〔78〕スパンダム受け【2023年4月20日】2023年4月20日
CP-0時代
この世界での顔のレベルがわからないけれど、スパンダムの顔が他者から見てとても良いものとする
ルチスパ前提スパンダム受
スパンダム♀のつもりはなかったけどスパンダム♀だと思う⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
途中までしか無いよ(´•ᴗ•;ก)
後、おしっこしちゃうシーンがあるよ、スカトロとかじゃ無くてね、必然的か何か流れで⋯⋯
裏雰囲気要素とかでは無いと思う(´•ᴗ•;ก)
スパンダムはCP9司令長官時代にとんでもなくやらかして長官の座から降格された。当時の部下に責任を押し付けて、逃走を余儀無くされた元部下から必ず戻ると連絡を受けて命が狙われていると判断して抹殺命令を出した。
あの時逃亡せずにただ捕まっていれば牢獄送りになっても傷の治療はされたし、CP9諜報部員は他の者では務まらないし、政府への変わらぬ忠誠を誓うなら釈放されてCP9として仕事を継続させる事だって出来たというのに現場から逃走するのがいけないとスパンダムは考えた。お互いにCPの役人として生き残る手だった。それなのにロブ・ルッチたちは重傷の身体で逃走を図った。
更には殺害予告までされてスパンダムは病室に見舞いに来ていた父親に縋り付いた。職務を全う出来ずにCPとしては当然の牢獄行きを逃れ逃亡中のCP9の全員を対象に抹殺命令を下した。スパンダムの父親のスパンダインはCPの最高権力者だったのでCPの諜報部員も海軍の兵も動かせた。皆がロブ・ルッチたちの居場所を探し、見付けると追い回し、やられても追っ手を放ち続けた。スパンダムの元に近付かないように
しかし玉は尽きてしまった。スパンダムの頼みの綱の父親が突然体調を崩し、スパンダムの見舞いの最中だったので幸いにも直ぐに医療処置を受けられて命は取り止めた。然し、CPの最高権力者の地位に居続ける事は出来なくなり、スパンダムは突然後ろ盾を失った。
元CP9諜報部員へ向けた刺客たちも途絶えた。スパンダムは自分の身が危険に晒された状態に脅えて病院のベッドの布団の中で震えていた。身体が動けば直ぐにでも逃げ出していた。節々がボロボロにされて身体中痛くて病院で鎮痛剤を投与して貰っていないと痛みで死にそうだったので何処にも行けない身体だった。
スパンダムは病室でロブ・ルッチたち死神が訪れるのを待つしかなかった。満身創痍で顔も腫れ上がりボロボロにされていたスパンダム。父親のスパンダインが念入りに顔のケアをして薬を塗ってくれたので他よりは治りが早く、酷い腫れはもう引いていた。赤黒かったり茶色だったり青だったりの痣の色がまだ残っているだけだった。いずれは消えて行くだろう
スパンダムの病室に見舞いに来るのは何も父親だけではなかった。父親の部下で、スパンダムの元部下のカリファの父親のラスキーも病室を訪れたりした。スパンダムもその時だけは父親に、ふたりきりにはしないでくれと切に願っていた。実の娘に抹殺命令を下した相手に感情で動かれたら何をされるかわからない。痛々しい顔に触れて少し撫でられただけだったがスパンダムは背中に汗を沢山かいた。体調が優れなくて寝込むとラスキーは直ぐに病室から出て行ったが腹の中ではこの親子の事をどう思っているのかは定かではないのでスパンダムは警戒する事をやめなかった。
父親が体調を崩してからは補佐のラスキーがCP-0を回し新しくCP-0総監が来るまで臨時のCP-0総監を務める事になったらしく、ラスキーはその権力を早速使いCP9諜報部員に出されていた抹殺命令を取り消し、CP9諜報部員に連絡を取りCPに呼び戻しCP-0諜報員として迎え、CP-0総監にロブ・ルッチを推薦してCP-0総監代理の仕事を終えた。
ロブ・ルッチをCP-0総監の座に就かせる事がラスキーなりの意趣返しだったのかもしれない
