤犬と結婚されていたのですね」
帰りの船でロブ・ルッチが尋ねた。
「一緒になるって前から言ってただろ。プロポーズはずっと前から受けていた。わたしが長官になってサカズキさんと地位が吊り合えるようになったら結婚するって決めていたから、だいぶ待って貰ったけどね」
ロブ・ルッチはスパンダムが望むから長官の席につけるよう協力した。スパンダムを赤犬と結び付けてしまったのは少なからず自分の影響もあると考えるとやるせなかった。

「おれは、もうずっと前からあなたの事が好きでした」
「そう。だが、もう遅いんだよ、ルッチ」
「そのようですね」



お、おわりだよ(ᯅ̈ )



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2022年9月21日

人生繰り返してルッチ

ルチスパ



ロブ・ルッチは人生を何度も繰り返していた。
どの人生でもスパンダムがとんでもないドジをして破滅して終わる
スパンダムを失うとまた振り出しに戻る
スパンダムの人生に振り回されている訳ではない
ロブ・ルッチがスパンダムを生かす為に何度も機会を与えられているのだ

最悪な場合はこちらの油断で死なせてしまう事
一番最初の普通に生きた時にはスパンダムの些細なドジにも気を配っていた。
しかし何周目かになると油断が生じて、転んだスパンダムが石造りの椅子で頭を強打して亡くなった事もあった。
エニエス・ロビーの大穴の滝の中に落ちていった事もあった。

今回の人生でのスパンダムは中々丈夫で猟銃で顔を殴られても顔面破損でとどまり矯正器具をつけて生活をしていた。
とんでもないドジをやらかして砲撃の雨に降られても、象に全体重で押し潰されても、背骨を折られても集中治療室に入り復活を遂げた。
守ってやる為に戻ると宣言すれば殺しに行くと勘違いされて刺客を送られる始末
もう自分が上司になってスパンダムを部下にして管理するしかないという考えに至り、今は連れ回している
危ない所には決して連れて行かない
おとなしくしていれば良いものを勝手に敵陣の前に行きまた顎を砕かれて道で倒れていたりした。
安全な任務しか与えなくてもこの始末だ
司令長官をしていた頃はあの建物内部に閉じ込めていられたから良かったものを
今はスパンダムを守ってやれる人は自分しかいないとロブ・ルッチは天を仰ぐ
その天からも粗相をしないように守らなければならないのだが⋯⋯



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2022年9月21日

CP-0総監ロブ・ルッチが子供ルッチにされて記憶も子供時代のものにされた時のCP-0諜報員スパンダムの対応は⋯⋯

【子ルッチ時代のロブ・ルッチだから当時のように相手してあげるおねしょたルチスパ】と、【CP-0総監時代のロブ・ルッチへの恨みで、子供ルッチにツンって冷たくして子供ルッチがショックを受けているおね←しょたルチスパ】の2パターン

子ルチ→スパ


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子ルッチ時代のロブ・ルッチだから当時のように相手してあげる【おねしょたルチスパ】



ロブ・ルッチが諸事情でグアンハオに居た頃ぐらいの子供の姿になってしまった。どうやら思考も当時のものらしい。この当時のロブ・ルッチを詳しく知っているのはスパンダムとジャブラぐらいだ。他は一緒に訓練していたと認識している程度の者たちだった。
子供になったロブ・ルッチは自分の知っている面影のある人物に「⋯⋯スパンダムさんですか？」と尋ねた。
スパンダムは少し考えて「そうだよ」と答えた。
ロブ・ルッチは喜んでスパンダムの元に寄って来た。この当時のロブ・ルッチを手懐けていたのでスパンダムに対する反応は可愛らしいものだった。未来のCP-0総監の姿とは当たり前だが比べ物にならない。このロブ・ルッチの未来の総監の姿はスパンダムにとっては実に憎らしいものだった。愛想も愛嬌も無く憎たらしい存在に変わってしまった。スパンダムはそんなロブ・ルッチを嫌っているが、昔の姿をして、昔の頃の思考で懐いてくるロブ・ルッチを無碍に出来ず、昔と同じように特別扱いするように対応した。勝手にロブ・ルッチの世話係の役目を押し付けられていたが、仕事もそう回ってこないので子守りに精を出した。

「スパンダムさん、大好き。おれが大きくなったらずっと守ってあげますからね」
「そりゃあ、期待してるぜ」

全くもって期待出来ない言葉に返事をした。ロブ・ルッチはスパンダムと手を繋いで満足そうだった。



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CP-0総監時代のロブ・ルッチへの恨みで、子供ルッチにツンって冷たくして子供ルッチがショックを受けている【おね←しょたルチスパ】



ロブ・ルッチが諸事情でグアンハオに居た頃ぐらいの子供の姿になってしまった。どうやら思考も当時のものらしい。この当時のロブ・ルッチを詳しく知っているのはスパンダムとジャブラぐらいだ。他は一緒に訓練していたと認識している程度の者たちだった。
子供になったロブ・ルッチは自分の知っている面影のある人物に「⋯⋯スパンダムさんですか？」と尋ねた。
スパンダムは少し考えて「⋯⋯⋯⋯」無視を決め込んだ。今のCP-0総監には恨み辛みしかないので子供になって、例え昔の思考しか持ち合わせていないロブ・ルッチだとしても、親しくしてやる気にはなれなかった。
スパンダムはロブ・ルッチを無視した。ロブ・ルッチは自分を誰よりも特別扱いして可愛がってくれたスパンダムに無視をされてショックを受けた。
スパンダムの後を追い掛けて手を掴むと「ついてくるな」とその手は振り払われた。
「スパンダムさん」
「おれは、おまえの事が大っ嫌いなんだよ」
いつもはCP-0総監に面と向かって言えない言葉をロブ・ルッチに向かって吐き捨てた。
ロブ・ルッチはまたショックを受けている
「可哀想じゃろう」
CP-0諜報員のカクが口を挟んで来た。
「おれはコイツの事嫌いなんで関わりたくも無いんですよ」
「どうして⋯⋯おれはスパンダムさんに嫌われたのですか？」
問題点を解決しようとロブ・ルッチはスパンダムに尋ねた。
「お前はおれを守ると言いながらも、おれを蔑み、こき使い、あわよくば戦場で死んでこいと思っていやがる。その前におれに殺戮予告もした」
「おれはそんな事しません」
「するんだよ。おまえなんか信用ならねぇ。おまえに目をかけてやったおれが間違っていた。もっと別の奴を育ててれば良かった。おれはなぁ、おまえの事が本当に本気で大嫌いなんだよ」
「⋯⋯⋯⋯」
スパンダムはロブ・ルッチを置いて行った。
「気にせんでいいぞ？スパンダムが先におまえを捨てたんじゃから」
「⋯⋯おれがスパンダムさんから捨てられる筈が無いだろうが。誰だか知らねぇーが、分かった風な口をきくな。スパンダムさんの事はおれが一番分かっている⋯⋯⋯⋯スパンダムさんの父親の次に分かっている」

「⋯⋯スパンダム狂恐いのぉ」



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