スパンダムは病室で、包帯でぐるぐる巻きにされた姿でベッドに縛り付けられたままだった。警備としてCPの諜報部員は配備されているがCP9を相手に心許ない人員だった。これでも自ら志願して来た者たちばかりだった。スパンダムは出世欲が強く他の者を省みない冷酷な判断を下し、選択するが、出世の為なら言葉巧みに他人の心に入り込み操り操作するような洗脳的な話術を持っていた。その話術にかかり洗脳の解けていない志願者たちがスパンダムの病室を守っている。スパンダムはそう考えているが、それは半分違った。確かにスパンダムの言葉に心酔してはいるが心酔に至るにはスパンダムの話に耳を貸さなくてはいけない。彼等は言葉巧みに話を聞かされたのでは無く、スパンダムの顔に惹かれお近付きになりたくて話を聞いてやったのだった。スパンダムは出世欲が強く野心家で、他人を蹴落とす事を何とも思わない、立ち回りの上手い、コネが沢山ある、パトロンが沢山居る、強い切り札が有るだけでは無く、実は顔も良かった。本人は気付いていないがその顔にも使い道が沢山あった。顔を褒められてもおべっかや挨拶と受け取っていたスパンダムは自分の顔を評価していなかった。話術で媚を売って懐に入り込めたと思っているがその顔のお陰でもある事にスパンダムは気付いていない
父親から引き継いだコネクションも父親が休職したので大半を失ったと考えている
コネもパトロンもまだ残っているがスパンダムの中では全てロブ・ルッチたちの報復を恐れて離れて行っただろうと考えていた。それなので、大した戦力にもならないCPの一介の諜報部員、スパンダムの身辺警護をする役目を志願して来た諜報部員を傍に置いている
看護師や父親に代わって顔に薬を塗る手付きが妙に心地悪いという思いはしたが、手を動かすのも儘ならず食事も溢しまくるスパンダムにはそれを有り難く受け入れるしか無く、志願者が来てからは食事の世話もされるようになった。
夜分に目を覚まし傍に佇む人影にロブ・ルッチが来たのかと脅えれば、それは志願者の諜報部員で、身体に触れるその手にスパンダムは脅えて目を閉じ続け知らないふりをするしかなかった。
CPに呼び戻され、罠かもしれないが父親から連絡を受けたカリファにどうするかリーダーであるロブ・ルッチが尋ねられ、自分の生きる場所は政府にしかないロブ・ルッチは帰還を選択し、正式にCP-0総監の役職に就任した。
引き継ぎ作業も全て終えた。
後はスパンダムの下に戻り、自分の口からCP-0総監になった事を伝え、スパンダムをCP-0諜報員に、自分の部下に迎える事を伝えるつもりでスパンダムのいる病室に向かった。襲撃犯の対象のリーダーであるロブ・ルッチがCP-0の装いで病室に近付いて来た事に警備をしていた諜報部員は戸惑った。
外で守りを固めていた諜報部員はロブ・ルッチを通した。威圧感に圧されて、もとより到底敵う相手では無いのだから⋯⋯
ロブ・ルッチが病室の扉を力でこじ開け扉を開けると病室の中ではベッドの上で包帯でぐるぐる巻きにされた元上官の姿があった。元上官・スパンダムは扉が開いた事に脅えて顔をそちらに向けたが、ロブ・ルッチの姿を見ると脅えるどころか安堵するような目をした。縛られた手を動かしてロブ・ルッチの方に向かおうとする
包帯でベッドにも固定されているので動けないがロブ・ルッチの訪問を求めていた。ロブ・ルッチはスパンダムの元に歩み寄ると更にスパンダムの顔に近寄った。頰が膨れていた。しかしそれは腫れから来る物ではなかった。ロブ・ルッチは、スパンダムの口の中に詰められた、唾液を沢山吸った詰め物を取り出した。
「ルッチ!おれを守れって言っただろ!!」
スパンダムがロブ・ルッチに理不尽な事を訴えて来る、その様子を観察しチャンスを窺っていたスパンダムの身辺警護の諜報部員はロブ・ルッチの後ろから襲撃してみたものの呆気無く胸を指で突かれて絶命した。それは夜な夜なスパンダムの身体に触れて来た諜報部員だった。
ロブ・ルッチがスパンダムの身体を固定する包帯を解き、その身体を抱き竦めるとその諜報部員の匂いが包帯に染み付いていた。ロブ・ルッチは包帯を引き裂いた。身体は痣だらけ傷だらけだがそういった跡は見られなかった。ひっくり返して全身隈無く確認した。股の間も確認した。スパンダムが穢されてはいない事を確認した。ロブ・ルッチはその諜報部員と同じく脅えの対象に戻ってしまった事に気付かずに裏返し表返し股を開かせして身体中を隈無くチェックしたのだから致し方無い
スパンダムは最後の治療を施されて病室を移された。聖地マリージョアにあるCP向けの病室に寝室を移された。
ロブ・ルッチはスパンダムの事がずっとずっと好きだったので特別扱いした。
『いずれ必ずあなたの下へ皆で一緒に戻ります』も言葉のままの意味だった。元上官なんて付けたのがスパンダムを疑心暗鬼にした。自分を手放した事を後悔して欲しいと、少し懲らしめたい気持ちのあったロブ・ルッチはそんな言い回しをしたが、そのせいで何割かかなり本気で嫌われた事には気付いていない。父親が出した抹殺命令に本気で承諾して、戻って来るなと思われた事には気付いていない
スパンダムはロブ・ルッチに病室を移された。牢獄では無い。道中目隠しをされていた。耳栓はされていない。道中ロブ・ルッチが耳元で色々と囁きたかったからだ。これからは離れません。これからは離さない。ずっと一緒だとか、ずっと囁かれてスパンダムは恐怖でちびりそうになり、尿意を我慢する事に意識を持っていかれて恐怖と不安で精神が破壊されるとまではいかなかった。尿意との戦いでロブ・ルッチの話も頭に入らなくなっていた。
我慢出来なくなって「ルッチ、ルッチ」「此処にいます」手を優しくギュッと包むロブ・ルッチにスパンダムは「お、おしっこしたい」と訴えた。顔を真っ赤にして羞恥でいっぱいの様子だった。
ロブ・ルッチはゆっくりと動くボンドラからスパンダムを抱いて飛び出し月歩で空を駆け自室に向かった。最新機能搭載とかで電動で動く手洗い場、蓋も自動で開き自動で閉まる、座れば便座も暖かかったりする、手を使わずとも水で洗い流してくれる。そんな便座にスパンダムを座らせた。身体中隅々まで見られ、また下を脱がされたスパンダムは何だか尻が暖かく感じる便座に座らされた。
「しても構いませんよ」
「⋯⋯そこで見てるのか?」
「では、済んだら呼んでください」
流石に席を外してやった。振りだけした。スパンダムは手を動かして傍にロブ・ルッチが居ない事を確認すると用を足し始めた。溜まっていた尿意を排出した。出し終わると音がして突然とんでもない場所に水っぽい物を引っ掛けられてスパンダムは悲鳴をあげた。ロブ・ルッチは今駆け付けたような振りをしてウォシュレットの仕組みを簡単に説明した。
「この濡れた股はどうするんだ?乾燥とかついてるのか?」
「流石に拭くのは手動です」
スパンダムの身体を立ち上がらせてウォシュレットで濡れた股を拭かれてスパンダムはまた悲鳴をあげた。これはスパンダムでなくとも悲鳴はあげる案件だった。
「あ、また出そう」
恐怖でまたちびりそうになったスパンダムは便座に座りちょろちょろと用を足した。ロブ・ルッチの目の前で
「あ⋯⋯ルッチの前でしちまった⋯⋯」
スパンダムは顔を真っ赤にした。
「恐怖で怯えた標的が漏らす姿は数多と見て来たので気にしません」
「比べられる相手が嫌だ」
スパンダムはまたちょろちょろと水をかけられてロブ・ルッチに拭かれた。
スパンダムは入院中に看護師に身体を拭いてケアをして貰っていたので耐性はついていた。そうでなければ到底耐えられなかった。
ロブ・ルッチはスパンダムを自分の手元に置く事が出来たが、初っ端からこんな場面を目にするとは想定の範囲外だった。これは介護が必要になった時に登る上級者になってからの階段の予定だった。別に嫌な事では無い。ロブ・ルッチはスパンダムの全てを知り自分のものにしたいのだから
スパンダムを医務室に運び入院させて包帯やギプスが外れていく姿を見守り続けた。仕事の合間合間に訪れてスパンダムの様子と、怪我の経過を見守った。まぁ、見守るだけではなくかなり触れては行くが
身体を拭き、薬を塗り、包帯を巻き直す。時間があえば食事も口に運ぶ役目を買って出た。兎に角世話を焼きに来た。そしてスパンダムが医師のお墨付きで仕事復帰出来るようになるとロブ・ルッチが用意した服を手渡された。今までの黒いイメージとは違い、白で統一され、差し色がちょこちょこある中にスパンダムに用意された服はシャツとベストに色が付き、更には地毛の色も重なってパステルカラーに仕上がっていた。黒いのなんて目元と腹の中だけになった。御丁寧に白色の矯正器具まで用意されていた。お気に入りの像の尻尾のようなバックチャームの付いた靴ではなくなった事が残念だが、あれを自分で踏んでいて歩み出し何度も転倒した事はあった。腰の矯正器具でもあるベルトだけは前と同じものだった。そして象剣のファンクフリードはちゃんと持って来て貰えていたので受け取った。ファンクフリードの装飾品も茶色い物から今のスパンダムの矯正器具とお揃いの白い物を誂えてくれていたのでロブ・ルッチの評価がスパンダムの中でちょっと上がった。
ロブ・ルッチはCP-0諜報員ではなくCP-0総監だと告げられて、スパンダムは自分の出世の邪魔をする者は嫌いなので、評価が下がったロブ・ルッチだった。
然し、上官になったので媚は売った。好きじゃないけど媚びた。にこにこと笑顔を貼り付けた。同僚になってしまった元部下たちにもにこにこと接した。スパンダムが素を見せるのは象剣のファンクフリード相手の時だけになった。
一介の諜報部員にも何かあった時に助けて貰わなければスパンダムは生きていられないのだから今までの不遜な態度は鳴りを潜めた。スパンダムは顔立ちが良いので、スパンダムににこにこと微笑まれると勘違いをしてしまう者も居る
ジャブラにだってその昔「あんた、おれの事が好きなのか?」と聞かれて「え?何が?」と返したものだった。グアンハオに視察に行っていたスパンダムは子供たちを持て囃すような言葉を投げ掛けて来るので定番の初恋泥棒なのであった。そしてCPに入りスパンダムの姿を見つけて駆け寄り声を掛け、誰だ?という反応をされて失恋するのも定番だった。
「悪いな、覚えてないけど、頑張って活躍してたら覚えるかも」とか言って来るのでまた頑張ろうとする者も多く居る
ロブ・ルッチはその枠には入っておらずちゃんと覚えて貰えていたが初恋がスパンダムで、スパンダムにもっと褒めて、認めて貰えるように頑張ろうと思う気持ちはその他のグアンハオ出身者と同じだった。
その中にはいずれはCP9諜報部員になる予定のカクだって居た。
「わしの事なんて覚えてないじゃろう?」
「え?覚えてるけど?こんな顔に特徴のある子あまり居ないし、ルッチの次くらいに優秀な成績だっただろ?覚えてるに決まってる。おれの直属の部下にしたい人員候補者だよ、お前は」
「名前は知っておるのか?」
「カクだろ?あってるよな?」
「あってる」
「だよな」
カクはこれで初恋を継続させた。
ジャブラはスパンダムにおれに惚れているのかと尋ねて振られはしたものの、ロブ・ルッチたちがW7に船大工や秘書や酒場のマスターとして潜入捜査中司法の島に残りCP9の仕事を長官と諜報部員の四人で回し「流石ジャブラだ。今のCPを支えているのはお前だ」と褒められてまた惚れた。
「必ず守ってくれるから頼りにしてるぞ」といつも先ず最初に自分を呼ぶスパンダムに「あ、良いって事よ、長官」とクマドリも想いを寄せている方であった。
フクロウに至ってはお口のチャックがガバガバなので何度か「ルッチとカクとジャブラとブルーノとクマドリは長官の事が好きなのだ。勿論おれも⋯⋯また言ってしまったのだ」などと言うのでスパンダムは冗談の一種として受け流した。
ブルーノはスパンダムが島の外に出る際には必ず付き添い、襲撃があれば能力を使い誰もが追って来られない四次元へとスパンダムを避難させる事が出来、性格もまともなのでスパンダムからは全幅の信頼を寄せられている
ブルーノも好いた者から信頼される事は嬉しいものだった。
此処までしかないよ(´•ᴗ•;ก)
この後どうなるのかなぁ。と途中までしか無いの読んで思いました⋯⋯⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
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